
カプコン アーケード 2ndスタジアム(Capcom Arcade 2nd Stadium)
往年アーケードゲームの移植32本を、DLCとして遊べるソフト第2弾が
2022年7月22日よりSteam PC、PS4、Xbox、Swtichにて配信開始。
本体は基本無料となり『ソンソン』が無料で遊べます。
Steam版をプレイしてみた感想も交えてご紹介します。
(追記)2023年1月よりDLC価格が400→200円に改定。
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本体無料(ゲーム=DLC購入型) 配信 CAPCOM 日本語対応
Bundle 定価4000円(ゲーム31本+フレームセット) ゲーム単品 200円(改定後)
カプコンの往年アーケードゲームをDLC形式で遊べるベースソフト 第2弾。
なお今回は初日からゲーム単品購入できます。もちろんソフトも前作と全て異なります。
前作共通機能として、リワインド&スピード変更、どこでもセーブ&ロード(詳細は後述)
また前作共にGAME RECORD機能が実装され、各ゲームのプレイ時間・ゲームオーバー回数・リワインド時間ほか様々プレイ情報を閲覧できるようになりました。
・対戦や協力プレイは、ローカルまたはRemote Play Together対応。
・オンライン対戦は非対応。オンライン機能はスコアやランキングなど。
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アクション全般 ▲ | |
![]() | ソンソン(本作のみ無料。Steamストアページなし) (1984年)横スクロールACT。西遊記モチーフ。 |
![]() | 虎への道 (1987年)横スクロールACT。中国舞台。 |
![]() | ブラックドラゴン (1987年)横スクロールACT。ファンタジー |
![]() | マジックソード (1990年)横スクロールACT。ファンタジー&仲間要素 |
![]() | 必殺 無頼拳 (1987年)基本は縦スクロールの見下ろし視点ACT。 |
![]() | ザ キング オブ ドラゴンズ (1991年)ベルトアクション。ファンタジー。 |
![]() | ナイツ オブ ザ ラウンド - 円卓の騎士 - (1991年)ベルトアクション。ファンタジー。 |
![]() | ロックマン ザ・パワーバトル (1995年)ボス戦のみに特化。1~7から選ばれた18体+α。 |
![]() | (1996年)同上、様々強化された2作目。1~7からの18体+α。 |
格闘アクション ▲ | |
![]() | ストリートファイター (1987年)シリーズ初代。プレイキャラはリュウのみ(2Pケンを除き) |
![]() | ハイパーストリートファイターII - The Anniversary Edition - (2004年)アーケードのストIIシリーズ最終作。 |
![]() | ストリートファイター ZERO (1995年)ストII系から刷新、コンボほか要素多彩になった新シリーズ。 |
![]() | ストリートファイター ZERO 2 (1996年)ストZERO 2作目。さくらも本作から登場。 |
![]() | ストリートファイター ZERO 3 (1998年)ストZERO 3作目。かりんやレインボー・ミカも本作から。 |
![]() | ヴァンパイア - The Night Warriors - (1994年)ダークファンタジー1作目。こちらもコンボほか要素多彩。 |
![]() | ヴァンパイアハンター - DARKSTALKERS' REVENGE - (1995年)2作目。前作ボス使用可能、レイレイやドノヴァンも登場。 |
![]() | ヴァンパイアセイヴァー - The Lord of Vampire - (1997年)3作目。ジェダやバレッタほか計4人追加され、3人削除。 |
![]() | ポケットファイター (1997年)SDミニキャラ版。複数のゲームからキャラ登場。 |
![]() | マッスルボマー - THE BODY EXPLOSION - (1993年)プロレスが題材の異色対戦。 |
シューティング ▲ | |
![]() | 超浮遊要塞エグゼドエグゼス (1985年)縦スクロールSTG。 |
![]() | 1943改 - ミッドウェイ海戦 - (1988年)縦スクロールSTG。1943のアレンジ版 |
![]() | ラストデュエル (1988年)縦スクロールSTG |
![]() | ガンスモーク (1985年)縦スクロールの西部劇ガンシューティング。やや操作特殊 |
![]() | ラッシュ&クラッシュ (1986年)見下ろし視点の武装車両シューティング |
![]() | サイドアーム (1986年)横スクロールSTG。縦ステージもあり。SFロボット |
![]() | アルティメット エコロジー (1994年)横スクロールSTG。全方位エイム。 |
そのほか色々 ▲ | |
![]() | ワンダー3 (1991年)3本組。横アクション+横シューティング+パズルACT |
![]() | ぷにっきぃず (1994年)対戦型の落ち物パズル。ぷよぷよ風だが消し方が少々異なる |
![]() | スーパーパズルファイターIIX (1996年)対戦型の落ち物パズル。スト+ヴァンパイアのSDキャラ。 |
![]() | ブロックブロック (1991年)ブロック崩し |
![]() | ※マッドギアは別作品との情報を頂きました。ありがとうございます |
![]() | カプコンスポーツクラブ (1997年)スポーツ集(テニス、バスケ、ミニサッカー) |
✨ | Capcom Arcade 2nd Stadium の共通機能:前作同様▲目次へ |
便利機能 ① リワインド & スピード変更。
Rトリガーで巻き戻し。 失敗した時はもちろん、選択し直したい時にも便利。
Lトリガーで「超Slow、Slow、通常、Fast、超Fast」の5段階にゲーム速度切替。
MINスピード(HOLD)を使えば押してる間だけスローモー発動になり攻略に大活躍!
