『CALL of CTHULHU〝クトゥルフの呼び声”』
2018年10月に同名ゲームが満を持して発売されました。
制作はStyxやGame of Thronesを手掛けたCyanide Studio。
記事中盤から、原作や発売済クトゥルフ神話ゲームもご紹介しています。
🎥 | CALL of CTHULHU ※ゲーム紹介 |
定価 3680円 ほぼ好評 開発 Cyanide Studio 日本語対応 必要スペック高め
邦題『クトゥルフの呼び声』一人称視点の探索アドベンチャー
1924年米国、恐ろしい悪夢に悩まされている私立探偵の主人公。
事件調査のため、霧に覆われた島ダークウォーターを訪れるが
不可解かつ狂気を帯びた状況に巻き込まれていくのだった…
会話や調査などの情報収集、アドベンチャー色が強め。
物語が興味深く、展開が気になって中々止められなかった。
「目星」「話術」ほかスキル割振りもあり、習熟に応じて
会話選択肢が増えたり、各行動の成功率が上がったりする。
気になった点としては、中盤辺りからのステルス要素。
捕まればGAME OVER チェックポイント再開のため
アイテム入手前などに戻されたりすることがある。
また、画面ぐらぐら不安演出も少々酔いやすい。
📖 | クトゥルフ原作を簡単に紹介 |
最近だとTRPGで有名。リプレイや実況も沢山あるが、
原作はクトゥルフ神話の代表作家H.P.ラヴクラフトの短編ホラー小説。
SF怪奇小説専門誌 Weird Tales 1928年2月号に掲載された。
〝恐怖が世に這い出した瞬間”である…
The Call of Cthulhu〝クトゥルフの呼び声” wikipediaより引用
不審な死を遂げた叔父…
残された謎の遺品…
手掛かりを求めて世界へ旅立つ。
ラヴクラフトは他にもクトゥルフ世界観の短編小説を書いていて
『インスマウスの影』 『 宇宙からの色』ほか有名作が多数ある。
原版は超絶レアだが、新版や日本語版はamazonで簡単に手に入る。
以下いずれも『クトゥルフの呼び声』と有名作が複数収録されたもの。
英語の原作。資料やコレクション用途にはいいかもしれない。Kindle版あり。
日本語版。1976年発行、古い翻訳のため少々読みづらいかもしれない。
ラノベ風に大胆アレンジされたものまで去年登場!
コアなファンは賛否ありそうだが、気軽に読める点は大きい。
🎮 | ほかのクトゥルフSTEAMゲームを紹介 |
定価550円、 賛否両論、配信:Bethesda Softworks、日本語化MOD
クトゥルフ題材のFPSホラーアドベンチャー。
TRPG要素を踏襲してSAN値管理も大事になる。
ヤバくなると、鼓動が高鳴り、声が震え、狂気が支配し始める。
だが心配ない。このゲームには伝説の武器バールがあるのだ!
定価498円、賛否両論、配信:Red Wasp Design Ltd、日本語なし
ターン制ストラテジー
第一次世界大戦火のヨーロッパを舞台に謎のカルト教団が暗躍。
調査官となり、ゾンビ兵士や異形の怪物と戦う物語。
ステージクリア型。SAN値要素もある。元はアプリからのPC移植。
定価298円、非常に好評、配信:Zeboyd Games、日本語なし
コメディ2DドットRPG。
邪神クトゥルフが、まさかの勇者として世界を救うべく大冒険!
戦闘はターン制ランダムエンカウント、全体的にSFCドラクエ風。
さらに、まるでFCドラクエな『Breath of Death VII』もついてくる。
追記:新たなるクトゥルフ & ラヴクラフト系作品リスト
Lovecraft's Untold Stories 1320円、見下ろし視点アクション
Cultist Simulator 2050円、カルト教団運営カードゲーム
The Dark Stone from Mebara 798円、海外ツクール製RPG 紹介記事
Achtung! Cthulhu Tactics 2570円、ターン制ストラテジー
The Sinking City 4980円、オープンワールドADV DRMフリー版(Gameplanet)
※権利抗争によってSteamストアから撤去されてしまった不遇の作品。
他にもクトゥルフ神話を扱うゲームは少しずつ増加中。
ラヴクラフト影響作品であれば、かなり視野が広がる。
🎮 | クトゥルフ系ゲームレビュー&紹介記事 ※適宜更新中 |
☕ | JJ VOICE |
本記事も余裕のある時に書き足しています。 |
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