新シナリオやTPSモードほか実装する大型DLC『バイオハザード ヴィレッジ ウィンターズ エクスパンション』が2022年10月28日より発売となりゲーム本編同梱『Gold Edition』も登場。 ローズ編クリア後レビューと併せて、DLC特徴をご紹介します。
✨ | BIOHAZARD VILLAGE - Winters’ Expansion ▲戻る |
Gold Edition定価5990円 DLC単体2000円 配信CAPCOM 日本語対応
通常版は定価 4990円 デモ版あり
『Winters’ Expansion』DLCによって導入されるコンテンツ。
・TPSモード(本編プレイ時に選択可能)
・ローズを主人公とする新シナリオ(TPSのみ)
・マーセナリーズ モードに操作可能キャラクター3人追加(FPSのみ)
以下、それぞれご紹介します。
✨ | マーセナリーズ・モードに新キャラ3人追加&紹介▲戻る |
3人の操作キャラクター + 2つのステージ(村や河川地区)が追加。
旧シリーズ主人公「クリス」をはじめ、本編ボス2人「ハイゼンベルク」「ドミトレスク夫人」が条件達成で操作可能になります(Aランクでクリアなど) ※マーセナリーズはFPS視点のみ。
主人公イーサンが癖のない銃火器エキスパート系なのに対し、
追加3人は特殊系のプレイ感覚でした。以下それぞれご紹介。
旧シリーズ主人公「クリス」
強めの銃火器や特殊装置のほか、かつての鍛え上げられた怪力も健在!
店や道中PERKで強化すれば、拳がショットガン並みの火力に!
パンチは2種類、敵の攻撃キャンセル効果もあるため接近戦も可能。
固有の「闘志ゲージ」があり、溜まると一定時間は速度&火力UP。
近接ビルドでも戦いたくなるキャラクターです。
ボスから参戦「ハイゼンベルク」 ※条件達成でアンロック
近接も遠距離も単発攻撃より、タメることで大幅に火力UP。
ちょっと慣れが必要な、磁力使いの強キャラクター。
磁場フィールド展開 + 敵を引き寄せ + 近接タメ範囲攻撃!
これが超絶強く、ボスや強ザコ以外は面白いように一撃粉砕。
ただこの戦い方ばかりだと単調な作業感は出てきます。
イーサンではSランク到達に苦労したステージも、
慣れると楽にSSランク到達できて思わず笑いました。
(ステージ構造を覚えて効率プレイを目指す必要はあります)
ボスから参戦「ドミトレスク夫人」 ※条件達成でアンロック
ボスの風格を感じずにはいられない怪キャラクター。
巨体らしいスーパーアーマーで怯むことなく急接近!
高笑いしながら爪で切り裂き、地面にたたきつける!
固有の「興奮ゲージ」があり、3段階の遠距離攻撃。
MAXになると、あの3姉妹からランダム召喚!
あの怖かった狼男が見下ろすほど小さく、引っ掻いてくる野良子犬のように(笑)
イーサンだと工夫して戦っていた厄介な強ザコも一撃粉砕!
こんな恐ろしい城主がいたら、そりゃ従うしかない。
JJ Voice mini(マーセ追加キャラ感想) それぞれを表現した能力やギミックで楽しめました。 3人ともPERKや店購入で強化できる点がGOOD イーサンとは違った攻略模索感を楽しめました。 婦人の場合、爪なのに強化SEがメカメカしくて笑えます。 ちなみに婦人視点でさえ、見下ろせない商人のデカさにも驚き! |
✨ | BIOHAZARD VILLAGE TPSモード▲戻る |
本編を3人称視点で遊べるTPSモード追加。
タイトル画面でのみカメラ設定から変更できます(ゲーム中は切替不可)
カットシーンでは1人称視点のまま、操作中のみ3人称視点になります。
一人称視点では(ガサガサッ…)な…何かいるのか!?とFPSでは驚いていた
視界外演出の正体に気付けたり、待ち構える敵に気付きやすくなったり恩恵も。
怖さや没入感は落ちますが、開けたマップでは遊びやすくなった印象。
ただ視点が遠いぶん、地形ギミックや物資など気付きづらくなった箇所も。
なお、同じエンジン製『バイオハザードRE2』の滑らかな操作感に比べると
少々ぎこちなさを感じる時はありますが、すぐ慣れるレベルに思いました。
本編のTPSモードで「手や腕が表示されなくなるバグ」
海外ストアで本編購入 + 国内SteamでDLC購入した場合に発生する現象。
序盤に手と腕をケガするイベントがあり、包帯を巻いたり治療するのですが
TPSモードでは、第1イベントで左手が消え、第2イベントで右腕も消えました。
FPSモードに戻すと、治療した状態で普通に表示されます。
「治療した手の海外版データ」を読み込めないようで後半までこの状況。
手が表示されないだけでプレイ可能ですが、悲しい気持ちになります。
Steamレビューにて詳しく触れている方がいらっしゃいます。
