『クロノアーク』物語性も高いパーティ編成/デッキ構築カードバトルRPG。
STEAMにて2024年5月3日、約4年間の早期アクセスを経て正式リリース! 非常に楽しめていますので約90時間プレイ段階のレビューも交えてご紹介します。
STEAMにて2024年5月3日、約4年間の早期アクセスを経て正式リリース! 非常に楽しめていますので約90時間プレイ段階のレビューも交えてご紹介します。
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✨ | Chrono Ark 正式版ゲーム紹介▲目次へ |
非常に好評 開発 Al Fine 日本語対応 定価2800円(5月16日夜までリリース記念2100円セール) Chrono Ark - Summer Twilight(DLC)も発売。本編所有済だとセット割で721円。 |
アニメのような謎めいた物語 × ローグライク・デッキ構築RPG。
未曾有の厄災により崩壊した世界…… アークへ逃れた生存者たちは
厄災前へ「時間を戻す」という予言の少女ルシーに希望を託す。
だが時のカケラを集めるため、危険な外界へ向かうも
謎が謎を呼ぶ… 思いがけない運命が待ち受けていた…!
クリアするたび仲間や新ボスほか様々解禁されてイベント進行。
少しずつ伏線や謎が明らかになる、ストーリー重視の作風です。
周回前提で、真エンディングまで数十時間。
ストーリー段階によって、イベント戦闘もあったり
色んなパーティー編成&デッキ構築で何周も遊んでいく。
INFO::: ・メインパートは1周あたり4~8時間ほどと長め。中断セーブ可。 システムに慣れ、スキルが分かってくるほど面白くなりました。 ・私の場合、7~8周ほどでエンディング到達でした。 未開放の仲間、未討伐のボスほか、まだまだ完全制覇は遠い。 |
✨ | クロノアーク 注目したゲーム特徴▲目次へ |
特徴① 能力異なる総勢20人! 多彩な4人パーティー編成。
初期の6人以外は、色んな条件を達成してアンロック。
キャラごとに特殊スキルが沢山あり、戦術はかなり多彩。
最初に2人選んで旅立ち、道中でランダム選択肢から2人スカウト。
タンクやサポートでも高火力スキルがあったり、組合せ自由度も高い。
体力&火力重視の狂戦士、ややテクニカルな銃使い、
これでもかと手数で攻撃しまくるアーチャーや幻影士、
クリティカル&回避重視アサシン、など使いやすいキャラから
「カードを捨てるとスキル発動」する特殊な刀使い、
「仲間をムチでしばいて苦痛ダメージで回復UP💥」女王様なヒーラー、
暗黒聖職者、お手伝いな人形使い、ほかトリッキーな能力者まで多彩。
INFO「仲間要素」 ・プレゼントをあげて信頼度UPなど、会話イベントもあり キャラごとの性格や背景が垣間見えて、親しみが湧きます。 ・美少女からイケメンまで、色んな属性のキャラも魅力。 この辺りもちょっとアニメ感。 |
特徴② 行動順も考えるカウントタイム × RPG寄りカードバトル。
デッキ配布のスキルカード + 消耗品アイテムで戦いますが、
STSのような敵の行動予告はなく(特殊ギミックや強スキルは有)
回避やクリティカルなど運要素も絡む、RPG戦闘寄りの感覚です。
カードを使うたび1カウント経過。
2カウント後など準備時間かかるスキルも有り。
敵はスピード順で動くため、厄介な攻撃までに阻止したり、
あえて攻撃させて回復して次ターンに備えたり、時間差で作戦を考える。
INFO「カードゲームとして」 ・同ターンに同キャラが複数行動すると必要マナ増加。 役割分散が大切。 ・毎ターンのカード配布が2枚と少ない。 ドロー系スキルが重要に。 ただし未使用カードは流れない。 ここぞの時に温存できる。 ・負傷のような概念があり、連続で被ダメすると回復力が大幅DOWN! すぐ回復やシールド保護したり、被ダメやいかに消耗を防ぐかが重要に。 BOSSは多段攻撃が多いため、この負傷が厄介。 |
特徴③ ランダム構造マップを探索して、装備&アイテム収集
シンボルエンカウントの敵を倒しながら探索。お店や宝箱ほか、
イベント施設(特殊ボスや試練、ガチャや強化)などランダム出現。
戦うか? イベントか? 自由に順番を選べる点がGOOD
イベントも2択から選べて、運要素を多少軽減できます。
特徴④ レベル成長 & 装備強化 & デッキ構築。
戦っても経験値はなく、「魂石」という強化ポイントを入手。
仲間レベルを上げるも良し、行動力(マナ)を増やすも良し、
ドローカードを入手するも良し、何を重視したいか自分で選択。
仲間はレベルUPごとにスキル入手(デッキ構築)
装備スロットもあり、道中で装備入手 & 強化 & 合成。
すべて運次第のため、同じパーティでも毎回差が出ます。
✨ | Chrono Ark 気になりそうな点▲目次へ |
特に気になった点。
・説明ない能力値、説明あるが分かりづらいスキルがちょこちょこあり。
実際に使ってみながら、把握していく感覚です。
