
ホラー風味の脱出アドベンチャー『Blameless』STEAM無料ゲーム。
FPS視点でグラフィックも綺麗な本作。1時間かからない短編です。
今回はレビューを兼ねて、ゲーム特徴をご紹介します。
💥 | Blameless ゲーム紹介&レビュー |
STEAM総合評価:非常に好評、無料、日本語なし
不気味な雰囲気漂う、脱出アドベンチャー
建築家である主人公は、ある工事中の家を手がける事になる。
だが、着いた先で男に殴られ、地下室へ閉じ込められてしまう。
そして目を覚ますと、床には自分のものではない血痕が……
ここで一体何が起きているんだ!?
ホラーが苦手でも安心。ちょっとしたドッキリ位のスリラー演出のため、
適度にドキドキしながら探索を楽しめる。戦闘もゴア表現などもない。
不気味な家を探索しながら、真相に近づいていく物語なのだ。
(バールは気分的に持っているだけで、ゾンビなど出てこない)
落ちている様々なアイテムや、一部ヒントを元に仕掛けを解いていく。
動かせる場所は、アイコンが変わるため、クリック連打する必要はない。
複数の解法が用意されているため、使わないアイテムもある。難易度は優しめ。
💡 | Blamelessの残念点 |
何度も調べられる意味深な箇所や、用途のないアイテムなど、無駄に試行錯誤してしまう。
また、ポインタが小さいため、触れるアイテムに気付きにくいのも難点。
📝 | Blameless レビューまとめ |
綺麗なグラフィックや、雰囲気あるBGMやSEで、
ホラーが苦手でもドキドキしながら安心して怖がれる。
初見は1時間ほど、結構楽しめた。2週目は10分かからない。
ただし、エンディングのおかげで、好みの分かれそうな作品。
結末や、クリア後のセリフから別エンドがありそうな気がする上、
あたかも「どこかで使えそう!でも使えない」アイテムも色々ある。
100分ほど5~6回試行錯誤したが、同じエンドしか確認できなかった。
そんな徒労感からスッキリしない印象も受けてしまうゲームだった。
別エンディングは探さない方が精神衛生上いいかもしれない。
以下、クリアに関するネタバレ。クリア後などに反転させてご覧ください。
クリア方法は2通り。ハシゴを登るか、シャッターを開ける。
だが、どちらもガレージに入るしかなく、鍵の入手が必要。
それには女性の手に触れるしかないため、有罪証拠が残る。
明かりをつけずに進んでも、脱出時には警察が駆けつける。
殺人鬼を引きつけても、姿を消しており、結末は変わらない。
ほか殺人鬼に殴られてのゲームオーバーがあるのみ。
結局、打開策は見つからなかった。残念だ。
☕ | JJ voice 「自由度」 |
![]() 「ハンマーやバールで南京金具ごと取れそうなのに!」 もっと自由に行動できればと、脱出ゲームを遊ぶ度に思う。 本作でも普通に登れそうな金網や、鉄の足場などがある。 とは言え、仮に自由に行動して強引に脱出したとしても、 製作者がフラグ設定しない限り、イベントなど起こらず、 何も作られていない止まった世界をさまようだけなんだよね。 AIがイベントを自動生成するようなシステムが誕生しない限り、 本当の自由は得られない。悲しいかな、自由は未来までお預けなのだ。 |
この記事へのコメント