『Neon Chrome』SFローグライク・トップダウンシューター
武器やアビリティなど現地調達しながら敵地ビル最上階を目指す作品。
とても面白いゲームでしたので、2週クリアを機にレビューを兼ねてご紹介。
💡 | Neon Chrome ゲーム特徴紹介&レビュー |
サイバーパンク × ローグライク × トップダウンシューター
無理やり例えれば「ホットライン・マイアミ」をHP制かつSF銃撃戦にした感覚。
ランダム生成の建物内で、ステルスしながら、敵に応じて戦い方を工夫していく。
敵は硬め。武器強化やPERKビルド(能力組合せ)、火炎など弱点をつく必要がある。
攻撃は、銃火器(弾薬無限)、アビリティ攻撃(EN消費)、近接ブレードの3種類。
銃火器は、SMGやライフルから、近接用バーナー、貫通レールガンほか様々。
アビリティは、各種グレネードや地雷、EMPやスタン衝撃派ほか様々。
クラスや能力次第で、様々な戦い方ができて楽しい
防御重視ソルジャーや自動回復シールド装備のテックなら、
弾幕を避けながらガンガン撃ち合ってもいい。爆発物も各所にある。
アサシンなら、明かりを破壊して暗がりでステルス闇討ちしてもいい。
また硬い構造物以外、ほぼ全てのオブジェクトを破壊できるので、
壁ごしに近距離ショットガンで撃ち抜いたり、複数の部屋ごしにレールガン狙撃!
または敵部屋にそっと穴をあけて火炎グレネードをばら撒いて高みの見物もいい。
複数クラス、26種の武器、16種のアビリティ(特殊攻撃)、50種のPERK
道中で入手してアンロックしていく。1フロアに1~2個あるかないか、
1周クリアした位では半分も集まらない。本作は難易度高めのローグライク。
何度も死にながら少しずつ集めて、キャラ強化を楽しむゲームでもあるのだ。
クリア後も「強くてニューゲーム」だが、2週目・3週目と難しくなっていく。
死亡するとゲームオーバー、稼いだお金とアンロック要素を引き継ぎ。
1階から再挑戦となる。階層ボス撃破すればその上階からショートカットできる。
拠点では入手したお金を使って各種ステータスをアップグレードでき、
入手した武器・アビリティ・PERKを次回持ち込めるようになる。
一定階層ごとに、強力なボスが待ち構えている!
多脚走行ロボから、遠距離ヘリほか様々。いずれも攻撃パターンは多段階ある。
弱点以外は無敵であったり、恐ろしくタフで地形や爆発物を利用したり
それぞれ戦い方に工夫が必要なため、初見時は攻略がとても楽しい。
なお、ボス階層は固定構造。2週目では異なるボスも一部登場した。
💥 | Neon Chrome クラス・PERKほか組合せ一例 |
クラス一例(ゲーム開始時のランダム提案から選択)
撃ちながらリロード連打で爆発の嵐! 地形はほぼ平地になる(笑)
サイバーサイコ野郎 × カメレオン × 近接攻撃2倍 × スピード1.3倍
ステルスしながら近接ブレードで斬りまくる。壁などもはや一撃粉砕。
階層クリアボーナス資金 × EN残量ボーナス資金 × 敵爆破ごとに追加資金
お金を稼ぎたい時に。1階から始めれば通常プレイの1.5倍以上は軽く稼げる。
1週目はPERK1つしか持ち込めないが、2週目は2つ、3週目は3つと増える。
💦 | Neon Chrome 残念な点 |
見づらい場面が多々ある。
視点が真上に近いため、薄暗いエリアは扉や道がどこか分からない時がある。
また自動生成のためか、無意味なロック部屋や、変な地形もたまにある。
敵AIは単純なステルスゲーム挙動。
視界から隠れるとすぐに見失って警戒を解く。真後ろの壁を剣破壊しても気付かない。
行動パターンもほぼ同じで意外性はない。ただ、複数の敵やトラップなど組合せ次第では苦戦。
敵が硬いため、強化が整うまでは爽快感が薄い。
近距離ショットガンやロケランほか一部武器は序盤でも強いが、
SMGやライフルなど連射系や、硬いデカブツは相当撃ち込まないと倒せない。
クリア後の2週目・3週目とどんどん硬くなる調整も好きではない。
硬さではなく、AIの賢さや凶悪攻撃などで難易度を上げて欲しかった。
📝 | Neon Chrome レビューまとめ |
約270MBと小粒ながら、リプレイ性が高く、総合的にはとても面白い。
2周目クリア、20時間遊んでいるが、まだ未発見の武器やアビリティがあり、
未知のランダム出現の特殊フロアもまだまだある。3週目もぜひ挑戦したい。
多彩なPERKや武器の組合せを試しながら、何度もリプレイしたくなる。
1周あたりノーミスで3~4時間。死んでもすぐ最初からリトライなど、
ついつい時間を忘れてプレイし続けてしまう楽しさがある。
なお、オートセーブ。中断すると到達フロアの最初から。
後半は死ににくくなるが、増援やトラップで一気にピンチになる事も。
死ぬとまた最初からになるため、常に緊張感がある。
エイム自体の楽しさや射撃感がしっかりある点も良い。
ストーリー要素は薄め。短めのセリフ・イベントが数カ所あるのみ。
あくまでローグライク&アクション部分に特化した周回プレイゲーム。
「Far Cry 3 Blood Dragon」を思い出す、王道サイバーなBGMもCOOL!
☕ | JJ voice |
普段はFPSシューターをメインでプレイするのだが、最近は本作がメイン。 トップダウンシューターは射撃感と同時に、弾除けの楽しさもある。 TPSとシューティングの中間位の感覚で楽しめる所もGOODなジャンルです。 |
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