
特殊能力を駆使!ステルス忍者アクション『Aragami 2』
クリア後レビューも兼ねてゲーム特徴をご紹介します。
目次に候 |
🌙 | Aragami 2 ゲーム特徴紹介▲目次へ |
やや好評 定価3600円 開発Lince Works 日本語対応
ソロプレイ、または最大3人COOP対応(過疎のため実質フレンド向け要素)
続編ではなく、新たな物語となる2作目。
前作では霊的存在でしたが、今作は忍者のような戦士として描く。
侵略と呪いで危機にある一族の里を救うため、戦っていく物語。
前作未プレイでもOK。 私の場合クリアまで30~40時間。
完全ステルスを目指したり、収集&全探索していたため
ガンガン進めば、10時間以上は早くなります。
ガンガン進めば、10時間以上は早くなります。
箱庭ステージで物語目標を目指す、ミッション出撃型。
ストーリーに沿ってミッション解禁されていく。
拠点で任務を選んで、ポータルからマップ出撃。
「影から影へ移動する」前作に近いクラシックモードもここで選択。
2回死ぬとミッション失敗でやり直し。途中セーブや中断機能なし。
1任務サクサク進めば10分、慎重プレイなら40分以上かかる広いマップもあり。
基本はステルスで忍ぶ! 不殺 or 暗殺アクション。
空中ダッシュもできる短距離ワープ「シャドーリープ」で高機動に立ち回る。
屋根へ… 草むらへ… 物陰へ… 敵の死角をついて移動しながら探索。
前作より広いマップが多く、建物が増えて、柔軟性が増しました。
正面から裏や窓から、色んなルートで潜入可能な自由度がGOOD。
隠しエリアなど収集要素もあります。
ステルスで一撃必殺! 隙を狙うも良し、おびき寄せるも良し、
かく乱して通り抜けるも良し、自信があり少数なら戦闘も良し。
消費アイテム、暗殺スキルもフル活用して攻略。
書置~memo~ クラシックモードは「影から影へ移動」する前作スタイル。 見つかりにくい反面、空中ダッシュ不可、被ダメUPほか難易度高め。 |
ハイリスクながら、斬り合う戦闘も可能になった2作目。
前作は暗殺ONLYでしたが、今作は見つかるとHP&スタミナ制の戦闘に。
最弱ザコ兵士でも強く、攻撃連打しても余裕でガードされるため
回避やパリィしながら敵スタミナを削り、致命の一撃などを狙う。
主人公はスタミナ少なく、複数相手だと厳しい。
スキルや道具などを活用、または逃げるが無難。基本ステルスゲーム。
本作は死亡リスクが大きいため、戦闘は緊急時の最終手段のような感覚です。
スキルツリーで技習得、お買い物や外見カスタム要素。
暗殺からステルスまで様々なスキルを習得できます。
前作おなじみシャドーキル(闇の龍で敵を飲み込む!)はじめ、
敵の視覚&聴覚を奪うスキル、おびき寄せるデコイほか様々。
お店もあり、ミッション中に設計図を入手して、商品を増やしていく。
飛び道具や回復薬などの消耗品のほか、装備も購入可能。
飛び道具や回復薬などの消耗品のほか、装備も購入可能。
今作は外見バリエーション豊富でVERY GOOD。
頭・上部・下部・武器のアバターを自由組合せ × 色んなカラー。
「浪人風」「影に潜む亡霊風」などミッション内容でロールプレイしたくなります。
🌓 | Aragami 2 気になった点▲目次へ |
ミッション関連(これが一番悩ましい)
・同じマップに何度も出撃する水増し感 (再利用が少ないマップもあり)
東地区・西地区などマップ分割され、敵配置など変化はありますが
最初は楽しいものの、5回目にもなると「また!?」と繰り返し感。
最初は楽しいものの、5回目にもなると「また!?」と繰り返し感。
・その影響でストーリーが小分けされて展開が遅い。
お使い任務まであり。後半展開は良いのですが所々が長い。
・ミッションは2回死ぬと失敗になり、やり直し。
緊張感ある反面、戦闘プレイに挑戦しづらい。なおEASYモードはあり。
