
カンフー映画風の異種格闘アクション『Kings of Kung Fu』
B級感あふれながらも、結構面白いゲームだったためレビューを兼ねてご紹介。
💥 | Kings of Kung Fu ゲーム紹介&レビュー!! |
総合評価:賛否両論、通常980円、開発:Jae Lee Productions、日本語なし
14人のプレイアブル格闘家、9種類の流派がぶつかる、異種格闘技大会!
謎の武闘家レッド・ローニン(RED RONIN)の開催する大会に出場。
全員を倒してボスに挑むモードと、ローカル2人・CPU対戦、練習モードがある。
残念ながらオンライン対戦はない。なお、デフォルト難易度はベリーイージー。
ゲームパッドもスティック操作設定のみ。好みで十字キーなどオプション変更できる。
「この動き…カンフー映画で見た!」そんな100以上の技を収録
格闘技は全く詳しくないため、正確性は分からないが
見たことのある華麗な技が多くて、コマンド確認段階から楽しかった。
モーションもリアル寄りで滑らか。流派ごとに起き上がる動作が違ったり、
回転系攻撃を食らうとちゃんと回転しながら吹き飛んだり、芸が細かい。
なお、下段ガードは地上技でもカンタンに崩される。
💥 | Kings of Kung Fu ちょっとだけキャラ紹介 ホァッ!! |
ブルース・リー っぽい TAO LUNG
トレイラーでの流派表記は截拳道ではなく、CHINISE BOXINGとなっている。
飛距離ある飛び込みドラゴンキックや、2段サマーソルトが強い。
あれ2段!? 物理法則は……フッ、考えるな…感じるんだ!
ジャッキー・チェン っぽい CHEN FU
酔拳の使い手。トリッキーな技が多く、避けつつカウンターを狙ったり、
流れるような連続攻撃が面白い。モデリングも一番誰かに似ている気がする。
トニー・ジャー っぽい CHANG TAI
ムエタイ。強力な蹴り技が多彩。某映画の影響でガンガン飛び込みたくなる。
意外とリーチが短めのため、接近戦で本領を発揮しそうな印象だった。
💥 | Kings of Kung Fu レビューまとめ シャアッ!! |

実写映画フィルムのような粗いグラフィックフィルタや、
BGMやフォントなどレトロなカンフー映画風味がとてもGOOD。
多彩な技モーションから細かい動作、髪まで動く3Dモデルにも驚いた。
格ゲーとしては、地道にスキを狙ったり誘導して、細かく技を叩き込んでいくタイプ。
難しい要素はないため、初心者でも安心。難易度によるが適当にガチャ押しでも、
カンフーしている雰囲気で勝てたりする。ノーマル以上でもハメが効く事もあるが、
回避カウンターからコンボを仕掛けてくる手強さもあり「できる!」と感心した。
定価980円の低予算ゲームながら、よく研究されている様子や作り込みに本気を感じる。
なお、より本格的になった後継作品 Shaolin vs Wutang も1280円で発売されている。
コアな格闘ゲーマーには分からないが、カンフー映画好きなら、きっと笑えて遊べるだろう。
あえて残念な点を挙げるなら、1人1人ストーリーがあれば良かったかな。
エンディングが無きに等しいため、せめて固有セリフや専用CGだけでも。
後は対戦間のロードが12秒程とやや長い事。これはPC性能にもよるかもしれない。
STEAM最安値98円、Humble Storeでは$0.99セール。余裕で元が取れる位楽しめている。
☕ | JJ Voice |
格闘アクション系映画も結構好きでよく観ています。 ジャッキー映画もTV放映時は楽しく観ていますが、 個人的にはジェット・リー作品が特に好きかな。 小柄なリーが大柄の敵を華麗に叩きのめすのは快感。 中世からSFまで幅広い点もいいですね。 |
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