[名作考察] AudioSurfの真の力 -ただのリズムゲームではなかった-

AudioSurfという名作ゲームをご存じだろうか?

PC内の好きな音楽ファイルを読み込み、
曲に合わせて自動生成された美しいコースを、
能力の異なるマシンを選んでレースのように走りながら、
リズミカルに色を揃えてスコアを稼いでいくゲームです。


反射神経と頭を使い、テンションが上がる。
好きな曲を聴きながらのんびり遊んでもいいし、
全世界で曲ごとにハイスコアを競う事もできます。

パズル要素のあるリズムゲーム、だと思っていました。
ある事実に気付くまでは……



恥ずかしげもなく、あえて言おう…



AudioSurfとは〝逆タイムリープマシン”だ!

心配しなくていい。
ゲームには携帯電話も電子レンジも必要ない。

言い換えるなら、
〝過去の精神を、現在の精神にシンクロさせる”ゲームなのだ。

リズムに乗って色を揃えるシンプル作業と、
幻想的な心地よい画面効果が相まって、
脳は集中しながらもリラックスした状態、
情報を素直に受け入れやすい状態になる。

そう…マインドトリップ効果が隠されていたのだ…

audiosurf


さて、ちょっと思い出してみてくれ。
昔とても好きだったが、いつしか聴かなくなった曲があると思う。
このゲームで遊ぶ時、試しに再生してみてほしい。

〝音楽に乗っている” と同時に
〝記憶のタイムラインを遡っている” 感覚を覚えるはずだ。

audiosurf

無心になってプレイする内に、
その曲を聴いていた当時の自分とシンクロしはじめる。
楽しかった想い出… 一生懸命だった気持ち…
離れ離れになった親友… 好きだった人……
忘れ去られていた数々の記憶が鮮明に蘇る。


そして心地よい余韻のなか曲が終わると、
心がリブートされている事に気付くだろう。


もちろん最新の曲や、流行りの曲を、
マシン特性を研究して攻略するのは楽しい。

ただ、疲れた時、やる気が起きない時、
ぜひ昔好きだった曲に乗ってみてほしい。
若気の至りの根拠ない自信さえ蘇るはずだ。

「沢山の想いや試練が…俺に宿っているんだ」
「問題ない… 楽勝だ!」
「フゥーッハッハッハッハッ!」 とね。

この記事もそんなノリで書いている。
来月には恥ずかしくて削除したくなっているに違いない。





 最後に一言 
本当はバトルフィールドをやる前のエンジン掛けのつもりで始めたら、2時間近くプレイしてしまった(笑)
だが、それで良かったのかもしれない。
とてもリフレッシュできたのだから。


AudioSurf audiosurf
どんな曲でも生成されます。MP3でもWMAでも。
右は大好きなオレペコ orange pekoeのデビュー曲。
左は分かる人いるかな?懐かしいね、電車男。

デモ版もあるので、興味を持った方はぜひ。おすすめ☆
低スペックPCでも、裏で作業できるほど軽いゲームです。

起動しない場合(上部のOK押しても進まない場合)
Shift+Tabキーを押すと起動します。反応がない場合、
steamの「設定」→「ゲーム中」→「Steamオーバーレイを有効にする」をチェックして、リトライ。

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