慣れが必要でチュートリアル超推奨(町の左上)
・パーティーの3人目からは道中でランダム選択肢。
できれば「待ち合わせ」のような指名予約でもあれば、編成しやすかったのですが。
好み分かれそうな点。
・マップはロケーション少なく狭め。ダンジョン探索のような面白味は薄い。
なおボスは多彩で、新ボスが解禁されたり、特殊ボスが現れたり。
・高難易度。Game Over後にHP増量で復活できるモードはあり。
・1周が長め。4~8時間ほど(分岐や高速モード、プレイ経験次第)
・周回前提ゲームのため、繰り返し感は強めです。
そのほかの点や補足。
・SSD推奨。HDDでも起動は速いものの、ゲーム開始や中断ロードは数十秒。
・中断ロード時、アイテムスロットの配置が初期化される。
・早期アクセス時代の去年20時間進めたデータはリセットされてました。
ただエンディング追加やイベント変化、仲間の信頼度ほか色々新鮮。
・ローグライク強化要素としては、キャラのアンロック&信頼度恩恵ほか
強スキル&装備などアンロック(確定入手ではなくランダム出現)
強スキル&装備などアンロック(確定入手ではなくランダム出現)
運次第のため、大きく楽になる程ではありません。
✨ | クロノアーク 正式リリース版レビュー▲目次へ |
1手1手よ~く考えて全力を尽くす、緊張感ある時間制カードバトル。
キャラ能力相性をどう活かすか、パーティ編成&強化、リプレイ性が高い。
「このボス攻撃が凶悪すぎる! こんなの勝てるわけが…」
「あと1回攻撃されたら全滅!! 焦るな… 考えろ… 最善手を考えるんだ…」
「3人死んだ…もうダメ… 瀕死で耐えた!? 凄いぞ! よしこれで終わりだッ」
そんな追い詰められたBOSS戦が何度もありました。
苦戦しても意外と粘れたり、ギリギリ勝機が見える瞬間が楽しい。
3人死んで絶望… ラスト1人で撃破できた達成感は半端ない(笑)
多彩なボス戦も魅力。 同じマップでも新ボス解禁。
「え…何その能力?」ボスごとに色んな特殊ギミックがあり
どう戦うか試行錯誤が楽しい。 次周で対策していく攻略感も。
凶悪攻撃でも、何とか凌ぎ切るとスキが出きたり
デバフやイヤな攻撃が続く時に、救済措置が現れたり
特に後半ボスは数段階パターン変化、よく考えられています。
超苦戦してもギリギリ倒せる事が多く「ボス戦のバランス」が絶妙。
「早期アクセス」で数年間も調整と研鑽を重ねてきた賜物だと感じました。
多彩な仲間たちも魅力。アンロックするたび、戦術が広がる。
初期メンバーは比較的使いやすい能力中心ですが、
徐々にテクニカルかつハイリスクな能力者が続々。
「毎回死ぬw シールド欲しい… そうかあのキャラがいれば!」
「この2人は能力競合して活かせない… 次回はどちらか1人かな」
「強いキャラだけど… リスク大きいなあ」
どう活用すべきか、実戦で試しながら試行錯誤。
仲間の能力相性が見えてくると、さらに楽しくなってきました。
もう一つの魅力は「展開が気になる謎めいたストーリー」
物語 50%:冒険 50% くらいの印象比率です。
メインイベント + 信頼度UPごとの仲間イベント会話、さらに
開放されていく情報データ(色んな人物視点エピソード)が沢山あり
合計3時間以上は楽しめました。短編ノベルゲーム並みのボリューム。
真エンド到達時は「これ名作だ…」と思わず呟いてました。
散りばめられた謎や伏線が、少しずつ明かされていく楽しさ。
一緒に戦ってきたキャラたちの背景が垣間見えていく親近感。
(メイン物語にあまり絡まない仲間も多いのは少々残念かな)
特に真エンディングは熱く、涙した場面も。
いい意味でラノベやアニメのような物語でした。
翻訳もGOOD。日本人しか分からないであろうスラングまで。
以上レビューでした。
早期時代から計90時間(12~13周)ほど遊んでますが、全然飽きてません。
まだアンロックできてない仲間や情報データもあり継続プレイ中。
褒め過ぎかもですが、私は「圧倒的好評」クラスの満足度でした。
STS系カードゲームを期待すると別物ながら、良作かつ力作です。
(追記)真エンディング到達率10%以下ですが、ぜひ最後まで遊んで欲しい作品。
真ED条件 鳥籠EDのあと再度ストーリーモードでラスボス後に分岐選択肢が追加!
仲間ごとの最終会話も大きな魅力です。
☕ | JJ VOICE▲目次へ |
冒頭に掲載した動画はリリースPVです。 めっちゃ気合入っていて痺れました。 アニメ化して欲しい位です。 ただ周回用に楽なモードも欲しいですね。ラスボス戦はノーマルとハードで全戦全勝しているものの、どのパーティも毎回ギリギリすぎて緊張感が半端ない(笑) (最後に若干ネタバレで一言) もし私がアークの調査団員だったなら… ヘインとカロンをヤバくした性格になりそう(笑) 中二溢れる超魔法で高笑いしながら敵陣突撃! 我こそは魔王の化身! フハハハハッ!!! |
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