STEAM良作レビュー『DROD: Gunthro and the Epic Blunder』シレン型ターン制のダンジョンRPG風パズル

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「自分が動けば世界も動く、シレン型ターン制のダンジョンRPG」風パズル、
DROD: Gunthro and the Epic Blunder』STEAM版が面白かったため、
ゲーム紹介を兼ねてレビューしたい。先週バンドルの未発表解禁ゲームです。

 DROD: Gunthro and the Epic Blunder ゲーム紹介
STEAM評価:好評、定価980円、日本語なし
デモ版あり、※RPGではなくパズル

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1996年から続く人気パズル『DROD』シリーズの一つ

STEAMでは本作をベースに、シリーズ作品もDLCとして販売されている。
公式サイトにシリーズ作品がまとめられており、後継作品や番外編もある。
多くが体験版も配布中。各「PLAY NOW」リンクからダウンロード可能。
ステージ作成機能ほか、連動する公式フォーラムも今でも投稿が絶えない。

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公式説明は「ゼルダ風環境のチェス」ランダム性のない理詰めパズル

ダンジョン・フィールド共に2Dゼルダのような切替マップで、
マップ(部屋)ごとの仕掛けを解きながら進んでいく。
スイッチ系から隠し通路、敵誘導から図形パズルほか多彩。
なお、攻撃は剣のみ。左下画像はスイッチのエフェクト。

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敵の行動は法則があり、こちらの動きに合わせて規則通り動く。
主人公も味方も敵も、全員一撃必殺。装備や成長要素などはない。
そのため、チェスのように間合いを計算しながら戦う必要がある。
攻撃は剣を向けている方向に自動。向き変更にも1手使う。

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「風来のシレン風」ターン制システムと、ダンジョンRPGな外見と物語

「上下左右斜め移動、向き変更、足踏み」で1ターン経過し、敵も1歩動く。
直前戻し機能や、チェックポイント戻し機能もある。リトライはサクサク。
ダンジョンは各地に複数あり、部屋(問題)も大量に用意されている。

ストーリーは、暗殺された王様の無念を晴らすべく、主人公である戦士が
有力者たちの協力を得るため、各地で問題を解決していく、と言った内容。
一応フルボイスだが素人感漂う。イラストも独特すぎて好みが分かれそう。
と言うか、好みの人がいるのだろうか?と問いたくなる位に画伯(笑)

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ほかに特筆すべき点は、よく出来た攻略ヒント機能

部屋ごとのゲーム内ヒントと、部屋ごとに連動したオンライン公式ページがある。
難しい部屋は書き込みも多く、ログインすれば他ユーザーのリプレイまで見られる。
ゲームとサイトの連動には思わず感心した。
なお、それらでも分からない場合は、Youtubeにプレイ動画があり安心。


💥 DROD: Gunthro and the Epic Blunder  レビューまとめ
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難易度は最初のエリアこそ簡単で、「アホな敵だな」と油断していたが、
大丈夫、ちゃんと難しくなる。例え単純な敵でも、周囲を囲まれると脅威。
何十回もゲームオーバーになり、自力攻略を断念してヒントに頼った事も。

全体的には適度に悩む難易度。なお本作はシリーズ中では最低難易度。
クリア後には歯応えあるシリーズ(DLC)も待っている。

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ボイスやイラストもアレだが、笑えるセリフもある。
敵はまったく嬉しくもないGが中心だが、パズル自体はとても面白い。
一部分かりにくいギミックもあるが、全体的には良く考えられた良作。

各部屋は数十秒~数分クリアできるため、時間を忘れて遊んでしまう。
また最初のエリアをクリア後、新たなエリアへ旅立てるようになるが、
冒険が始まる感があり、パズルゲームながらワクワクした。


 JJ voice

Groupeesで見た時は、地味な外見に「微妙…」と思いましたが、
ところがどっこい! プレイしてみると面白い。BGMも結構いい。
久々にパズルゲームでハマっている作品です。

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