便利機能 ② どこでもセーブ & ロード
ゲーム共用で32個セーブスロットがあり、いつでも呼び出し可能。
BOSS戦中だろうと、イベント中だろうと、セーブできるため便利。
基本機能 ③ 画面設定
3D(筐体で遊んでいる雰囲気。画面下のスティックやボタンまで反応)
2D(一般的ゲーム画面。CRTなどフィルタ、疑似ワイドスクリーン化、
背景変更、STG向けの画面90・180・270度回転も対応。
そのほかの主な機能
・ゲームごとにマニュアル完備(格闘はコマンド表も)
・ゲームごとに個別設定可(難易度や残機ほかシステム設定、キーコンフィグ)
・ROM切替……国内版と海外版に変更できる。
・やり込み要素……実績や2Dプレイ用の背景アンロック。
・タイムアタック/スコアアタック/チャレンジ要素。
✨ | Capcom Arcade 2nd Stadium 気になりそうな点▲目次へ |
前作同様 UIが分かりづらい(日本語設定でも上メニューは英語表記)
設定欄が5つに分散しており、一カ所からまとめてアクセスできないため迷いやすい。
「PC設定、システム設定」「ディスプレイ設定、ゲーム設定、コントローラー設定」
前者は全体設定、後者はゲーム個別設定として、まとめられないものだろうか。
その他の点「DLC購入前に、無料で遊べるソンソンでお試し推奨」
・3D筐体描写のため、PCスペックによっては重い可能性あり。
画質設定を下げて、ゲームをすべて2D設定で起動するとPC負荷は下がります。
・私の環境ではXBOX ONE+360パッドとも問題なく遊べています(コンフィグも正常)
ただ前作のSteamレビューではコントローラーが動作しない報告も複数あり。
・別売『ファイティング レジェンズ パック』に当初誤表記があったとのカプコン発表。
セット内容をCapcom Arcade 2nd Stadium¥4,000と当時記載(本来はワンダー3)
その後の対応の問題などレビューやSteamスレッドでも指摘されています。



他のコレクションと共通ゲームあり。
Street Fighter 30th Anniversary Collection(2018年)と『スト1』『ストZERO』3作
カプコン ベルトアクション コレクション(2018年)と『ザ・キングオブドラゴンズ』『ナイツ オブ ザ ラウンド』
※ただし各コレクション版はマルチ対応かつ(スト1とストZERO1は対象外)
一部の差異、様々なモードやイラスト収録などコレクター版でもあります。
✨ | Capcom Arcade 2nd Stadium 最後に一部ピックアップ▲目次へ |
『ヴァンパイア・セイヴァー』人気格闘3作目。今回の目玉シリーズの一つ。
ダークファンタジー世界観、キャラクター15人による個性的な技が見どころ。
弱中強チェーンコンボ、EX必殺や超必殺技、ガードキャンセルや追い打ち、
ほかシリーズごとに要素追加、スピーディーな展開や駆け引きが特徴。
慣れではありますが強P・強Kに6ボタンパッドが欲しくなります(笑)
『ロックマン ザ・パワーバトル』ボス戦のみに特化。こちらも目玉シリーズ。
ロックマン1~2/3~6/7のコース三種類、それぞれ6ステージ+最終ボス戦。
ボス撃破ごとに能力入手など原作要素もあり。主人公も3人から選択できます。
慣れれば1コースは短いですが、3周は新鮮に遊べます。
『アルティメット エコロジー』横スクロール・シューティング。
右スティックによる全方位エイムが特徴(ショットは別ボタン)
これを前提として、後ろから敵が現れたり、上下意識する場面も各所に。
弱点を狙わないと超硬いボスがいたり、初見避けづらい攻撃も多く難易度高め。
ツインスティックシューターのような「エイム方向に自動攻撃」が欲しいですが
RTを攻撃にすれば近い感覚になります。オプション機による武装変更もGOOD
『マジックソード』横スクロール・アクション。
異なる能力を持った仲間要素があり、主人公に自動追従して戦ってくれます。
あちこちに捕まっており、1人だけ連れていける。誰を選ぶかが攻略の要。
沢山のステージや隠しルート分岐など、家庭用のような凝った作り。
シンプルな剣斬り攻撃ですが(何もしないと遠距離タメ攻撃)、
無限沸きで攻め寄せてくる沢山の敵を刹那に倒したり、わちゃわちゃ面白い。
ただしアーケードらしい高難易度でガンガン死ぬ!SFCほか移植された作品。
今回は以上です。大きな変化がありましたら更新または新記事でご紹介予定。
まずは無料で遊べる『ソンソン』から、PC相性を試してみる事をお勧めします。
🍸 | JJ VOICE▲目次へ |
イメージチェンジなのか、新たなスタジアムとして登場した本作。 発表当時の別売セット誤表記やその後の対応のまずさほか、 今回も賛否多めの出だしなのが、相変わらずではあります。 とは言え、ゲーム自体は400円でも破格と思える良作もあり。 好み分かれる作風ですが、マジックソードが前印象以上に面白い。 ほぼ一撃でガンガン死ぬため、リワインド使いまくりで攻略中(笑) (これは…ゲーセンだと小銭が一気に吸われるヤツだ!) なお、単体400円か4000円フルセットの実質2択のため 10本以上欲しいゲームがあるかが基準になりますが 7~9本だと悩ましい選択になりそうですね。 追記 ふと気付けば200円に改定されており、相当お手頃になりました。 追加購入を色々検討中です。 |
この記事へのコメント
sage
『マッド・ギア』の海外版『Led Storm』とは別のゲームである。
ご確認ください
ttp://eienken.web.fc2.com/game-tips/madgear-ledstorm/prototype-rally2011-ledstorm.html
JJ
別の作品だったとは…完全に誤解しておりました。
記事の該当箇所を修正しました。