STEAMレビュー『Peaky Blinders: Mastermind』過去&未来の自分と協力!頭脳派ギャング一家の時間操作パズルアドベンチャー。海外ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』原作

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過去&未来の自分と協力!ギャング一家が陰謀に挑む、時間操作パズルADV
ピーキー・ブラインダーズ マスターマインド』 日本語対応 STEAM PC版。
アイデアが面白い作品でしたので、クリア後レビューを兼ねてご紹介します。


Peaky Blinders: Mastermind ゲーム特徴

8月発売  ほぼ好評 定価 2570円 開発 FuturLab 日本語対応 ゲームパッド推奨
FanaticalのKiller Bundle 14バンドルでも575円セール(ゲーム9本セット)



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19世紀の英国ギャング一家、頭脳で陰謀に立ち向かう!

やや短めの全10章、相当迷いながらも7時間ほどでクリア。
ギャングと言えど英国紳士、戦いは己の拳(戦闘ゲームではなくギミックの1つ)
そんな小さなファミリーが彼らを潰そうとする何者かの陰謀に立ち向かっていく。

Netflixで放映されている海外ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』原作。
ゲームではシーズン1 以前のエピソードが描かれる。原作は未見なので
ドラマと色々異なるかもしれないが、一家の主要キャラを操作していく。


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特徴異なるキャラを使い分け、ステルス・パズルADV

綿密な計画力そしてNPC協力者への人望厚い、我らがリーダー次男トミー!
力自慢の長兄アーサー! 色香で惑わす長女エイダ! 賄賂で丸めこむ叔母ポリー!
ほかそれぞれ特技を持った、章によっては最大6人を使い分けながら攻略するのだ。

ただ、謎解きとしての自由度はあまりなく、攻略方法はほぼ固定。
厳重な警備網をも華麗にくぐり抜ける「主人公の完璧な計画」を
試行錯誤しながら辿っていくようなゲーム。


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時間操作しながら同時進行、過去の自分と協力プレイ!

最大6人+協力者それぞれタイムラインがあり、行った行動が記録される。
状況に応じた適切キャラで行動したら、巻き戻して別キャラを動かすのだ。
いつでも「巻き戻し・早送り・一時停止」できる。

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例えば、建物に潜入する場合。
「長女が警官の気を引いたスキに、長兄が見張り敵ギャングを倒す!」
「身軽なキッズが小窓から侵入して、ステルスしながらカギを奪取!」
など状況ごとに適切なキャラを選んでいく。

終盤の広いマップだと、2チームに分かれて各所で6人それぞれ協力。
過去の自分と未来の自分が協力するようなプレイ感覚で中々楽しい。

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ステルスゲームとしてはシンプル、戦闘SLGではなくパズルADV
多くの敵は固定配置となり、巡回ルートの敵以外は動かない。
視界外はすぐ横を通ろうと、音を立てようと警戒さえしない。
一部キャラは「攻撃」できるが自動勝利、あくまでパズルギミックの1つ。



Peaky Blinders: Mastermind 気になった点
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物語部分
物語演出は数枚のイラスト&ノベル形式のため、全体的に淡々と進む。
またチャプターつなぎ部分など、駆け足というか端折り気味に感じる。

専業ビジュアルノベルほど文章は多くなく読みやすい反面、
感情移入まで至るほどではないかなと言う印象だった(原作ファンは分からない)

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ゲームシステム部分
・複数人選択できない。同じ目的地でも1人ずつ操作。
・走れない。制限時間のある章など、迷ったら巻き戻して最短行動したり
 同じシーンを何度もやり直す事になりやすいため、ダッシュが欲しくなる。

30FPS固定(アクションではないためすぐ慣れたが最初気になった)
・ゲームパッド推奨。キーコンフィグ機能なし。
・マウス&キーボードは慣れが必要。RTS操作ではなくWASD移動系。



Peaky Blinders: Mastermind レビューまとめ
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コンセプトやアイデアが面白い、意欲的パズルADV


「警官2人… 片方は汚職警官か。ならば片方の注意を引いたスキに賄賂で買収!」
「監視は厄介だが… 協力者がドアを数秒開けて視界を遮る手はずになっている。
 3、2、1、よし完璧なタイミングだ! みんな急いで中へ!」

クライムサスペンス映画のような綿密計画を、策士トミーが練っている設定。
プレイに1時間かかったとしても、リアルではわずか数分間の出来事なのだ。
画面分割で同時進行するようなリプレイ機能が欲しくなる(笑)

・最大6人+協力者のタイムラインが同時進行で進む
・キャラ切替による疑似協力で攻略(過去&未来の自分と協力)
・時間巻き戻し&一時停止をフル活用して成功パターンを探る。
 などギミックが魅力的。


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ただし、物語演出の淡泊さ・何度もやり直す・全員動かす作業感など
快適とは言いがたいプレイフィールや分かりづらい場面もあり、
「ほぼ好評」も妥当な、好み分かれる佳作ゲームの印象だった。

「このキャラはここでこうする!」正攻法を探すゲーム性で
ランダム要素がない固定パズルなレベルデザインのためリプレイ性は薄い。
実績や収集コンプ、または最短GOLDクリアを目指すタイムアタックくらい。
『HITMAN』のように好きな方法で攻略できる自由度があれば良かったかな。


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とは言え、最後まで遊ぶくらい楽しめた事は書き添えておきたい。
執筆時点のSTEAMクリア実績はわずか5.1%。す…少ない(笑)



 JJ VOICE
こちらは原作ドラマ・シーズン5の予告編PV。
やはり映像はカッコいいね。一家が並んで歩くシーンは痺れます。
NETFLIX未加入なので観られませんが、ゲームで興味が沸きました。

さて、Fanaticalバンドルの方は他のゲームは大体持っていましたが
本作が面白そうだったため購入しました。日本語対応も相当大きい。
今夜はもうバンドル記事を書く時間は残っていないものの
『Project CARS GOTY』もあり良内容となっています。


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