STEAM新生地罰デモ版配信&感想『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』テクニカルな戦闘重視のシングル3D剣戦アクション

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国産インディ剣戦アクション『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』、2025年2月25日よりSTAEMにて新デモ版が配信されましたので、クリアまで遊んでみた感想も兼ねてご紹介します。

目次


ROR 新生地罰 デモ版紹介▲目次へ
2025年発売予定  開発 Team 疾鷹  配信 Kodansha 日本語対応
※PVはデモ版の収録範囲外のものです

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戦闘重視のシングル3D剣戦アクション、新デモ版

Youtubeにてゲーム制作実況をされているHytacka(ハイタカ)氏による作品。
2023年に配信されたデモ版(通称:旧地罰)が厳しい評価を受け、
システム見直しやブラッシュアップされたのが本作(新地罰)です。

新デモ版では第1ステージの序盤が収録されています。
腕によりますが約1時間のボリューム(私は何度も死につつ約3時間)


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ショートカット開放しながらマップ探索

魔法的な力があるファンタジー世界観。
ザコ敵も配置されたマップを探索、進める場所を探していく。

各地の青い石碑がファストトラベル地点になっていて
回復&エネルギー補給&スキルツリー強化できます。

ザコ敵も復活しますが倒しても経験値はなく時々回復薬をドロップ。
復活しない強敵を倒すと強化ポイントを得られます。
ソウルライクではないため道中で死んでも安心。


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戦闘はテクニカルな剣戦アクション

弱/強攻撃、色んな特殊技(スキル習得)、色々と繋がる連撃コンボ、
エネルギー消費の魔法技的なアーツ、条件発生する地罰を基本として

パリィ/回避/ジャンプを攻撃系統に応じて使い分け!
攻撃方向の概念もあり、格闘ゲームのようなスキを狙う/崩す戦闘です。

スタミナがSEKIROの体幹ゲージに近く、特にボス格はガード鉄壁!
攻撃でスタミナを削りきれば数秒弱り、お馴染みの「地罰」生成チャンス。
爆発するエネルギー結晶柱のようなもので、攻撃やスキ作りに活用できます。


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そのほかの点

スキルツリーで特殊技やアーツ習得、能力強化。
強化ポイントは貴重なため、貯まればたまに強化選択。

消耗品の回復アイテムも敵ドロップやあちこちで入手。
デモ版では武器防具などの編成要素はなく片手剣のみ。



新生地罰 デモ版で気になった点▲目次へ

製品版では異なる可能性あり。アプデ改善される可能性もあり。

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ゲーム要素

・アクション苦手だと厳しい高難易度。何度も死につつ練習必至。
・難易度選択なし。救済措置は回復アイテムくらい(敵も時々ドロップ)

・スキル振り直しなし。デモ1周では数個ほど取得可能。
・ミニマップなし。前半どこに行けばいいのか少々迷いやすい。
・モーションブラーOFF項目がない。

動作関連

・PCによりますが、フレームレートがやや落ち込む瞬間がちょこちょこ。
 FSRほかアップスケーリングはデモ段階では非対応。

・時々メニュー画面で十字キー入力できなくなる現象遭遇(入り直しで正常に)
 それ以外の不具合などは遭遇しませんでした。



ROR 新生地罰 デモ版の感想▲目次へ
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ボス格はガード鉄壁! 何度も死につつパターン構築&攻略模索
格闘的なテクニカル戦闘は上達すれば面白くなってくるが玄人好みな印象


① 攻撃はスタミナ不要。ガンガン連撃を放ってくる攻撃系統に応じて
  方向概念あるパリィ/回避、ジャンプ/ガードをとっさに使い分け。

② 強敵以上はパリィ/回避などで崩さないと、攻撃が中々通らない。
  攻撃で攻撃を潰しづらく、すぐスーパーアーマーで反撃される。

この2点がベースながら好み分かれる部分。
連撃を受け流しつつ、崩すチャンスを狙う感覚 + スタミナ削りを狙う感覚。
スキル次第で他戦術もあるかもですが、ボス戦は窮屈な印象も。

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パリィは強撃(白い光)を攻撃方向に弾いた瞬間しかスキを作れず
回避も攻撃方向に避けた瞬間しかスキができづらい(特に赤い光)
敵の攻撃範囲が広いため、他のゲーム感覚では避けづらく練習必至。

わずかなスキを作って連撃コンボを叩き込む!
的確に攻撃対処していく、パターン構築に近いゲーム性。
デモ版はアクション苦手だと相当厳しい印象を受けました。


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第一ボスで20回近く死に、向いてないとイヤになりかけましたが
第二ボスは6~7回、防御使い分けに慣れてきて割と楽しく撃破。
そうバランス調整されていたのかもしれません(笑)

上達を楽しむゲーム。 ただ初級者救済も欲しい(特に方向概念)
また強ザコや前ボスなど、練習に再戦できる瞑想空間も欲しくなります。
レベル上げ不可のため、攻略模索&上達あるのみのストイックなゲームです。


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開発人数2人のため簡素で粗さも見られるものの
どんなゲームなのか? 方向性を感じられました。

旧地罰より遊びやすい印象でしたが、万人向けではない作風は健在。
ただ格ゲーのような駆け引きや研究上達が好きだと楽しめる素地もあります。
SteamやYoutubeほかフィードバックが改善の手助けになるかもしれません。



JJ VOICE▲目次へ

ネタバレ回避のためにYoutubeは2面開発開始から観ていませんでしたが
それ以前に見ていた要素や場所はここかーと実際に体験する不思議な感覚。

先程STEAM評価を見ると真っ赤でした(賛否辺りかなと思っていましたが)
ゆくゆくの世界一を目指す作品に繋げるためにも第一弾の
本作が一定の成功を得られるよう調整も期待したいですね。

追記
>
Youtubeにて製品版の情報動画が配信されました。
価格1000円ほどで4月発売、複数武器あり、3エリア(ボス計15体)、想定10時間。
体験版は1本道寄りのチュートリアル部分との事で、広めのエリアもあるとの事です。

動画背景でデモ範囲をご本人がプレイされているのですが
上手すぎてこんなにアッサリ倒せるのか!? と驚きました(笑)
プレイスキルと技特徴の理解度で楽しさが変わりそうですね。攻略参考になりました。

てっきり秋冬かと思っていたのですが完成間近。
大規模なシステム変更はもうないだろうと考えると
初心者向けの調整などは大型アプデに期待する感じになりそうですね。


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