海外版DLCは発売直前リージョンロックがかかったとの事でおま国に。
2022年11月4日追記「リージョンロック解除された模様」 海外ストアGamesPlanetでは「Activates in Japan」表記に変わり GPでもSteamでもアクティベートできたと複数投降されています。 |
(2023年3月12日)本編海外版 + DLC国内版=バグは残ったまま。
リージョンロック解除でもう対処済みという事なのでしょうね。
STEAM返品条件を越えたプレイヤーには辛い。
ちなみに(後述)ローズ編では問題ありません。
✨ | BIOHAZARD VILLAGE 『Shadows of Rose』紹介▲戻る |
成長した娘ローズを主人公とした短編シナリオ・モード。
望まない特別な力を持つがゆえに、周囲から疎まれ苦しんできたローズ。
ある記憶が刻まれた核に「力をなくす方法」が隠されていると知らされ、
望みを託して入り込むが……そこには不気味な場所が広がっていた……
「ローズ視点から本編後を描く後日談」いわゆる補完編。
初見クリアまで約3時間。モードはTPS(3人称視点)のみ。
専用セーブスロットが10個あります。クリア引継ぎ要素はなし。
※専用の特殊ギミックがあり、クリアまでチュートリアルONを推奨※
探索や謎解き、成長や戦闘もあり。
本編の一部をアレンジしたマップを探索していく。
ただし足はかなり遅く、ゆっくりめに基本小走り。
要所にイベントがあり、ボス戦も用意されています。
ローズだけの特殊能力もあり、物語に応じて成長していきます。
買い物要素はありませんが、弾薬や薬などクラフトも多少あり。
なお難易度は3段階。 NORMALでも十分歯応えがありました。
✨ | BIOHAZARD VILLAGE 『Shadows of Rose』レビュー▲戻る |
初めて戦うローズとなり、奇しくも父の旅路の一部を辿る。
心の成長を描く、ヴィレッジ最終章と言える旅立ち物語。
「うわぁ、あっちからもこっちからも敵が!」「今こそ能力を使う!」
逃げたくなるような、ジェットコースター的展開にハラハラしたり
武器が弱いため、節約も考えて戦ったり逃げたり、ゲーム序盤感覚。
全体的には探索・謎解き・マップなど、本編から一部抽出して
ローズの能力や物語向けにアレンジしたような印象でした。
敵は異なりますが、本編を追体験するようで懐かしい気分。
そのためゲームとして新鮮味は少々薄めですが、ストーリー展開がGOOD
ローズがどんな人間なのか、どんな風に育ったのかが垣間見え、
今後の成長に必要かつ、大切な体験が描かれます。
本編クリア直後の熱い気持ちで遊んでいたら、
きっと感動していただろうなと思える物語でした。
(ネタバレありの物語感想は記事最後に伏字で掲載)
「ヴィレッジの物語をもう少しだけ楽しみたい」
「本編クリアしたけれど名残惜しい」
そんな方向けの内容で、ファンサービスも一部感じました。
私は久しぶりに遊んだ懐かしさで楽しめましたが、
既視感も強いため、好み分かれそうな気もします。
また足が遅いため、全力ダッシュして欲しくもなります。
DLCの総評として、総合的には満足でした(バグがなければ)
ただしローズ編だけ、TPSモードだけ、マーセ追加キャラだけ
など何か1つしか興味がない場合は高く感じるかもしれません。
本編海外版+DLC国内版の場合は、上述バグが大幅マイナス点です。
国内予約購入して諦めて遊んだプレイヤー向けに修正願いたいものです。
☕ | JJ VOICE▲戻る |
ゲーム本編は以前クリアしたのですが、TPSモードが来ると知り 最高難易度はガマンしていたため、これで本格的に遊べます。 。。。と思った矢先にまさかのバグで戦意喪失。 ところでローズは本編フィギュアやPVで観ると大人びて見えますが 本作では時々見せる「あどけなさも残る表情」が可愛くてGOOD!(笑) 以下、ネタバレ物語感想です。クリア後に読んで頂ければ幸いです。 イーサンにとっても、成長した娘と会えた最後の機会。 10年以上も菌魂に取り込まれた状態でいたと考えると、 ローズの侵入は、想像を絶する驚きだったでしょうね。 逃げ惑うローズに、このメッセージに気付いてくれ!と 心配しながら何とか導いていくのは相当なハラハラ感。 ご褒美をあげたり、対話しながら打ち解けていく喜び。 何より、苦しんでいたローズの幸せを願って ラスボスから逃がそうとする際のセリフには イーサンの心情が現れていて、思い返すと泣けてきます。 イーサンにとってもローズにとっても最後の想い出作り… 親心に共感できるかなど、 プレイヤーの年齢でも評価は分かれそうですね。 いつか本編周回クリアしたら、また遊ぼうかな。 |
この記事へのコメント
本体今のうちに海外版買っておくべきか…