ゴースト・オブ・ツシマ(Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT)
待望のPC版が2024年5月17日よりSTEAMとEPICにて発売。 非常に楽しめていますので、前半プレイ25時間段階での感想も交えてゲーム特徴をご紹介します。
目次に候 |
✨ | Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT ゲーム紹介▲目次へ |
開発 Sucker Punch Productions, Nixxes Software 配信 PlayStation PC LLC EPIC版もあり 定価7590円 日本語対応 ※マルチプレイには PlayStation Network 無料アカウント作成が必須。 シングルプレイでは不要。 ※マルチは本編ではなく別ゲームです(後述) |
PS出身の高評価大作ゲームのPC版。
2020年 PS4原作、 2021年 PS5対応で完全版『DIRECTOR'S CUT』発売。
2024年 PC向けに様々調整されたのが本作です。
・現代PC向けのグラフィック最適化や詳細設定、マウス&キーボード設定変更
・DLSS3/FSR3/XeSSなどアップスケーリング、NVIDIA REFLEX対応
・DLSS3/FSR3/XeSSなどアップスケーリング、NVIDIA REFLEX対応
・日本語音声に合わせたリップシンクほか
蒙古の日本侵略に立ち向かう! 「元寇」を描いた武士アクションADV。
鎌倉時代の対馬島。モンゴル帝国の圧倒的大軍勢に敗れる武士団……
命からがら生き延びた主人公だが、敵は島中で暴虐の限り……
奪還のため、各地の生き残った味方を探すことに。
メインほか各地サブクエストも沢山用意されたRPG型の作風。
25時間段階では、まだまだ先が全然見えないボリュームです。
セーブも自由作成可能(オートセーブも有)
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特徴① 広大なオープンワールド島をゆるりと探索。 |
序章イベントが終われば、前半の島内ならどこへ行くも自由。
強化につながる探索や物資集め、装備や装飾など収集要素、
サブクエストも各地の民に話しかけると度々発生します。
占領された村… 蒙古以外の問題… 奇妙な噂… 琵琶法師の唄…
ほかシリアスな話から、思わず笑った話まで色々。
手記「ここが良し」 ・大塚明夫氏、千葉繁氏ほか有名声優陣が主力キャラを演じており 沢山のモブNPCもしっかり日本語フルボイスで親しめています。 ・屋根裏や床下など探索向けの隠しもあちこちに。 ・ファストトラベル地点が多い。 村や集落だけでなく 収集要素の神社や一部ランドマーク、敵の拠点跡なども対象。 |
特徴② 成長やスキルツリー、装備の収集&強化もあり |
武器は刀固定です。そのほか遠距離(弓・爆弾ほか色んな道具)
また頭・顔・鎧・護符の4スロットあり、クエストや探索で入手。
スキルツリーは広く浅く、色んな項目あり(上画像の他にも)
・剣の型……流派のように構えが異なり、固有技も習得可。
・パリィ重視や回避重視、飛び道具ごとにスキル強化可。
特徴③ 戦闘は集団戦も多い! 立ち回り重視の剣戦アクション |
弱&強攻撃、コマンド技、各地で習得していく奥義技、
パリィや回避などで立ち回る。 遠距離武器も色々あり。
『ダークソウル』系に比べて遥かにパリィしやすく
光ったら弾くか回避!『バットマン』のような乱戦感覚もあり楽しい。
攻撃&回避はスタミナ気にせず連打可能。ガードやパリィする敵も多く
いかに防御ゲージを削るか、スキを狙うか工夫。 騎乗戦闘も可能です。
気力=回復回数となっており、一騎討ちやパリィでも気力充填!
戦いながらでも、回復を補給できるゲーム性です。
ステルスも可能で、茂みから屋根から暗殺、デコイでおびき寄せ、
弓でヘッドショット!ほか奇襲向けスキルも色々あります。
一騎討ちボス戦もあり、道具を使えず刀だけで正々堂々勝負!
