アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
2023年8月25日よりSteam PC版、PSやXbox版が発売開始したシリーズ最新作。
PVPモード解禁されるチャプター3段階で、レビューを兼ねてゲーム特徴をご紹介。
前印象と違った部分もあり、主な特徴でピックアップしています。
AC6 目次 |
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定価8690円 日本語対応 開発FromSoftware Inc. 配信Bandai Namco Entertainment
未知の新物質を巡って争う惑星ルビコンに潜入、
傭兵として戦いに身を投じていくTPSアクション。
人型兵器AC「アーマードコア」のパイロットとして送り込まれた主人公。
謎の男ウォルターの指示を受け、身分を偽り傭兵として名を上げていくが……
主人公は何者なのか? 一体何のために戦うのか? 男の目的は何なのか?
そして接触してくる謎の協力者… 全体的に謎多き物語。
さほど上手くはない普通プレイヤーの私の場合、現在20時間ほどで3章途中。
(計25回以上ボス戦で死亡。PVPや機体カスタムなどでも数時間ほど)
✨ | ARMORED CORE VI 主なゲーム特徴ピックアップ▲目次へ |
特徴① マップは「ミッション出撃型」、探索要素などは少なめ。
ミッション目標達成すれば自動帰還するステージクリア型。
数分で終わる短いものから、20分以上かかるボス戦イベントのある任務まで、
内容によって、狭い建物からコンパクトな市街地ほかロケーション様々あり。
戦闘や任務がメイン。一般的アクションに比べると探索要素は相当少なめ、
むしろ弾切れや消耗すると報酬減少。 寄り道よりもサクサク進める作風。
奥まった場所などにコンテナ宝箱がたまに隠されていたり(お金など)
討伐要素として小ボスやはぐれ強ザコが、一部ミッションにいる事も。
なお、過去ミッションは何度もプレイでき、取り逃しても回収可能。
特徴② 自由度の高い「機体&武器編成」、どんどん新商品追加。 |
武器は4スロットあり、機体は頭・手・胴体・足ほか、発電や内部装置までカスタム可。
すべて性能・重量・安定・エネルギー使用率ほか異なり、バランスが悩ましくも面白い。
販売金額=売却金額のため、何度でも買い替え自由!
ブレードほか近接、ショットガンや範囲ナパーム、プラズマほか遠距離も多彩。
練習場があり、新商品がくるたび試したくなる。準備だけで時間が溶けていく。
memo 部位ごとの色や模様パターンほか、外見カスタムもでき、沢山保存できてGOOD ただ、武器&機体構成すべて丸ごと保存のため、装飾だけロードする機能も欲しい。 |
特徴③ 道中は「機動力の高さを活かして」ガンガン大暴れできて楽しい! |
ブーストだけで3種類もあり使い分け。
高速回避なクイックブースト(超重要)、小加速なブースト(消費なし)
上空にも飛べるジェット噴射 & 高速突撃なアサルトブースト(重要)
横だろうと後ろだろうと、ブースト走行しながら射撃可能!
ジャンプ&ホバリング機体も駆使して縦横無尽に立ち回る。
TPSシューターと言うより、自動ロックオンで戦うアクションSTG。
敵の方向に攻撃するだけでオートロック、追尾性能ある武器も多い。
エイム方向に合わせて、自動的にターゲットが切り替わってくれる。
「手動エイムにする」強化もあるが、それでもある程度はオート。
武器のクールダウンやリロードなど、一般的TPSと比べると相当長め。
例えばブレードは1~2回降ったら数秒使用不可、ロケラン1発撃ったら数秒など
単発系はクールタイム制スキルに近い。 連射武器は普通ながらリロードは長め。
特徴④ ボスは『ダークソウル』を思い出すフロムゲーらしい高難易度! |
各ミッションの小~中ボスは、一般アクション辺りの強さながら
節目ごとの大ボスは、超硬く凶悪攻撃で追い込んでくる激ムズ系。
難易度選択なし。レベル成長なし。
買える装備 & 上限ある微強化だけで頑張るしかない。
何度も死にながら、ボスのパターンを覚えて、武器&機体編成を考えて
プレイスキルを磨き、試行錯誤しながら攻略するストイックなゲーム性。
『SEKIRO』体幹ゲージのような、ACSゲージ(姿勢制御システム)も特徴。
被ダメによる衝撃で溜まっていき、MAXになると2~3秒ほど行動不能に!
