『Rise of the Tomb Raider ライズ オブ ザ トゥームレイダー』
最新作『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』も発売されましたが（記事末尾）
今回は新生シリーズ2作目を、クリアを機にレビューを交えて改めてご紹介します。
| ✨ | Rise of the Tomb Raider ゲーム紹介＆感想 |
通常7344円、非常に好評、開発 Crystal Dynamics、配信 Square Enix、日本語対応
※PV後半部分はDLC。 「一族の系譜」DLCレビュー 「魔女の住処」DLCレビュー
ゲームモードは大別して2種類
本編ストーリーモードと、探索一覧（チャレンジモード：上画像）
チャレンジでは本編ステージを使ったスコアアタックや
ユーザー作成ミッションを遊べる。なお対戦モードはない。
今回は本編について書いていきたい。
シベリア奥地…神秘の秘宝を求めて冒険する、新生トゥームレイダー２作目
2013年発売のリブート作品 Tomb Raider の続編となる。
前作では銃を撃った事もないような、初々しい女の子からの成長譚が描かれたが、
あの壮絶な戦いを経ての本作。精神的にも肉体的にもタフな女性に成長している。
前作の癒し系大男ジョナも続投しているが物語は独立。 本作からでも問題はない。
ストーリー重視のTPSアクション・アドベンチャー
ジェットコースター的展開も満載の「リニア物語」をプレイしながら、
合間に「マップを自由探索」していく。基本システムは前作共通だが、
遺跡や洞窟などの探索要素や、謎解きが大幅にボリュームUPしている。
公式ではDLC含めて想定プレイ50時間。隅々までプレイすれば余裕で超える。
初期シリーズを思い出すような、遺跡や洞窟が沢山ある。
本編の大きめの遺跡はもちろん、任意の小規模遺跡もあちこちに潜んでいる。
アクション要素は少なく、易しめの謎解き中心だが、数分悩む事もしばしば。
最深部に辿り着くと、スキルや強化パーツが得られるため探索しがいもある。
チャレンジ、サブクエ、ログ収集、資源回収など、探索要素も多い。
コンプリートするなら自由探索だけでも十時間以上のボリューム。
なお各マップにあるキャンプ間をファストトラベルできるため
イベント時以外はいつでも回収でき、気分転換にもバッチリだ。
武器改造＆装備作成のため、つい資源収集や狩りを頑張ってしまう
木材や部品など、資源を集めてキャンプでクラフトできる。
毎回楽しみな時間だが、武器はちょっと種類が多い印象も。
アロー系、ショットガン系など同種類でも複数増えていく。
全部フル改造できるほど集めるのは至難の業。メイン武器を絞る必要がある。
スキル習得でプレイの幅が広がる
戦闘系・狩り系・探索＆工作系など、好きな能力を習得できる。
前作にもあった近接戦闘スキルから、一度に複数を射抜く弓スキル、
トラップ系からステルス系、探索範囲を広げる系ほか多彩で面白い。
ただ、前作ほど近接シチュエーションの対人戦闘は多くない印象も。
近接スキルを活かせる機会は少ない気がする。撃ち合う方が多い。
戦闘はTPSカバーシューター、攻略自由度は高め
派手に撃ち合うも良し、ステルスプレイも良しな戦闘が楽しめる。
モロトフや即席爆弾を作ったり、毒ガス矢でまとめて仕留めてもいい。
また、物を投げたり音で敵をおびき寄せて、一人ずつ暗殺してもいい。
茂みに隠れたり、木など高所へ登ったり、戦闘の自由度は高くてGOOD
敵の射撃精度は悪くなく、隠れてもグレネードを投げてくるため忙しい。
適度な手応えで楽しいが、ボスは特定方法でしか倒せないのがやや窮屈。
また、難しくはないがQTEイベントも各所にある。
| ✨ | Rise of the Tomb Raider レビューまとめ |
総評としては、とても大ボリュームで面白かった。
フル探索しながらでクリアまで45時間ほど（恐らく半分は自由探索）
2～3時間プレイして2～6％しか進まない進行度に毎回驚いていた。
チャレンジや収集探索ばかりつい遊んでしまってダレる事もあるが
終盤が近付くにつれ、終わるのが寂しくなっていったゲームである。
一番の魅力は「探検気分」を存分に楽しめたこと。
多くのマップには、ストーリー関係なく探索できる遺跡が隠されており、
古代遺跡から旧ソ連施設まで様々な雰囲気で、謎解きも用意されている。
夜起動するたび「今日はどこ探検しようかな～？」とワクワクしていた。
全部ではないが初期シリーズから遊んでいる身としては、
やはりトゥームレイダーには遺跡探検や謎解きを期待してしまう。
小規模かつ簡単ギミックであっても、探検要素が充実していたのは高ポイント。
