
3Dと2D空間を渡り歩く短編物語ACT/ADV『プロトリジゲン』、Steamにて2024年12月より無料配信している作品です。どこか懐かしい印象もあり、中々楽しめましたので感想も兼ねてご紹介します。
✨ | ProtoryJigen |

好評 無料 開発/配信 テクナン 氏 日本語対応 |
謎の空間を渡り歩いて真実を知る、物語主体プラットフォーマーADV
名前も何も思い出せない… 謎の世界で目覚めた主人公。
ロボットやナビに導かれて進むうち、思いがけない出来事が…
初見クリアまで約1時間ほどの短編、
アクション中にも会話が入る物語が魅力の作品です。
3D空間と2D空間の出入りが特徴! 次元をまたぐ主人公
2D空間では横スクロールや見下ろし視点になり、
3D空間では自由カメラのジャンプアクションに。
これが中々新鮮でBGM変化もGOOD。
敵=動く即死ダメージゾーンはありますが戦闘はなく、
「どこにどう進めばいいのか?」ルート探し感覚です。
難易度はかなりEASY。時々ちょっと迷うくらいで
死んでも直前で復活のためサクサク進めます。
難点も少々
・2Dの地形の当たり判定が分かりづらい(乗れるのか否か/障害物なのか否か)
・2Dの操作性の連続ジャンプ反応が悪い(キーボード操作の場合)
横を押したままだと、ジャンプ着地から即再ジャンプできない現象に遭遇。
2Dで連続ジャンプする場面は多くないため、何度も死ぬほどではありません。
・Tabキーを押すと、「ワールドをやり直す」か「ワールドから出る」の2択。
選ばないと画面から抜けられないため、ESC一時停止感覚では押せません。
・操作キー確認はタイトル画面かゲームフォルダ内Readme.txtのみ。
✨ | プロトリジゲン 紹介の最後に |
短編ながら「物語体験が魅力」の作品
主人公は何者なのか? この世界で何が起きているのか?
真実が分かってくると、当然と思っていたある行動に意味が生まれ
思わず躊躇してしまったり、心に響いてくる展開にぐっと来ました。
コンパクトにまとまった作品で、演出もちょっとニクイ☆
どこか懐かしい時代のインディゲームの香りも感じました。
複数次元のゲーム表現とストーリーがシンクロしています。
アクションとしてはシンプルでADV寄りですが(表現はユニーク)
物語体験として満足できました。盛り上げてくれるBGMもGOOD
無料なので興味惹かれた方はぜひ試しに遊んでみてね。
(序盤は地味ですが、2面クリアまでは続ける事をお勧めします)
☕ | JJ VOICE |
1月にダウンロードしたまま時間なく、最近ふと思い出して起動。 思いがけずぐっと来て、最期まで一気に遊んだ作品でした。 以下、ネタバレでちょっとだけ所感 ゲームキャラがこちら側に別の現実世界があると認識しているメタ系テーマは大好物です。感情移入もしやすくなりますね。最後のオマケのメッセージ演出も対話感がありGOODでした。 強いて2点挙げるなら ① ミクリエは3Dモデルで3D空間上に最後に出現 or 異次元存在としてアニメCG調か実写風など別格の雰囲気で最後に現れればより現実世界の住人感があったかもと思いました。 ② 物語演出上、完全クリアなのか分かりづらいため、プレイヤーに明確にゲーム終了を知らせるため1つだけ「クリア実績」という形でありがとう的な最後のメッセージ断片を残したような表現も良さそうな気はしました。或いはレクト君のメッセージ終了でフェードアウトなら終了しやすかったかもしれません。結局クリア後に30分近く粘りました(笑) |
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