緊張感ある反面、戦闘プレイに挑戦しづらい。なおEASYモードはあり。
・ミッション中はセーブや中断機能なし。
一気にクリアするか、一旦ミッション放棄しかない。
一気にクリアするか、一旦ミッション放棄しかない。
ステルス関連
・何故か掴めない/登れない屋根もあり(ネズミ返しやトゲがなくても)
また登れる屋根でも、角度によってはワープできない事あり(上画像)
また登れる屋根でも、角度によってはワープできない事あり(上画像)
・テイクダウンでも、他の敵が近いと気付かれやすい。
・すぐ近くでもデコイが聴こえない敵がたまにいる。
なお、発売当初にあった細かな難点は様々改善されています。
ESCでの一時停止実装、収集アイテム数表示、ロックオン問題ほか。
🌕 | Aragami 2 最後にレビューまとめで候▲目次へ |
色々と惜しいものの、広めのマップも増えてボリュームUP。
侵入ルートの攻略自由度や、戦術幅がぐっと増した2作目。
気になった点で触れた、以下がネック。
① ミッション水増しによる、新鮮味の薄さや物語展開の遅さ
② 2回死亡=ミッションやり直し、戦闘プレイの楽しみづらさ
戦闘が気軽な爽快アクションなら同じマップでも良いのですが、
緊張感のある慎重ステルスゲームのため、繰り返すとダレやすい。
ただ、前作では重要だった「影の要素」が薄れたぶん
シャドーリープが自在で高機動になり、遊びやすくなりました。
シャドーリープが自在で高機動になり、遊びやすくなりました。
能力&道具が多彩な「ステルス重視」忍者アクションとして面白い。
ゲーム序盤は、敵3~4人固まっているだけで脅威ですが
後半では戦術選択肢が増えて楽になります。例えば
後半では戦術選択肢が増えて楽になります。例えば
影分身で奇襲して… 2人同時に暗殺!
すぐに煙幕や音響玉を叩きつけ、混乱に乗じて残り2人を斬る!
すぐに煙幕や音響玉を叩きつけ、混乱に乗じて残り2人を斬る!
ほか習得スキル & 持ち込みアイテム次第。
華麗に立ち回る「NINJA感」がカッコいい。
豊富な衣装集めの探索もGOOD
また「ステルスで敵スルーを目指してみる」プレイも意外と面白い。
例えば、敵が多い部屋でアイテム入手したい場合……
透明化や煙幕で突入! すぐさま逃走経路にいる敵をスキル洗脳して脱出!
など「作戦通りにいった時の面白さ」は前作に近いものがあります。
透明化や煙幕で突入! すぐさま逃走経路にいる敵をスキル洗脳して脱出!
など「作戦通りにいった時の面白さ」は前作に近いものがあります。
敵を倒さないため、いかに厳重な警備を出し抜くか?
スキル・アイテム・知恵を絞って潜入する緊張感。しかもサクサク進める。
スキル・アイテム・知恵を絞って潜入する緊張感。しかもサクサク進める。
ただの縛りプレイなので、途中で変更してもいいですしね(笑)
プレイスタイルは好み次第ですが、今日は戦闘、今日はステルスなど
決めて遊ぶと変化が出ます(そうでもしないと繰り返し感が強い)
決めて遊ぶと変化が出ます(そうでもしないと繰り返し感が強い)
総合的にはSTEAM評価「やや好評」は妥当ですが
「非常に好評」クラスの面白い部分もあり、色々と惜しい印象の作品。
最後に。ストーリーはいいなと思ったシーンもあり、私は好きでした。
☕ | JJ VOICE▲目次へ |
2023年3月発表にて、本作メーカーLince Worksのゲーム開発停止が告げられています。 経営状況が芳しくなかったようで、メッセージから無念さが伝わってきました。 思えば、本作は試行錯誤しながらの挑戦だったのだろうなと。 カッコいい動き、忍者っぽい演出などこだわりを感じるだけに 経験を活かして進化した3作目を見てみたかったなと思いました。 |
前作のゲーム紹介記事
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