前作と比べた場合、ゲーム的な満足度は向上。
ただ物語は前作が良かっただけに、本作はやや印象が弱い（好みの問題も）
前作では仲間達との関係をベースに描いており、時にぶつかりながら
心の弱かったララを励ましたり、互いに支えとなる魅力的存在だった。
彼らと危機に立ち向かうドラマ構成は共感しやすく、心動くものであった。
本作では新たに原住民ジェイコブや、敵であるトリニティ幹部を中心に描く。
ジェイコブは物語上やや距離があるため親しみづらく（最後は好きになれた）
敵はしっかり描かれるものの、アメコミのヴィランのような魅力には程遠い。
もちろん設定含めて物語はよく練られており、盛り上がるシーンもあるため、
冒険譚としては十分楽しめたが、感情移入しづらい印象も受けた物語だった。
人それぞれなので、本作が大好きな方は一意見として読み流して頂きたい。
総合的には、相当遊び込める大作ゲームだった。
| 🍸 | JJ voice |
集中プレイしてしばらく積み、を繰り返して半年位かけてやっとクリア。 コンプ目指して50時間突破したものの、未だに探し物チャレンジ2つが どこにあるかサッパリ分からず彷徨っていると言う（笑） | |
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この記事へのコメント
vxn
最新作とても楽しみです。^^
このRISEは 昨年のハンブルで取りこぼしたので、新作前の
値下げを期待してそこでゲットしたいと思ってますw
TSUKA
JJ
慎重になられてた月のマンスリーですね。
私も買っていなかった別の月のセット内容を見て
目玉よりいいじゃないか！と悶絶したことがあります（笑）
最新作の方も楽しみですね！ 終局と聞いてワクワクしています。
TSUKAさん
私も何度も積みつつのプレイでした。
後半は他大作ゲームの誘惑を一切我慢して、トゥームレイダー縛りで進めていました。
面白いのですが、長々と馴染みすぎた仲なので新鮮さが薄れてしまっていると言う（笑）
かいちょー
しかもDLCの中で一番高価だし...
セールでも安くならないらしい...
単純になんで日本語DLCにしたか疑問だわ。
セールで買ったらゲームの３倍の値段っぽいですね...
買うのためらうなぁ...
かいちょー
しかもDLCの中で一番高価だし...
セールでも安くならないらしい...
単純になんで日本語DLCにしたか疑問だわ。
セールで買ったらゲームの３倍の値段っぽいですね...
買うのためらうなぁ...
こちらもリブートでアンジェリーナ・ジョリーさんから新しい女優さんになりイメージチェンジしてます
（髪型は旧作に近いですが）
JJ
DLCセールしかやってないなぁと思っていたら、地域制限でしたか。
隠された商品が他にも色々ありそうですね。
かいちょーさんへ
日本語DLCが別売りなのは前作（2013）の方ですね。
2年前までは本体と一緒に激安セールをよくやっていましたが
最近はスクエニストア専売のGOTYセット販売に切り替えている様子。
STEAMストアのGOTYにも入れて欲しいですよね。
5番目コメントの方へ
映画の新作は知りませんでした！
PVを観た感じでは2013がベースのようですね。
とても面白そうで、楽しみが増えました。
JJ氏ありがとう
しかも記事になるとは(笑)
前作がおもしろかったので自分もそろそろやろうかと思いつつかなり熟成させていたウイッチャー2が中々終わらず寝かせておいたのが敗因ですね(笑)
今回もタンクトップみたいなのでまたプレイ中についつい視線がそちらに行って進行の邪魔されそうですね！(ゲス顔)
JJ
私は逆にウィッチャー2を積んでいるので大丈夫です！（何が大丈夫なのかはさておき）
ほかにもいい感じに熟成中のゲームは沢山ありますが長編ばかり…
中々手がつけられません。1本1本着実にクリアしていかねば！
ちなみにタンクトップは序盤だけで、すぐに完全防備な厚着になります（笑）
肌の見える衣装もありますが、手に入るのは実質後半あたりです。
vxn
でましたね！ これを機に Rise of the Tomb Raider 格安セール期待ですw
といいますか、もう定価で買って今すぐ遊んで
Shadow of the Tomb Raider をすぐ始めたい気分ですw
JJ
先ほどPVを観てきましたが、すっかり戦士の貫禄がついてました。
過去2作の経験は伊達じゃなそうです。ちなみに毎回顔が微妙に変わりますね。
個人的にはライズの顔立ちが結構好きなのですが、次回のPVに期待したい所です。
今年辺りそろそろ最安値更新しても良さそうな頃合いですし、
サマーセールの方も期待したいですね。