『Runespell: Overture』北欧神話RPG風ポーカーバトルゲームを紹介&簡易レビュー [STEAM]

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Runespell: Overture 〝北欧神話RPG風ポーカー”

ようこそ、STEAMマイナーゲーム発掘アリーナへ!
今宵ディーラーJJがご用意致しましたのはこちら、
トランプのポーカーに生死を賭ける異色ゲームでございます。

挑戦者(主人公)は怪しいフード男……さあ勝利の女神は微笑むのか!?
では簡単にレビューを交えながらゲーム内容をご紹介して参りましょう。


📺 まずは基本情報でございます
Runespell: Overture〝ルーンスペル:オーバーチュア”

STEAMストア980円、 ほぼ好評、日本語なし

北欧神話をベースにした中世ファンタジーRPG風ポーカーバトルゲーム。
すごろく状のワールドマップで、RPGのようにストーリーやクエストを進めていく。
所々でイベントが起こるが、戦闘は基本的にシンボルエンカウントなので安心。

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村人や仲間だけでなく敵との会話選択肢もあるなど、ロールプレイも楽しめる。
ただし英語フォントが読みにくい上に、文字が小さいのが難点だ。
ちなみに日本語はないが、ルールを把握すれば問題なく遊べる。
店では売買もできるが、お金が溜まりにくいゲームなのでご注意を。


 戦闘はポーカーで攻撃を行います
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RPGらしく敵味方ともHPがあり、攻撃時にはアニメーションする。
基本3回行動のターン制バトルで、ポーカーで役を揃えて攻撃する。
例えば、2ペアなら8ダメージ、4カードなら18と大役ほど火力が高い。

敵味方問わず、場にあるカードを使えるので役はどんどん出来る。
カード操作、攻撃、スキル使用、など3回行動すると攻守交代。
敵の手札も見えているので、駆け引きが熱い。

もちろん最強技は「ロイヤルストレートフラッシュ!」
フルハウスの倍以上の50ダメージという圧倒的火力を誇る。


 お仲間やスキルも多数用意されております
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攻撃や被ダメ時に溜まるRPを使って、攻撃や能力UPなどスキルを使える。
装備だけで効果があるパッシブスキルもあり、店でスキルを売買できる。

仲間が増えた場合も、スキルとして呼び出すシステムになっている。
また敵も倒すと配下になり仲間同様に呼び出すことができる。
とは言え、代わりに戦ってくれたり盾になってくれたりする訳ではなく、
攻撃や能力UPなどスキルの一種といった感じだ。


 ちょっとした攻略のヒントを差し上げましょう
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ちまちま弱攻撃して行動回数を消費するより、大役を狙った方がいい。
ストレートやフラッシュより、強くて揃えやすいフルハウスがおすすめ。
同じ数字を揃えるだけなので4カードや5カードも狙えるのが良点。

また、攻撃すると敵のRPも溜まってしまうので、敵の役作りを妨害しつつ
自分は役ができても溜めておいて、一気に連続攻撃して沈めた方がいい。
できればロイヤルストレートフラッシュを狙いたいところだが、さすがに難しい。


 さあ、いよいよクロージングタイムです!
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バトルが熱くて面白いが、一戦一戦かなり時間がかかるのが難点。
またカードの引きなど運要素も強く、敵がHPも攻撃力も高いので
ザコ戦でさえ結構時間がかかった挙句負けることもあるのがキツい。
勝てる確立を上げていくバトルゲームといった感覚だ。

好みの分かれるシステムなので誰にでもオススメとはいかないが
トランプのポーカーと洋RPGの雰囲気が好きなら楽しめると思う。
定価だと少し悩むものの、セールなら買って損はない。


🍸 JJ Bar

今宵の余興は、いかがでしたでしょうか?
ポーカーという事で、ライアーゲーム的なノリで書いてみました。
寒いし全然違う? HAHAHA…お客様も冗談がお上手で。

それはそうと、気分転換に20~30分だけ遊ぶつもりが、
つい1時間以上経っていたりするのがカードゲームの恐ろしさ。
シンプルで気軽に遊べる分、ハマりやすいんですよね。
皆様もハマりすぎないよう、くれぐれもご注意を。

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