STEAMにて無料配信。Unreal Engine 5による超美麗ゲーム『The Market of Light』
技術デモを兼ねて制作された短編作品で、2021年9月28日より配信開始。
中々興味深い体験でしたので、プレイ感想を兼ねてご紹介します。
✨ | The Market of Light |
無料! 開発 historia Inc. 日本語なし(問題なし) 必要スペック非常に高
ホタルとなって小さなマーケット広場を散策フライト。
散りばめられた不思議なジェムを集めていくシンプルな内容で
グラフィックや景色を楽しむためのデモ体験と言った感覚です。
初見クリアまで10~20分ほどの超短編ですが
操作性が微妙でゆったり飛ぶため、心に余裕ある時のプレイを推奨。
Unreal Engine 5 の目玉機能を使った作品。
今年5月より早期アクセスが始まった最新グラフィック・エンジンUE5。
Nanite(膨大なポリゴンもフレームレートを維持して知覚表現する技術)
Lumen(動的なライティング表現技術)など目玉となる新技術を使用。
本作は小さな市場ながら「約49億ポリゴン、8Kテクスチャ253枚 + 4Kテクスチャ1065枚」ものデータ量で構成されているとの事。食べ物がリアルに美味しそうで凄い。
✨ | The Market of Light 気になった点 |
・GPU負荷がとても高いため発熱などに注意 (画質設定はFHDのON/OFFのみ)
Core i7-8700、RTX2070環境では、GPU使用率80~99%でほぼ常にフル回転。
解像度1920×1080だと、基本40~50FPSで、30FPSを切ることも。
・操作感度の設定がない。180度振り返るまで
マウスを5~8回は左右に動かさないといけないほど感度低め。
WS上昇下降、AD旋回。ゲームパッド向け・フライト系ラジコン操作です。
マウスを5~8回は左右に動かさないといけないほど感度低め。
WS上昇下降、AD旋回。ゲームパッド向け・フライト系ラジコン操作です。
✨ | The Market of Light 最後に感想 |
まさに「フォトリアル」を感じる、現実にぐっと近づいた表現力。
特に反射や陰影などライティングがとても自然。
プロモーション用のプリレンダリングのような品質内で
リアルタイムに操作できる、ワクワク感がありました。
プレイ中はそう感じない場所でも、
撮影スクショを改めて見ると実感。
布や食べ物などメインのオブジェクトは、確かに至近距離でも高解像度に表現されています。次世代の体験感を楽しめました。
美しい観光地のマーケットに迷い込んだ気分で
瞳キラキラしながら30分以上も飛び回っている自分が(笑)
FPSのドローン操作だと、もっと遊びやすかったかもしれませんね。
🍸 | JJ VOICE |
いずれUE5の早期アクセスが終了して、ガンガン動き回れる アクションやRPGなど登場する日が待ち遠しくなりました。 と、同時にもっと高スペックPCが欲しくなりました(笑) Win11も近いですし、世代の節目が 一気に近づいてきた感があります。 来年や再来年のゲームはグラフィックも大幅進化しそうですね。 |
この記事へのコメント
JJ
ふと気になってSteamハードウェア統計を見てみたところ
主流はGTX1000系、RTXグラボ率は20%程だったんですね。
https://store.steampowered.com/hwsurvey/videocard/
軽量化の最適化ノウハウや技術研究にも時間が必要…
確かに、本格的普及はしばらく先になりそうですね。
注目集まるAAA作品…… ますます楽しみになりました(笑)
ひとまず『S.T.A.L.K.E.R. 2』に期待高まります。