Magrunner: Dark Pulse クトゥルフ神話の近未来SFパズルアクション(PORTAL風) STEAMゲーム紹介&レビュー

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クトゥルフ神話の近未来パズルアクション『Magrunner: Dark Pulse』。
一見するとSTEAM名作『Portal ポータル』に似ていますが、結構別物。
今回はレビューを兼ねてゲーム内容をご紹介します。

📺 Magrunner: Dark Pulseの概要紹介
通常 980円、 フルコントローラー対応、 日本語対応 ※PVのGOG版は日本語表記なし

2048年、世界中の人々・会社・政府がLifeNETネットワークによって繋がった世界。
宇宙新エネルギー確保のための訓練プロジェクト選抜7人に運よく選ばれた主人公。
3か月間、沢山のパズルと格闘しながら訓練していく事になる……はずだった。

この3行を読んだだけで、クトゥルフ神話技能を持つ者なら、どんな話か想像がつくだろう。
「クトゥルフと科学が出会ったら?」というテーマの物語で、FPS視点のパズルアクション。
PVのディープ・ワン(深きもの)をはじめ、複数のクリーチャーが描かれる。


🎮 40ステージにも及ぶ磁力パズル
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Portal前半のように大部屋(ステージ)ごとにパズルを解いていくスタイル。
前半は狭めだが、中盤からステージはどんどん広くなり、カオス空間になっていく。
Youtubeプレイ動画に3回ほど頼ったが、私の場合クリアまで10時間強だった。

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磁力の吸着&反発を与えて、足場やブロックを利用しながらゴールへ向かう。
アスレチックな雰囲気だが、Portalほどアクション性は高くなく、ほぼ頭で解決できる。
パズル 8 : アクション 2 といった所。 操作テクニックが必要な場面はほぼない。
うまく行かない場合は、大抵が正攻法でなかったりする。

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難易度は実はそこまで難しくない。よく観察すれば意外と進める。
広くて気付きにくかったり、分かりづらいギミックもあり、見当違いの試行錯誤で悩んだ事も。
右画像は磁力ブロック等でしか押せないボタン (最初何なのか全く分からず苦労した)


 マグランナーの良い点
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クトゥルフらしい不気味さが漂うが、怖すぎない点
何度かゾッとして鳥肌が立ったが、ホラーが苦手な私でも問題なく遊べた。
そもそもホラーゲームではない。強者ホラーゲーマーは全く怖くないだろう。
とりあえず、リアルでこんな紋様が描かれた部屋には絶対入りたくない。

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センスが良く、綺麗なグラフィック
近未来的な雰囲気から、カオス度を増していく雰囲気まで絵になる光景が多い。
グラフィックの割に挙動が軽いので低スペックPCにも優しい。
パズルも一部分かりにくさはあるが、よく考えられていて楽しい。


💥 マグランナーの残念な点
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薄~く、小分けされた、ストーリー演出
フルボイスで迫真演技だが、人物イベントはほぼホログラム通信(少し動く立ち絵)
しかも普通なら連続でやりとりする内容を、各ステージに小分けして挿入した印象。
緊迫感が途切れて感情移入し辛い。 淡々とパズルを解いて淡々と進む感じ。

1面「一体何が起こっているんだ!?」「お前が知る必要はない…ザッ…」「お…おい!」
2面「答えろ!俺は選ばれたんだぞ!」「まずは試練を越える事だ…ザッ…」「待て!くそ!」
実際はもう少し長く、中身もあるが、こういう風に細切れ感がある(セリフは別物)

中盤は似た雰囲気がずっと続いてダレやすい
パズル自体は楽しいが、似た印象が続き、作業感も出てきて次第にダレてくる。
盛り上がるイベントでもあれば、まだ気分的に違っただろう。

まさかの詰みオートセーブができる事がある(戻し作業は簡単)
中盤から攻撃されるステージがいくつか出てくるが、自動セーブが頻繁すぎる場所があり
死亡後リロードすると即死亡という恐怖の無限デスループに遭遇。 さすがにびっくりした。
各ステージ最初からプレイできるので、大して問題はなかったが…(戻し作業は1分程だった)


📝 Magrunner: Dark Pulseのレビューまとめ
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クトゥルフ神話 × SF近未来という魅力的テーマ、雰囲気あるグラフィック
途中から登場する可愛いマスコット、磁力パズルという面白いアイデア。
各素材はいいのに、低予算の関係か及第点止まりの佳作に終わった印象だ。

小出しにするあまり盛り上がらない薄いシナリオ、多すぎる似たようなステージ、
説明不足すぎるラストギミックなど、煮詰めきれないまま完成させた感がある。

パズル自体は面白く、盛り上がるシーンもあり、クトゥルフ世界観も悪くない。
価格も安めでセール最安値245円。ストーリーを期待しなければ楽しめると思う。


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 JJ voice

普段クリアまでプレイするゲームは、エンディングのスタッフロールが始まると
「ああ、面白かった~」 と多少不満があっても何だかんだ満足するのだが、
「えっと… 面白いっちゃ面白いけど…」という微妙な心境で、レビュー内容も悩んだ。
プレイ前に期待しすぎたのが問題だったかな。

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