パリィや回避ほか剣戦練習もある程度必要です。難易度は調整可能。
特徴④「黒澤モード」が前印象以上に雰囲気あり好感 |
往年の銀幕映画のような、陰影強いノイズ混じりの白黒フィルム風画質になり、
ボイスやBGMなど音全般までこもって歪んだレトロ音質に!
ボイスやBGMなど音全般までこもって歪んだレトロ音質に!
気分転換として懐かしい雰囲気を楽しめます。
フォトモードと組合せて、映画のようなカット撮影したり
スクショ撮影が(趣味の私は)楽しくて仕方ないモードです。
手記「やや難点であろうか」 ・色がないぶん物資など見つけづらく、探索には向かず。 ・ワンボタン切替えショートカットキーがないため、 設定 → ゲーム → 黒澤モードON/OFFと数回操作が必要。 |
✨ | Ghost of Tsushima PC版 気になりそうな点に候▲目次へ参る |
PlayStation Network アカウント登録しないとマルチプレイできない。
・プレステを持ってなくても公式サイトから登録可能。
ニックネームですが、住所や生年月日も必要に(登録時に証明などは不要)
・ゲーム起動時やマルチプレイ中にPSNオーバーレイも時々現れます。
※マルチは本編COOPではなく、独立したPVE&PVPモードです >詳細
手記 海外否定レビューの多くにPlayStation Networkへの抗議が見られます。 PSN利用不可能なサービス対象外の国が100数十か国もあるため 少し前に『HELLDIVERS 2』が「PSN連携必須」を発表して炎上、 それを受けて連携見送りになった事も影響しています。 当時の発表 |
細かな点。
・マウス&キーボードだと使うボタンが相当多い。ゲームパッド向けの印象。
弱攻撃、強攻撃、遠距離武器、近距離投てき、スキル、ガード、回避、ダッシュ、
剣の型、しゃがみ、索敵、回復、ジャンプ、グラップルフック、インタラクトほか
よく使うキーだけでも沢山! マルチではさらに増えます。
・キャラメイクはなく、衣装要素のみ。
・モブNPCの自動セリフは字幕がなく音声のみ。
動作について。
今時の大作ゲーム水準では軽め(移植のため最新ゲームとは言い難いですが)
Core i7-8700、RTX2070、メモリ32GB、1080p、HDDインストールでも、
ロード速く、読み込み遅延ほぼなく、高設定以上で50~60FPSの場面が多い。
(最高設定だと40~60、演出激しい場面ほか40FPS以下まで落ち込む時あり)
手記 1
・Nvidiaグラボでは5月9日の最新ドライバー552.44が公式推奨。
GeForce Experienceで更新すると、重かったフォグの処理ほか多少軽くなりました。
・重い項目「ディティールレベル、ボリューメトリックフォグ」など少し下げると若干安心。
手記 2
・「0x887A002B:UNKNOWN」などのエラーで落ちる現象に2回遭遇(25時間中)
1度目は戦闘後の民家で。 2度目はゲーム起動直後のタイトル画面で。
Steamスレッドでも色んなタイミングで多数報告されており、「フレーム生成OFFで解決した」「ドライバーのロールバックで解決した」など対処法が挙げられていました。修正を期待したい。
✨ | Ghost of Tsushima PC版 前半段階の感想▲目次へ |
サムライ映画のような物語 × 和風オープンワールド・アクションという嗜好性!
