DLCレビュー『The Bureau: XCOM Declassified - Hangar 6 R&D』シブメン隊長ダシルバの死闘を描く戦闘特化DLC (TPS版XCOM)

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TPSシューター版XCOMにて印象的だった「ダシルバ隊長」が主人公。
The Bureau: XCOM Declassified - Hangar 6 R&D』 物語DLC、STEAM版。
クリアを機にレビューを兼ねて、ゲーム特徴をご紹介したい。 本編レビューはこちら


🎥 The Bureau: XCOM Declassified - Hangar 6 R&D
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定価 498円、 賛否両論、 開発&配信:2K、 日本語対応(UI/字幕)
※DLC。プレイには本編「The Bureau: XCOM Declassified」が必要。


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本編では別チームを率いて各地で戦っていた、葉巻の似合う男
ニコ・ダシルバ隊長が主人公となる、短編ストーリーDLC。

本編とは別地区にある「ハンガー6 研究開発部」屋内が全舞台。
エイリアンによる恐ろしい感染症の原因を探るべく実験に挑む。
感染した部下の精神世界とリンクした「箱庭」で戦っていく事になる。


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システムは本編と同じ。部下に指示しながら戦うTPSカバーシューター
詳しいシステム紹介は本編レビューで書いたため割愛するが、DLC版も
主人公・隊員それぞれレベルがあり、装備編成&スキル育成要素もある。
ダシルバ隊長独自のスキルとして、クールダウン制の設置爆弾を使える。

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戦闘も遮蔽物にカバーリングしながら、状況に応じて部下に行動指示。
自分も撃ちまくって殲滅していく。相変わらず敵は硬く、常にギリギリで忙しい。
「挑発や弱体化させ、地雷設置。さらにタレットやデコイで引きつけ…十字砲火!」
などなど、初期ミュートンでさえスキルをフル活用、マガジン複数使い切ってやっと。


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本編とは違う「ほんのりタワーディフェンス」な感覚も。
DLCでは「小規模の箱庭」ステージが物語進行に合わせて用意される。
複数スイッチがあり、起動すると敵集団が出現する仕組みとなっている。
どんな敵がどこから攻めてくるかは一切分からない。

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そのため事前に補給弾薬の位置をチェックしたり、マップ構造を考えて
戦いやすいよう部下を配置、タレットや地雷を設置したりTD感覚もある。
もちろん事前準備せずに、即興で戦ってもいい。

なおステージごとに地形や建物は異なり、変化も色々あるが閉塞感もある。
本編にあった探索しながら戦うSF冒険活劇のようなワクワク感はない。太陽が…恋しい。



💡 The Bureau: XCOM Declassified - Hangar 6 R&D 残念点
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本編レビューで書いた残念点はほぼ共通。
・一部操作性の悪さ。段差や障害物ごしへは指示しづらい(できない場所も)
・シールドやバフなど、目がくらみそうな眩しい光エフェクト。
・勝手に飛び出してピンチになりに行く味方AI。

・一部ミッションでは「飛ばせないイベント前」からリスタート。
 ゲームオーバーのたび毎回1分ほど待つ忍耐が必要だった。



💡 The Bureau: XCOM Declassified - Hangar 6 R&D 始め方
Hangar 6 R&D(DLC)の始め方
新しいセーブスロットの「新規キャンペーン」からゲーム選択できる。
まぎわらしいが「ダウンロードコンテンツ」は関係ないので注意したい。



📝 The Bureau: XCOM Declassified - Hangar 6 レビューまとめ
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探索要素さえも省いた、戦闘ミッション特化DLC
短編だが戦闘ミッションは意外と多く、クリアに4時間以上かかった。
序盤から本編中盤クラス、後半に至っては本編終盤クラスの難易度。
何度もゲームオーバーになりながら、対策を練って戦う歯応えがある。

ただし、シューターとしては元々がクセの強いスキル戦術TPS。
本編にあった「SF冒険活劇」の雰囲気もあまりないDLCのため、
あの戦闘システムに魅力を感じない方には合わないだろう。
「TPS版XCOMの戦闘システムが大好き」な人向けのDLC。


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私は「ダシルバ物語」見たさに購入したが、そちらはやや微妙。
過去を辿るような深いダシルバ・ストーリーではない。部隊長として
極秘実験に抜擢されただけで、フォーク局長や他キャラでも通じる話。
単にダシルバさんが人気キャラのため、主人公になっただけに感じた。

会話シーンは沢山あり「ダシルバ・ファンなら或いは…!」とも思うが、
ローテンションかつマジメ、本編主人公カーターほど笑える訳でもない。
正直キャラが薄い。これなら魅力的キャラとして印象に残っていた本編
のままでいて欲しかった気も。 物語自体は後半そこそこ盛り上がる。

また、ミッション間で自由行動できる基地についても3部屋と狭い。
NPCの会話要素もごく数人。恒例のログ文書や武器入手などはある。
ちなみに戦闘マップはもう少し広く、複数用意されている点が救い。
特にレトロなドライブインシアターの演出には感心した。


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本編が遊びたりなかった時に遊ぶDLCの印象だった。
とは言え、定価498円!価格を考えれば豪華な内容ではある。
セール最安124円の時に買ったなら余裕で元が取れるだろう。


 JJ voice

海外ドラマ「エージェント・カーター」にハマったのがプレイのきっかけ。
「キャプテン・アメリカ」ヒロイン主人公の派生ドラマですが、
冷戦期を舞台にした近未来兵器も登場するスパイ物語で面白い。
雰囲気が近くDLC未プレイだった本作を思い出して起動しました。

屋内戦闘ばかりで物足りない事もあり、また本編を遊びたくなると言う(笑)
やはり「The Bureau: XCOM Declassified」は、物語・探索・戦闘が
三位一体になって初めて魅力を増す作品だなと再認識した今夜この頃。


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