ふしぎなブロビー〝A Boy and His Blob” 少年とかわいい宇宙生物の七変化パズルアクション [良作レビュー/PC STEAM版]

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A Boy and His Blob〝ふしぎなブロビー” STEAM

ファミコンで1990年にジャレコから発売された原作を、
手書き調のCGや今風のゲームデザインでフルリメイク。
グラフィック、ステージ、システム全て大幅刷新されている。
STEAM(PC版)のほか、PS4/Vita/Xbox/Wiiでも海外発売中。

📺 ゲーム紹介
A Boy and His Blob〝ふしぎなブロビー”

こちらのバンドルで3.49ドル(期間限定)
STEAMストア 980円 STEAM総合レビューほぼ好評
日本語はないが、言葉ではなく絵や演出で説明してくれるので問題ない。
雰囲気の良いパズルアクションの良作。ボリュームも結構ある。

STORY 〝物語”

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森のツリーハウスで一人過ごす孤独な少年。ある夜、隕石が裏山に飛来する。
慌てて見に行くと、謎の白い生命体〝ブロビー”が飛び出してきた!
驚きも束の間、すぐに仲良しになる二人だった。

ブロビーはキャンディが大好き。
少年がキャンディを与えると、なんと色々な物に変身するのだ!
この不思議な力を使って、森を冒険しながら友情を深めていく。

時を同じくして危険な黒生物も現れる。そう…ブロビーが地球に来た真の目的は
悪の皇帝から故郷ブロバニア星を救うため、戦ってくれる仲間を探すことだったのだ……

🎮 変形を駆使して進むパズルが面白い
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ブロビーは、与えるキャンディの色ごとに異なる変形をする。
落とし穴やトランポリン、パラシュートやロボットほか多数、
この変形を駆使して色んな場所を冒険していくのだ。

ステージ毎に決まった色しか使えないため、パズル要素が強い。
謎解きの難易度はノーマル~ハードで少し考えれば分かる感じ。
後半やボス戦はアクション要素も強くなり難しめになる。

🎮 ボリュームたっぷりで結構長く遊べる
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4つのワールドにそれぞれ10ステージ位あり、さらに
各ステージの宝箱3つを集めるとシークレットステージが出現。
私はまだ全部探し切れていないが、20ステージ以上はある。

序盤は短く簡単だが、次第に広く難しくなっていく。
頭を使うゲームなので一気にやろうとすると疲れます。
オートセーブで、軽く10時間以上遊べるゲームなので
日を分けて少しずつ遊ぶことを、おすすめします。

 攻略のヒント
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ボスとシークレット面を除き、普段のステージはクリアだけなら難しくはない。
激ムズに感じる場合、大抵が正攻法ではない事が多い。
以下、ブロビー形体の特に迷いやすい点を解説。

風船型
単に高い所へ呼びよせるためだけの形態。
ハイジャンプした先の高台から、下のブロブへ投げて使う。
一見すると風船をつかんで飛べそうな雰囲気が紛らわしいね。

パラシュート型
ジャンプ中にジャンプボタンで、開いたり閉じたりできる。
これで落下スピードを調整して敵を回避できる。必須テクニック。

ロケット型
飛行中にジャンプボタンで加速できる。
敵の回避や、向かい風を突っ切る時に使える。必須テクニック。

いざとなれば、Youtubeにプレイ動画も沢山あり、詰んでも安心です。

💠 レビューまとめ
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最初の森ワールドは簡単すぎて微妙だったが、
次のワールドから次第に手応えがでてきて面白くなった。

手書き調グラフィックと優しい音楽の雰囲気がとても良く
原作よりかなり可愛くなったブロビーにも愛着が沸く。
シークレット面クリア報酬のコンセプトアートもGOOD。

丁寧に作られていて良く出来ている良作ゲーム。


 JJ voice

ちなみにプレイしていると、間違って変身させておきながら
「Harry(早く)」 とボソッとつぶやいて変身解除させたり、
連続で数形態に変身を切り替えさえたり、散々こき使う事になる。

こんな少年(自分)に文句一つ言わずなついてくるブロビー。
なんて健気でかわいい生き物なんだと思うことだろう。
それに比べて……少年(自分)が自己中すぎて笑える。

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