
硬派な名作SFタワーディフェンス『Defense Grid: The Awakening』
DLC含めて50時間以上プレイ、非常に楽しめたため感想を兼ねてご紹介します。
✨ | Defense Grid |
定価 1010円 開発 Hidden Path Entertainment 日本語化MOD
Defense Grid: Containment Bundle(定価2050円、DLCフルセット版もお勧め)
硬派世界観のSFタワーディフェンス名作
歴戦だが年老いたボイスの軍事AIとともに、
氷河地方・天空基地など各地の古代防衛システムを利用し
パワーコアを狙って襲来するエイリアン軍団に立ち向かう!
パワーコアを狙って襲来するエイリアン軍団に立ち向かう!
本編に加えて『Borderlands DLC』が同梱されているほか、
PORTALコラボ『You Monster DLC』お試しと併せて計26ステージあり。
それぞれ複数モードがあり「〇〇禁止」「〇〇達成」など特殊条件でも遊べる。
ステージによっては迷路=ルート作りも可能、多彩な面構成
一般的な道の周りにタワーを設置していくステージのほか、
自由にタワーを置いて、ルート誘導できるステージも特徴。
敵は最短ルートを通り、コア(防衛対象)を入手したら持ち帰る。
いかに道中を長く、攻撃が何度も当たるようなルート作りをするか、
いかに重点的に防衛するエリアを強化していくか、など戦術性が楽しい。
様々なタワー性能を活用して攻略!
ガン……連射機銃&地対空。安くて便利だが強化しないと弱い。
インフェルノ……火炎放射でヒャッハー。射程が狭いが一方向に範囲攻撃。
コンカッション……小爆弾ばら撒き。さらに射程は狭いが全方位を削れる。
他にもタワーは全10種類、資源が貯まると3段階強化できる。
射線や高低差もあるほか、時間かかる強化タイミングも重要。
また緊急用に、小範囲を焼き尽くす衛星レーザーも撃てる。
エイリアンも多彩
弱いが数で攻めてくるザコ集団から、駆け抜けていく高速ランナー、
超絶硬いタンク、破壊されるとザコを放出するキャリア型ほか
それぞれ特徴も考えて、効果的なタワーを検討する必要がある。
ちなみに、カメラ拡大縮小ほか、倍速くらいの加速モード、
数WAVEごとにチェックポイントもあり、失敗しても安心。
✨ | Defense Grid: The Awakening 紹介の最後に |
シンプルに完成度が高くまとまった名作タワーディフェンス
2008年製だが、作り込まれた3D世界観で古さはあまり感じない。
むしろ、昨今のスマホやFLASHのカジュアルTDや課金TDとは違う
タワー引継ぎ成長などない各ステージ完結型のゲームデザインでGOOD。
「PLAN DO SEE」なプレイ感覚。まずステージを見てどう守るか計画。
予想外の状況に慌てながら戦い、ボロボロだと対策攻略してリベンジ!
1ステージを少なくとも2回は遊びたくなる面白さがあった。
硬派なSF雰囲気も魅力。未来廃墟群など寂しさや静けさの中、
ラストスタンド使命感のような勇壮BGMがたまらない。
本編を楽しめた場合は、DLCもオススメ。
フルセット『Containment Bundle』では22ステージが追加され、
本編ラスト並みやそれ以上の難関ステージも沢山用意されている。
特に『Containment DLC』は続編『Defense Grid 2』に繋がる物語でお勧め。
続編の女性将軍AIカイほか登場、本編で語られなかった背景など補完され
ちょっと違う雰囲気のステージも楽しめる。
PORTALコラボの『You Monster DLC』は最も独特。
本編で培った常識を覆される異色ステージが多いため
新鮮ながら、厄介な特殊ギミックなど好み分かれる印象。
GLaDOSたんボイスも完備ッ。
☕ | JJ VOICE |
![]() Steam版は2014年購入、久しぶりに遊ぶと6年越しに実績が(笑) 「ヤバい…リレーされる!」「ウェルカム火炎放射!」そんな想い出が蘇りました。 人生初めて遊んだタワーディフェンスです。 地味な見た目に敬遠していたジャンルだったのですが こんな面白かったのか!?と印象を変えてくれました。 それ以来『Sanctum』ほか色んなTDも遊ぶようになり 楽しさの幅を広げてくれたゲームでもあります。 最近『Defense Grid 2』もたまに再プレイ中。 要素は増えましたが、世界観がいいですね。 |
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