
60秒脱出後の宇宙漂流サバイバル・アドベンチャー『60 Parsecs!』
先々週アップデートで日本語実装、試しに遊んでみると
中々楽しめましたので、レビューを交えてご紹介します。
✨ | 60 Parsecs! Review |
非常に好評 定価 980円 開発 Robot Gentleman 日本語対応
宇宙漂流 & 惑星サバイバル・アドベンチャーとなった2作目。
有名な前作『60 Seconds!』は60秒以内に核シェルターに避難してからを描く、
地上はどうなっているのか!?ミステリー部分もあった作品ですが、舞台一転。
爆発する宇宙ステーション脱出後を描くSF漂流物語に。ギャグ風味は共通です。
マルチルート & マルチエンディングの「ボイジャー」モード。
固定条件の短編シナリオが複数「ミッション」モードが遊べます。
以下、ゲームの流れに沿ってご紹介。
✨ | 60 Parsecs! 序盤フェーズ「脱出」 |
キャラ 6人から主人公 & 乗組員を選べる。
技能異なるキャラクター6人から、主人公となる船長を選択。
ほかのキャラは乗組員として連れ出せ、最大4人パーティーに。
頭脳明晰だがビビり、怪力だがほかはダメダメなど
それぞれ特徴があって、ゲーム中にも成長していきます。
不屈の精神など固有特徴、キャラ固有エンディングまでありリプレイ性が高い。
爆発まで60秒! 物資を選んで脱出せよ!
ステーション爆発までに ランダム配置された物資 & 乗組員を探し
急いで脱出ポッドに放り込んでいきます。流れは前作同様のシステム。
選んだ物資によって、前半難易度がかなり変わる重要な60秒。
初見時は散々だったりしますが、ゲームオーバー後の2度目など
コツが分かるにつれて楽しくなる準備段階です。
✨ | 60 Parsecs! 前半フェーズ「宇宙漂流」 |
少ない物資で耐えしのぎ… 新天地への着陸を目指すのだ!
食料となる缶詰スープ、大抵のものは直せる超万能ダクトテープ、
マスク、銃や防具、お馴染みのくさそうな靴下ほか物資は少数精鋭。
貴重な材料をやり繰りしてクラフト。 ただし… 何が役立つかはイベント次第…
1日=1イベント… 選択を毎日迫られる! 文章を楽しむADV
「宇宙船内に侵入者が転移! 何を使う?」 アイテム選択
「修理が必要だ… どういう風に対処する?」 腕力か頭脳かなど技能選択
翌日結果が分かり、成功して成長してたり、大怪我してたり毎日ドキドキ。
ストーリーイベント、キャラ固有イベントほか、ランダムイベントが沢山。
初見では正解は分からず、物資や能力によってはロクな選択肢がない時も。
2周目 3周目とプレイするほど把握して、対策したり攻略プレイになっていく。
✨ | 60 Parsecs! 後半フェーズ「惑星探索」 |
物語の異なる惑星にランダム到着… さあ探索だ!
果たして安全なのか? ここは新天地となり得る星なのか?
「むむッ 謎の信号が」 「危険そうな廃墟!? 気になるな…」
船では1日1イベントも乗り切りながら、探っていくワクワク感。
探索地点はいくつもあり、クルーを派遣(船長は出られない)
外には危険もあるため、どんな物資を持たせるかも重要に。
外には危険もあるため、どんな物資を持たせるかも重要に。
帰って来れなかった時は、もっと警戒すべきだったと後悔。
✨ | 60 Parsecs! 気になるかもしれない点 |
状況によっては詰む。仲間大事に、物資大事に。
ストーリー進行条件として、探索や特定アイテムが必要な事もあり。
仲間が全員死ぬと探索できないため、物資入手チャンスも激減します。
仲間が全員死ぬと探索できないため、物資入手チャンスも激減します。
船長1人のクリア手段はあるかもしれませんが、まだ見つけていません。
そのほかの点
・オートセーブのみ。
・ランダムイベントで選択肢からしか選択できないため、運も絡む。
・あくまで文章を楽しむゲーム。サバイバルだけに絞ると運ゲー感覚。
・海外ユーモア溢れる文章のため、日本語でも分かりづらい表現が一部あり。
・実績コンプするには最低6周以上のクリアが必須。隠し実績がないのは救い。
✨ | 60 Parsecs! 最後にレビューまとめ |
選択肢や舞台が広がり、リプレイ性が高くなった2作目
キャラが増えた事により、パーティー編成の自由度が増したほか
SF世界観になった事で、イベントの破天荒度もアップしました。
SF世界観になった事で、イベントの破天荒度もアップしました。
惑星ごとに異なるストーリーや探索エリア、キャラ固有イベントなど
1プレイでは見きれないため、リプレイ性がぐっと増した印象でした。
1周クリアまで1~2時間ほど。読むスピードによっても変わります。
現在3周クリア、ゲームオーバー含めて6~7周遊んでいますが
まだ新しいランダムイベントが出てきたりします。
どこかで観たようなSFイベントがあったり、映画ネタが登場したり
テキスト文章が楽しい。 結構な文章量だけに日本語実装は有り難い。
靴下ネタなど、旧作お馴染みモチーフも健在でした。
テキスト文章が楽しい。 結構な文章量だけに日本語実装は有り難い。
靴下ネタなど、旧作お馴染みモチーフも健在でした。
ゲームとしては初見ワクワク、再挑戦攻略で別の面白さ。
初見のうちは、文章をじっくり読んで楽しみ、少ない物資の緊張感にドキドキ。
慣れてくると、既知イベントは難なく突破、事前に準備して運対策する攻略感覚。
5~6回目のプレイ後半では、全物資を完備。キャラ成長も万能に近く
もう脱出ポッドに住んでもいいんじゃないかな?という状況でした(笑)
☕ | JJ VOICE! |
友達や忠実、反抗的など、仲間の関係要素もありますが、 敬礼してくれた忠実なクルーを危険地帯に派遣したまま イベントが進んで置き去りクリアしてしまった時はショックでした。そっと敬礼。 また微笑ましい仲間イベントがあったり、感情移入していた時も。 危機を一緒に越えてきた仲間達との想い出ができていくような ロールプレイ感も少々。そう…心は彼らと共に異星にあるのだ。 |
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