美しい遺跡を旅する3Dプラットフォーマー『The World Begins With You』特徴紹介&感想、PCインディゲーム

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PCゲームとして配信中のThe World Begins With You
どこか懐かしい雰囲気漂う、美しい遺跡を旅する3Dプラットフォーマー。
1時間かからない短編です。今回はプレイ感想を兼ねてご紹介します。
追記:寄付歓迎スタイルでしたが、現在は有料1ドルで販売されています。


 The World Begins With You ゲーム紹介&感想
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定価1ドル 製作 Fabian Denter氏  容量 710MB(解凍後) 日本語なし
キーボード、Xboxコントローラー標準対応。Win、Mac対応。


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美しい遺跡や山岳地帯が描かれる3Dプラットフォーマー。
見知らぬ牢屋で目覚めた主人公となり、言葉少なめに探索していく。
仕掛けの難易度は易しめ。調べられるポイントには ○ が表示される。
視点は自動追従。エリアに合わせて魅せるカメラワークを楽しめる。

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ステルスアクション場面も登場する。見つかると容赦なくレーザービーム!
光源を考えて、ダッシュ、しゃがみを活用しよう。しゃがみはトグル式。

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ゲーム的には難点もある。要因は主に「動かせない視点」
視点が遠いシーンが多く、足場の奥行きや前後位置が分かりづらい。
明らかにスイッチがある場所だが、段差に登りづらくて押しにくい事も。
谷間に落ちると即死。チェックポイントが遠い後半は戻しにやや時間がかかる。

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ストーリーは「考える」のではなく「感じる」もの。
光源や砂塵など、グラフィックの雰囲気がとても良い作品だった。
快適とはいい難い部分もあるが、慎重に進めば数回リトライで済む。

面白い物語や刺激的アクションを求める方には合わないが、
小一時間ほど静かな遺跡の旅を楽しめる。
時間のある時にのんびりプレイしたい作品。


📝 JJ voice

作者さんはドイツの3Dアーティスト(環境や小道具製作)。
確かにクリエイターらしい雰囲気もあり、
最後に現れるメッセージがいいなと思えた。
自身の心境も含めているのだろうね。


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