
『The Flame in the Flood』STEAM版
崩壊世界で物資調達しながら川下り、サバイバル・ローグライク。
結構楽しめましたので、クリアを機にレビューを兼ねてご紹介します。
💡 | The Flame in the Flood ゲーム特徴紹介 |
天変地異か水没してしまった崩壊世界……新天地を探す旅へ
途方に暮れている少女の元へ、不思議な犬がバッグを持ってやってくる。
そしてラジオに入ってきた聞き取れない通信……もしかしたら生存者が?
よし、イカダで電波の近くまで行ってみよう。希望があるかもしれない!
イカダ川下りサバイバル × ローグライク・アクション
「空腹・渇き・寒さ・睡眠」など体調管理しながら川下りする。
ランダム生成される小島に寄って、物資調達&クラフトしていく。
一定距離ごとにストーリーイベントが用意されている。
短編だが最初は何度も死ぬ。私は初クリアまで10時間以上かかった。
死ぬとチェックポイント、または最初から(犬の荷物6個は引き継げる)
チェックポイント間が長く、中断オートセーブのみのため緊張感がある。
💥 | The Flame in the Flood 戦闘は控え目 |
戦闘手段は要クラフト(素材は貴重) 基本は避けて進む。
最初は「威嚇」したり「松明」で遠ざけるしか出来ないが、
素材があればトラップを作ったり、弓矢も作れる(中盤~後半辺り)
トラップは複数。オオカミ、イノシシなど動物ごとに有効無効がある。
弓矢は弱いものの、唯一の直接攻撃手段。
移動しながらエイムできないのがツライところ。
強敵などはトラップと組み合わせて戦いたい。
💡 | The Flame in the Flood 川下りパート |
川下りはハラハラドキドキ結構難しい。イカダも改造できる。
ぶつかったりしてイカダ耐久度が0になるとゲームオーバー。
水流に流されるため、方向調整したり、時には強く漕いで回避する。
造船所に立ち寄れれば、物資次第で修理&改造できる。
ガソリンで走るエンジン、調理もできるストーブほか様々。悩ましい。
💡 | The Flame in the Flood 島の探索パート |
島では探索して物資調達&クラフトを行う
キャンプ場、教会、町ほか複数あり、入手素材や特徴が異なる。
状況に応じて、どの島へ寄るべきか取捨選択する必要もある。
たまに生存者との出会いもある。ヒントや物資をもらえる事も。
クラフトは、食料・薬・衣服・戦闘手段・様々な道具がある。
持ち物上限もあり、後半はいかに空きスペースを作るかが悩み。
なお、クラフト・レシピはゲーム内ですべて見られる。
💦 | The Flame in the Flood 残念な点 |
似た構造の島が多いのがちょっと残念。
チャプターごとに新たな雰囲気が追加されるが、それでも少ない。
複数の構造パターンのランダム組合せのため、探索の新鮮さが薄い。
一部アイテムのショートカットが使いづらい。
松明・弓・毒肉・毒ガスのみ専用キーがあり、ほかはカテゴリー分類。
カテゴリー選択 → アイテム選択と2回以上キーを押して探さないと使えない。
リアルタイムのため、敵に気付かれた時はのんびり選ぶ余裕がない。
任意にショートカット設定できると良かったのだが、キー変更不可能。
📝 | The Flame in the Flood レビューまとめ |
1週目の10時間強はとても面白い。
何度も死にながら、少しずつコツを掴み、装備や道具を次世代に託していく。
そうして6時間ほど経ち、ついに次チャプターへ到達できた時の喜び!
新たな島マップにワクワクし、どんどん環境が整っていく楽しさ。
エンディングでは、長い苦労と緊張からの解放で、ちょっと涙まで。
2周目は効率プレイや挑戦プレイ感覚。遊びの幅は少なめ。
ストーリーモード終盤にはイカダは大体フル強化になり、
食料・水・装備・武器など物資もほぼ充実しており、
ボス格的な動物などのチャレンジ以外は、似たことの繰り返し。
ローグライクRPGのようなスキルなどなく、武器も罠と弓のみ。
プレイスタイルがほぼ変わらないため、新鮮さが薄れていく。
小粒なゲームだが総合的には面白く、グラフィックやBGMなど雰囲気も良い。
高難度クリアやエンドレスモードなど、2~3周位は挑みたくなる作品だった。
☕ | JJ voice |
こういう新天地を目指すサバイバルはワクワクしますね。 リアルでは絶対嫌ですが、映画やドラマでは好きなジャンル。 本作のエンディングも結構好きな内容でした。 |
この記事へのコメント