「スタッガー状態」になり被ダメージ増大する。敵を崩せれば攻撃チャンス。
武器ごとに衝撃度が異なり、機体パーツごとに安定性能が異なる。
爆発武器のほうが衝撃高めだったり、このバランスも考えて編成。
ある程度、強い構成は固まってくる。
ヤバい攻撃がくる時には「警告SE」と「赤い方向表示」。
ACSゲージもあるため、機体の回避性能も重要になってくる。
ジャストガードなシールド装備や、1~2回だけ使えるバリアもあり(強化要素)
強攻撃をギリギリ回避! 強武器やチャージ攻撃などチャンスを狙って叩き込む!
この辺りはメカものと言うより、近接戦闘アクションに近いような駆け引き感覚。
ただ本作の場合、空も利用できるため全方位360度フル活用。
✨ | ARMORED CORE VI 気になりそうな点▲目次へ |
アクション苦手だと、ボス戦で諦めたくなる可能性あり。
最初のボスから難しく心を折りに来る。ここが返金判断の分岐点。
一章の大ボスは、武器充実してくる頃にも関わらずさらに難しいのだ。
ただし、二章のボスはそこまでではなかったり(武器&機体による)
プレイスキルの上達や慣れ、増えていく武器&機体での対策も大きい。
それでも毎ボスで数回死ぬくらいハラハラする。
そのほかの点。
・近付かないと見えない壁があり、マップ範囲が分かりづらい。戦闘中ぶつかる事も。
・GAME OVERリスタートがやや長め。
・弾のマガジン装填数は少なめ。補給がボス前にしかなく弾切れする時も。
撃ちまくれるフルオート連射武器も少なめ。
・武器のリロードなど、一般的TPSと比べると長め。
近接や強武器はクールタイム・スキルのような間隔。
・ゲームパッド向けに、使うボタン少なめ。
マウス&キーボードだと、同時押しが操作しづらい。
「R+各攻撃ボタン」でリロード、ほかバリア発動など慣れが必要。
動作について。
今時の大作ゲームでは軽め。そのぶんグラフィックは1世代前感だが迫力あり。
Core i7-8700、RTX2070、メモリ32GB、1080p、HDDインストールでも、
読み込み遅延ほぼなく、最高画質で60FPS安定している場面が多い。
(演出激しいボス戦で30~50FPSまで落ちた時もあり)
なお、20時間中に4回ほどCTD遭遇(ゲームが突然落ちる)。
ボス戦イベントのロード時に2回、PVPマッチ開始時に2回。
それ以外には致命的な不具合には遭遇していない。
✨ | Armored Core VI Fires Of Rubicon 前半段階レビュー▲目次へ |
道中は、ガンガン突撃していく破壊感 & ステージ演出を楽しみ
ボス戦は、機体編成や対策を考える攻略感を愉しむ。※一部は激ムズ。
飛び交う弾丸! ブーストで高速回避! 一気に突撃して斬撃!
