STEAMレビュー『Infectonator: Survivors』終末都市からの脱出を目指す、ドット絵の探索サバイバルRTS [Flash無料版あり]

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2Dドット絵、終末世界サバイバルRTS『Infectonator: Survivors』 
都市から脱出を目指すゲーム、元になった無料版もあります。
20時間ほどプレイ&クリア、今回はレビューを交えてご紹介。


📝Infectonator: Survivors
定価 980円  賛否両論  開発 Toge Productions  日本語なし

無料  日本語なし  ブラウザ上でプレイ
今回のレビューはSTEAM版。フリー版とは異なる点もあり。

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街が爆撃されるまで残り15日……生き抜いて脱出せよ!
ゾンビ・アポカリプス × サバイバル RTS。

車が故障してしまう所からゲームが始まる。最初のチュートリアル戦闘後、
犬と少年の拠点に招かれ、そこで自給自足しながら脱出を目指す事になる。
無料版はこの辺りから異なるが、ゲームシステムは基本同じ。

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脱出手段である車を修理すべく、燃料や修理パーツなど
ゾンビだらけの街を探索して、1つずつ集めていくのだ!

ストーリー性は高くないため、システムに慣れれば英語は問題ない。
「拠点」「街」「探索&戦闘区域」 とマップは3種類に分かれていて
別メーカー作品の Judgment と似ているが、こちらはよりシンプル。



📝Infectonator: Survivors  資料1「最初にチーム選択」
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ゲーム中には他にも沢山仲間にできるが、開始時は固定チーム選択制。
最初は「科学者・建設作業員・警官・女性ジャーナリスト」4人組のみ。
デフォルト=ショボい訳ではなく、得意分野のバランスが取れている。

レベルUPで好きな能力を伸ばせるため、戦闘向けにも探索向けにも成長可能。
SWAT&犯罪者チーム、戦闘特化『LEFT 4 DEAD』コラボ・チームほか、
ゲームオーバーやクリア評価ポイントでアンロックできる。



📝Infectonator: Survivors  資料2「拠点では、研究&クラフト」
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食料栽培やクッキング、武器&装備のクラフト、新アイテムの研究など
夕方の探索出発までに、キャラごとの得意分野を考えなら指示していく。
また無線で募集をかけたり、車の修理も行う。何を優先するかが醍醐味。

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悩ましい点
・任意で休憩させられない。疲労MAXになると自動的に休憩したり
 疲労時に作業から外すと休憩するが、いつ疲れるか分かりづらく
 夕方出発する探索メンバーは、昼以降は作業させづらい。



📝Infectonator: Survivors  資料3「街マップへ出発」
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街には探索&戦闘できる建物があり、騒動レベルによって出現ゾンビが異なる。
スタミナがあれば何カ所でも入れるが、HPは継続かつ弾薬も貴重。
危険になる前に拠点へ戻らないといけない。キャラ死亡=ロスト。

建物によってランダム・イベントが発生する事もある。
生存者救出できれば仲間になったり、バイヤーとの取引やクエストほか。

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悩ましい点「理不尽な運要素」
「○○を調査する?」などテキストイベントで、否応なく即死する事も。
 リスクを避けてイベント無視する事もできるが、何も得られない。
 実力対処できないため、運任せイベントでは面白さに寄与しづらい。

・探索マップでの戦闘をノーダメージ突破しても、
 撤退判定のような物があり、運が悪いとダメージを受ける。



📝Infectonator: Survivors  資料4「建物内は、探索戦闘RTS」
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マウスクリックで移動指示しながら、リアルタイムに物資回収や戦闘を行う。
視界&射程範囲なら自動攻撃するRTS。 近接キャラで出入口をふさいで
遠距離キャラで削り&リロードさせつつ、頭脳キャラが回収など同時指示。

地形や敵位置を考えて引き撃ちさせたり、上手くかわして逃げたりなど
最大4人チームと少人数のためアクション性があり、戦闘は結構楽しい。

悩ましい点「操作性」
RTSながらショートカット機能は、キャラ選択とリロードのみ。
あちこちクリック操作しないといけないため、戦闘中は忙しい。
ボスや強ザコ集団に焦って混乱  →  気付けば絶望などはザラ。

画面も狭め。視点操作もミニマップ・ショートカットもないため
複数キャラを分散して動かすのは難しい。基本は集団行動になる。



📝Infectonator: Survivors  資料5「タワーディフェンス防衛戦」
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待ち伏せイベントの感じで発生する。数ウェーブを耐えしのぐのだ。
守りやすい固定マップとなっており、奴らは左右から押し寄せてくる。
壊れている銃座を修理して利用したり、まさにTD感覚でちょっと緊張。

悩ましい点「弾薬」
弾薬消費が激しく、弾切れになると詰む事もあるため
近接ステータスを挙げていないと厳しい場面も出てくる。
レベルは一定以上は上がりにくいため取捨選択が悩みどころ。




📝Infectonator: Survivors レビューまとめ
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細かな難点は色々あるが、ゲームプレイ自体は面白い。
10回近くゲームオーバーになり、20時間程でようやくクリア。
気軽に遊べるため、つい何周も挑戦してしまい、結構ハマっていた。
STEAM「賛否両論」は妥当だが、私には「ほぼ好評」辺りの満足度。

運も絡んで高難易度、好みの分かれるゲームではある。
何度もゲームオーバーになりながら、最初から再挑戦していく作品で
初期物資&人員追加などアンロックして、少しずつ攻略しやすくっていく。


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常に時間に追われる、忙しい感覚も少々。
探索ではゾンビスポーンまでの時間、防衛戦ではウェーブまでの時間、
拠点では夕方までの時間、クラフト・レシピを見る間まで時間経過する。
緊迫感はあるが、それ以上に焦燥感があり、ちょっと疲れる時もあった。
ただ、インベントリやオプションを開くと時間が止まるため救いはある。


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ドット絵やチップチューンBGMが良い。
本作はインドネシア製。イラストやドット絵は日本でも馴染みやすい。
第一印象でドット絵に惹かれたのも本作プレイのきっかけだった。
少なくとも定価980円と考えれば、クオリティは十分高めの作品。
ブラウザ版は無料なので、気軽に試してみると良いかもしれない。



🎧 JJ Base Camp VOICE

最近は年度末で忙しくなり、ストレス発散に大作アクションやFPSを遊ぶ日々。
面白そうなインディも色々購入しましたが、つい同じ物ばかり遊んでしまう。
以前『TES』や『7DTD』にハマった時も毎日夜が待ち遠しかったな……。
外にいても、入れたいMODを考えたり、拠点設計図を書いたり(笑)

とは言え、最近遊ぶゲームはクリアまで遠い道のり。記事にできるのも遥か先。
クリア済インディ良作ネタも枯渇してきたので、そろそろ積みゲーを崩さねば。

海外映画やドラマでは、大人がよくFPSを遊ぶシーンが出てきますが
時間くらいで楽しめる完結型インディゲームだと中毒性も少なく
健全に遊べそうな娯楽で丁度いいなと、ふと思った今夜この頃です。
……と言いつつ、今夜もゾンビや敵兵を撃ちまくるのだ!(既に中毒)


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