特に古き日本を感じる世界観のこだわりがGOOD
武士を描いたテーマ性、それぞれ苦悩しつつも時折笑える仲間達との物語、
古風なセリフの言葉遣い、琵琶法師の語りによる演出(マルチでは実況風味ッ)
和歌を詠む、コオロギに笛の着想を、竹斬り修行ほか、風情を感じる文化が
ゲーム要素に様々落とし込まれています。 風光明媚な景色も見どころです。
「風が目的地へ導く」 「鳥やホタルなどが何かある場所を知らせる」
没入感を促す自然演出ナビゲーションも魅力。 マップも開けますが
のんびり探索したい時は、情景を頼りに楽しめます。UI最小設定も有。
そんな和風フレーバー散りばめられた世界で、少しずつマップ探索してゆく。
何か見つけては寄り道。クエスト遭遇や物資収集、敵拠点を解放したり。
ファストトラベル地点の多さ、ロードの速さほか、快適な工夫も沢山。
気分転換でたまにチェンジしたくなる黒澤モードがお気に入り。
これに慣れると、カラーに戻すと逆に味気なく感じる不思議(笑)
主人公の殺陣モーションもカッコいい。難易度変更もあり安心。
ちなみに最初は要素少ないですが、進むにつれ開放されていきます。
元のPS版から高評価作品だけあり、ゲームとしては手堅い印象でした。
✨ | Ghost of Tsushima DC「冥人奇譚」マルチについて▲目次へ |
PSNアカウント連携で解禁。PVE/PVP向けの別モード。
本編とは異なる、オンラインゲームのような独立した内容です。
妖や死霊、特殊能力など和風ダークファンタジーな雰囲気。
即興……いわゆるクイックマッチ 奇譚……PVE(2人COOP) 独自ステージを進んでいく。 九死……PVE(4人COOP) WAVE制の敵襲撃に耐え抜く。 群雄……PVP(2vs2チーム) 直接戦闘ではなくザコ戦で邪魔し合う。 大渦・百鬼……奇譚モードを全クリア後に解禁 + 装備レベル一定以上。 |
・執筆時点では、数秒~数十秒で毎回マッチ(発売の週末夜)
・いずれも本編で基本に慣れたプレイヤー向け。
マルチプレイ独自のキャラクター4人、成長&強化あり。
侍・弓取・刺客(隠密)・牢人(式神使い)の4タイプ。
マッチ結果によって装備入手やレベルUP。
スキル習得 & 装備強化していく。
マルチ向けで難易度高め。
奇譚はステージクリア型で目標を目指す。ソロプレイもできますが
回復が限られるため、ステルス or 協力して助け合う方が遊びやすい。
九死は長めのWAVE制でマップの数か所を防衛。
サクッと倒せるかによりそうですが、40分ほどかかりました。
群雄は2vs2でそれぞれザコ敵と戦いながら、相手に邪魔を送り込む。
先記事『Bloodstained: Ritual of the Night』のVSモードと似た方式。
マルチモード紹介の最後に。
本編COOPではないのは残念ですが、これはこれで別ゲームとして気分転換に。
一般のオンライン協力&対戦を、Ghost of Tsushimaのアクションでやるようなモードのため、好みは分かれそうです。
特に「九死」と「群雄」はひたすら戦うため、乱戦の修行になります。
これに慣れると、本編での前半戦闘が楽に感じるように。
小さな敵拠点レベルの乱戦では焦らなくなりました。
むしろ戦いを求めて正面突破したくなります(笑)
パリィや立ち回りが上達して俺Tueee!感が楽しい。
緊張感が薄くなるため、難易度上げると程良い感じに。
以上、ゲーム紹介で候! なお印象が変わってきたり
クリア後など改めてレビューを書くかもしれません。
クリア後など改めてレビューを書くかもしれません。
☕ | JJ VOICE▲目次へ |
PS時代から遊んでみたいと思っていた作品がPCで手元に… 3月に発表されてから、予約購入して楽しみに待ってました。 金曜夜から始めて、土日ずっと遊んでました。完全にハマり中。 アサシン クリード シャドウズの11月までに思いきり遊び倒さねば。 個人的には3月購入した仁王2もちょっとずつプレイ途中で 今年は和風の剣劇アクションにハマる年になりそうです。 |
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この記事へのコメント
老害さん
JJ
そうですね。これまでSTEAMで3000本以上プレイしてきましたが、PSN連携は私は今回初めてでした。サービス提供国では面倒で済みますが、遊べない国が多すぎる超大規模おま国状態。
PS利用者以外の多くのPCユーザーからすれば悪手としか思えませんね。
JJ
コンソール機は持っていません。昔すべて売りました。
当時遊びたいゲームが多すぎて、時間がなくなるためPCゲームに絞ろうと決意。
だがしかし! まさか積みゲー大量になるとは思ってもいませんでした(笑)
もしPSを選んでいたら、PS専門サイトになっていたかもしれません。