
『HUNTDOWN ハントダウン』
16BIT風ドット絵や多彩なボス戦など戦闘重視2Dガンアクション。
2021年5月13日、Epic独占期間を終え、STEAM版が晴れてリリース!
とても面白かったため、ハード・クリア後レビューも兼ねてご紹介します。
目次 |
💥 | HUNTDOWN ゲーム基本紹介▲目次へ |
非常に好評 定価 2050円(19日26時まで1640円セール) 日本語対応 ゲームパッド超推奨
開発 Easy Trigger Games ローカル1~2人プレイ対応(Remote Play Together対応)
まるで世紀末! ギャング組織に支配された近未来で悪を狩る!
モヒカン派閥をはじめ、和風&中国風ほかギャング抗争中の21世紀。
国家崩壊状態の各派閥が牛耳る 4ワールド全20ステージに突入して
全20のボス(賞金首)を始末していくタフな物語。
ストーリーモード(難易度選択、ステージ間セーブ有)ほか
アーケードモード(残機制でハイスコアを目指す)が遊べる。
腕によるが1周4~5時間前後。 少なくとも2周くらい遊びたくなる作品。
主人公は3人の賞金稼ぎから選択。
元特殊部隊ワイルドアフロ女性 …… ラピッドファイア & 放物線で飛ぶ斧が便利。
義体化した元警官タフガイ …… 火力高めの単発銃 & ブーメラン投げ。
違法改造ドロイド …… 連射できる2丁拳銃 & 3連ナイフ投げ。
それぞれセリフが異なりフルボイス。変更しても各ステージ最初から。
依頼仲介人なのか怪しげな女、総勢20人もの敵ギャングBOSSなど
一癖ありそうな濃い連中ばかり。なおアクション中心で物語は薄め。
💥 | HUNTDOWN 戦闘やゲーム性について▲目次へ |
色んな武器を使い捨てながら戦う! ガンアクション
メイン銃(弾薬無限)+サブ投擲武器(クールタイム制)ほか
敵からのドロップや道中入手できる武器(弾薬制)が色々用意。
ロケランに火炎放射にガトリング、タメ撃ちレーザーなプラズマ、
耐久力あるバールや日本刀まで、どんどん持ち替えながら戦う。
グレネードや起爆スイッチ爆弾ほか、サブ武器もいくつかある。

フリーエイムではなく射撃は正面のみ。 遮蔽物に隠れたりカバーシューター要素も。
状況に応じた判断機転や、刹那の立ち回りが求められて面白い。
多彩な構成の横スクロール型。隠しエリアも一部あり。
全20ステージと多く感じるが、それぞれコンパクト。
1面あたり数分~10分ほどで色んなシチュエーションが待つ。
追われながら駆け抜けたり、突然の包囲網で防衛戦になったり、
収集要素の隠し金を探したり、ロケーションも工夫が多い。
待ち構えている敵配置を考えて突入する感覚も強め。
💡 | HUNTDOWN 気になるかもしれない点▲目次へ |
難点ではないが、気になるかもしれない点。
・BOSSは硬いため、難易度HARDで何度も死ぬと面倒に感じる時も。
本気モードに備えて、デフォルト銃で弾節約すると時間もかかり特に感じる。
スキを狙ってチクチク攻撃していくBOSSも多く、厄介なザコ敵召喚もある。
・「メイン武器を拾う」と「メイン武器の切替え」ボタンが同じで誤発しやすい。
銃を切替えるつもりが、いつの間にか近接武器を拾ってしまいOMG! な時も。
・サブ武器(グレネードなど)は切替えできない。
使い切るか、別のサブ武器を入手するまで、その武器のまま。
性能が異なるため、任意切替 or 捨てられるとより良かったかな。
💥 | HUNTDOWN レビューまとめ▲目次へ |
全20ステージすべて道中+ボス戦がある、構成多彩な力作。
刹那の立ち回りが熱い、戦闘重視ガンアクション。
時には「待ち構えている敵編成を見て、どう攻めるか考えて突撃!」
時には「厄介な敵、意表を突く伏兵ほか、刹那の機転で立ち回る!」
ステージ数 = 多彩なシチュエーションが凝縮。
レトロゲームと今時2Dアクションのハイブリッド感覚。
足は遅いものの、機敏に動けて操作していて面白い。
銃持ちの敵が多く、撃ち合いになると被ダメしやすいが
チェックポイントや回復も多いため、アグレッシブに戦える。
難易度は適度にやや難しめ(EASYも有)
NORMAL …前半は易しめ、11面辺りから一気に難しくなる。
HARD …… 前半から手強くなり、道中でさえ何度も死につつ
最善手を探ってトライ&デスする難所も出てくる。
だがパターンがあるため、激ムズと言う程ではない。
攻略が熱い、多彩なボス 20戦も魅力。
ボスはHP多めでゴリ押しできない。 HP残量に応じて攻撃パターン変化。
いずれも数回死につつ、よく観察して対処していく攻略感を楽しめた。
大型メカもいるが人間中心。 中々撃ちまくれない接近突撃系も結構いる。
逃げ回りながら、スキを狙ってチクチク攻撃する戦いになるBOSSも多い。
近接アクションでは珍しくないが、ガンアクションとしては好み分かれるかもしれない。
物語はOPとEDほか少し描かれる「フレーバー」感覚だが
退廃未来 × サイバー × アメコミ風な世界観も魅力。
主人公たちの過去も描かれないが、個性的なボス達が魅力。
往年のSF映画やアメコミに出てきそうな悪人タイプが多い。
彼女に一途な雰囲気の80年代風リーゼント・バイカーには笑った。
肉体派カリスマ、心病んで暴走する元軍人、幻影使いの女幹部ほか
アメコミがあれば読んでみたいと思える、こだわりを感じる世界観だった。
画像では分からないが、天候表現や細かな背景演出などもあり
ドット絵はかなり綺麗。 また映画のような一部ボス演出など
フルボイスと相まって「おお…凄いなあ」とワクワクした。
全体的にはSTEAM評価「非常に好評」は妥当のオススメ作品。
初見NORMALクリア時はとても満足感を得られた良作だった。
(HARDは難所で何度も死ぬとちょっとダレてくるかもしれない)
☕ | JJ VOICE▲目次へ |
Easy Trigger Gamesはスウェーデンの開発メーカーとの事。 初作品とは思えないくらい、高水準で丁寧に作られていました。 アフロ女性(NORMAL)、タフガイ(HARD)で2周クリア。 攻略法も大体掴みましたが、オワタ式の最高難易度はさすがに(笑) 3周目はアーケード・モードで遊んでみようかな。 |
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