STEAMレビュー『The Marvellous Miss Take』お洒落な怪盗ステルスアクション、音やガジェットで敵を翻弄しよう

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STEAMのお洒落な怪盗ステルスアクション『The Marvellous Miss Take
音やガジェットを駆使して、お宝を白昼堂々盗み出す、攻めのステルス。
比較的面白いゲームでしたので、ゲーム紹介を兼ねてレビューします。


 The Marvellous Miss Take ゲーム紹介
STEAM評価:非常に好評、定価1980円、日本語なし


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特徴の異なるキャラクター3人。それぞれにステージもアレンジ。

物語が進むと仲間に加わる、メインキャラクター3人を操作して、
厳重警備のギャラリーからお宝を盗み出す怪盗ステルスゲーム。
約25ステージ×3パターン。所々でストーリー進行していく。
タイムアタックや完全ステルスなど、任意の評価目標もある。

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「観察して待つ」よりも「ガンガン誘導する」攻めのステルス。

敵の動きはランダム。視界や音で探知する警備員や、匂いで追跡する犬など、
多くの敵は巡回ルートが決まっておらず、周辺を自由気ままに警備する。
そのため、同じステージでも毎回変化があり、状況に応じて動く必要がある。
攻撃はないが、口笛や、様々なガジェットが用意されている。時にはあえて警報も。



 The Marvellous Miss Take キャラ毎に違う面白さがある
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ソフィア(女性、主人公)
デコイ、テレポート、スモークほか、ステージ毎に異なるガジェットを使う。
追いかけられると、ビックリして帽子を落とすお茶目さん。(帽子も回収必須)
ステージクリアすると、彼女の屋敷にお宝が飾られていく。

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ハリー(老紳士)
杖をついておりダッシュができない。
ガジェットは、何度でも回収して使えるデコイ(鈴)。
なお、ハリーのステージは夜モードになり、警戒用の壁が増える。

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デイジー(少女)
警備員から鍵をスリとる事ができ、金庫からアイテムを奪う。
ダッシュ時の音が小さく、警備員の背後に近づいても気付かれない。
ただ金庫のアラーム範囲が広く、ガジェットがないため、ハードモード的な存在。



💡 The Marvellous Miss Take 残念に感じた点
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リトライ必至ゲームながら、ややサクサクではない。
リトライは約5秒、任意リスタートは開始画面(上画像)にも切替わる。
十分に速いけれど、アニメーション挿入されるボタンを押す必要があり、
難しい後半ステージで何度もリトライすると、非常にもどかしくなる。
キーひとつで即リトライできれば快適だった。

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ガジェットを自由に選べない。
いずれもステージ固定。せっかく色々あるのに一つ一つ出番が少ない。
自由に選べれば、戦術の幅が広がって、リプレイ性も上がったと思う。
上画像はスモーク専用ステージ。この絶体絶命状況でもワープがあれば即ゴール。



 The Marvellous Miss Take  レビューまとめ
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意外と小粒なゲームだったが、全体的には面白いと思う。
お洒落なBGMや、グラフィックの雰囲気も良い。

ただ、「比較的」良作止まりの印象もある。
ロケーションが似たようなギャラリー中心。より多彩になり、
上述の残念点が解消されれば、さらに評価も上がるだろう。

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ちなみに、こちらはCキーでのポーズ画面。ミニチュアな雰囲気になる。
普段は見下ろし視点なのだが、ぜひこの画面でもプレイしてみたいね。



🍸 JJ Lounge Voice

個人的には以前レビューした義賊ステルスゲーム『Volume』の方が面白いと感じた。
あちらもガジェット多彩、全100ステージ+αと大ボリューム。加えて物語も良い。
どちらも同価格帯なので、もし迷われた時に参考材料にしてもらえれば幸いです。

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