たまに強ザコや、遠距離からの砲撃などハラハラする難所もあり、
ステージは国産の家庭用ゲーム出身らしいメカ・アクション感覚で楽しい。
ブレード + シールド + ショットガンなど近接特化 & 回避性能特化でも良し、
爆破系や両手タメ撃ちなど遠距離特化 & 空中ホバリング機体でも良し、
軽量~重量級まで、多彩な戦術自由度が面白い。
「このボス… 何とか誘導すれば突撃できそうだ… 今行くしかない!」
「あの攻撃さえ回避できれば… 1…2…3…4… このタイミングか!?」
そんな試行錯誤していく攻略感、ヤバい攻撃の回避パターンを発見した時、
勝てる気がしなかったBOSSをギリギリ撃破できた時の達成感が半端ない。
STEAMスレッドで見かけた「アーマード・ソウル」との表現には笑った。
歯応えを求めるアクション・ゲーマーなら熱い。面白いが人を選ぶ作品。
ストーリーはSFミリタリー傭兵物語のような印象。
軍事企業や反乱軍ほかそれぞれの思惑で戦う星にやってきた喋らぬ主人公が
時には侵略者側のような傭兵任務も受けていく。前半は感情移入はしづらい。
私はSteamでPVだけ見て衝動買い。シリーズ初プレイ。
ミッション出撃ステージ型マップや、強武器の長いクールタイム、
道中に比べて、異様に難しいボス戦など想像してなかったため、
まだ1章なのに大ボスで詰まって後悔しかけた(笑)
見落とがしないか過去ミッションを巡り戦闘練習。
色んな機体を試したおかげで、回避に慣れてきて撃破!
2章ボスは3~4回目で倒せたり、上達してきて印象は持ち直した。
激ムズかつ好み分かれる作風で、やや厳しめ(85%)非常に好評は妥当。
迷っている方は、Steam否定的レビューやボス動画の確認もお勧めします。
(上手いプレイヤーの動画では難しく見えない可能性はありますが)
✨ | Armored Core VI「NEST」対戦PVPモードについて▲目次へ |
2章クリアで解禁。自由な機体編成で戦う 1vs1 と 3vs3 の対戦モード。
私は15時間ほどで到達(上手いプレイヤーだと10時間かからないかも)
9月1日時点では、STEAMプレイヤーの約50%が到達との実績表示。
クイックマッチやランク要素はなく、サーバーブラウザ検索 or 部屋作成。
部屋ロビーで武装編成できるため、マッチ開始までやや長め。
退出せず人が残っていれば、試合終了後も続けてプレイ可能。
なお、マッチ対象「日本」「アジア」部屋はわずか、
世界に広げてサーバー検索すると金曜夜で20~25部屋ほど。
10試合ほどのプレイ段階では、ラグはさほど感じなかった。
特殊モードなどはなく、制限時間まで戦うシンプルな対戦。
1vs1は2本先取。チームだと何度も復活できて総合スコアを競う。
フレンドリーファイアはないため、遠慮なく暴れられる。
・コミュニケーション機能はロビー画面でテキストチャット(選択式)のみ。
・9人部屋まで作れるが、出撃する6人以外はリザーブ席(次の試合まで観戦)
「勝者交代」「敗者交代」などの順番は、試合単位の順番。
試合中にリザーブメンバーと次々入替るシステムではない。
PVPモードの難点:観戦中は「見る」以外は何もできない!
戦っているプレイヤー視点の切替えと、オプション設定しかない。
カメラ移動もユーザー情報閲覧もなく、グレーアウトして出られない。
他マッチを探したくても、試合始まってしまうと終わるまで出られない。
せめて観戦者くらい自由退出させて欲しい(ゲーム強制終了はさすがに)
対処法は「観戦」しない。リザーブになりそうな人数では試合始まる前に退出。
PVPモードの紹介の最後に。
みんな難関BOSS達を突破してきたプレイヤーのため、
それぞれ独自の武装編成や戦い方で、立ち回りや駆け引きが熱い。
強攻撃が来る時には、PVPでも警告音や方向表示があるため
本編と同じ感覚のまま回避しながら戦えてGOOD。
本編ザコ戦では物足りなくなってきた時のアクセントとして
本編ボスが難しくてイヤになった時の気分転換&修行として
シンプルながら時々遊ぶのに良いかなと思いました。
(時が経つほど猛者とのマッチが増えそうですね)
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フロムの作品を発売日に買ったのは初めてでした。 『エルデンリング』でさえ様子見したのですが、今回好みのメカ物で期待値が。 ガトリング撃ちまくるPVの熱さにやられ、カード残高があったため我慢できず。 想像とは色々違ったけれども良作。 まあ、たまにはいいんじゃないかな! 買ったからには、楽しもうではないか! と自分に言い聞かせつつ、新作ラッシュシーズンで予算が心配(笑) |
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