Unreal Engine 5による超美麗な豪華客船タイタニック号を、PCゲームとして一人称視点3Dで散策できるデモ版『Titanic: Project 401』バージョン2.0が公式サイトにて無料配信されています。Steamでもリリース予定の作品です。
巨大な船内の建築美などワクワクする体験でしたので、感想を兼ねてご紹介します。
✨ | TITANIC: HONOR AND GLORY ~ ご乗船案内 ~ |
2種類あり、グラフィックも収録範囲も異なります。

今回紹介の新デモ版。Unreal Engine 5。収録範囲が広く超美麗です。
ZIPファイル約39GBと大きいため、ダウンロード一時停止や失敗する場合あり。
本編デモ版。Unreal Engine 4。収録範囲は狭く、グラフィックも異なります。
こちらも開発段階ですが、豆知識や写真などゲーム的な片鱗も少しあり。
【仕様】無料デモ版 開発 Vintage Digital Revival 日本語なし(問題なし) ※PC負荷が高いため、重い時はゲーム内でグラフィック設定を調整。 |
✨ | さあ Titanic: Project 401 へ乗船! ~特徴紹介~ |
超美麗グラフィックで再現されたタイタニック船内を、
自由散策できるウォーキングシミュレーター。
2012年より開始したタイタニック号の3Dゲーム再現を目指すプロジェクト。
米国や英国のチームを中心とするボランティアにより開発が進められており
公式サイトからの寄付や、Patreonでも月額支援を募っています。
『Titanic: Project 401』は『Titanic: Honor and Glory』のデモ版の位置付け。将来的にはVR対応はじめ、夕方や夜時間、乗員たちの物語を知る要素、沈没イベントを追体験できるSinking Modeの構想も。いずれSteamでもリリース予定です。
『Titanic: Project 401』ver 2では全体の50%を収録。
物語はなく、当時を想像したり、のんびり眺めながら探索。
見て回るだけで1~3時間かかるほど、巨大空間が広がっています。
階層ごとに作り込まれた部屋・施設がいくつか点在(ドアが開いています)
走る、しゃがむ、カメラ拡大縮小、マップ切替扉のみのシンプル操作です。
一等客のための豪華客室、高級レストランなどの上層をはじめ
奥深く下層へ降りるほど、狭く質素になっていく客室や食堂、
またポストオフィスや蒸し風呂ほか施設も様々あります。
本バージョンよりクルー施設も複数収録されており、
効率優先で大勢押し込むように2段ベッドが並んだ寝所や
そこへ続く迷路のような裏通路、機関室やキッチンほか様々。
過去バージョンからの大きな違い。
Unreal Engine 5に開発エンジンが変わりリマスター。
収録範囲も増え、細かな小物が追加されリアリティUP。
テクスチャや家具・小物モデルも多数改善されています。
レイトレーシング設定はなくなったものの(DLSSは対応)
むしろ美しくなった場面が多いほど改良され動作軽快に。
シームレスをやめて、エリア切替式になり軽量化(HDDだとロード数秒~十数秒)
✨ | Titanic: Project 401 プレイ感想 |
好奇心を刺激され、とてもワクワクした数時間の小旅行気分。
本作ギャラリー記事にて、より沢山掲載していますが
一等~三等まで快適性が全く異なる区分けされた客層エリア、
広い喫煙ラウンジやレストラン、様々な施設や家具小物から
1912年当時の文化も垣間見ることができました。
そのあちこちに “座ってみたくなるイスやベッド” があり、
「ここの客はどう過ごすだろうか」「この職場での生活は」など
利用する乗客やクルーの気持ち・船内生活を妄想する楽しさも(笑)
タイタニックそのものに興味がなくても、
船や建築が好きな方にも非常にオススメ。
非日常気分を味わえる乗船体験感覚の力作PCゲームでした。
気になった点としては、現在地表示のマップ機能がない事と キー操作変更しても、エリア移動すると無効になるバグかな。 |
☕ | JJ VOICE |
![]() 最後にTIPS。解凍フォルダに船内マップが同梱されています。 『Demo 401 Map Full.png』超高解像度 9694 x 15220 px。 未収録の階層も掲載されており、細部まで拡大できるため資料にも便利。 収録エリア(赤)で分かりやすく、参考にするとより楽しめます。 全探索したつもりが、気付かなかった部屋も見つかりました。 それでは良い旅を✨ 乗船後には私の写真ギャラリーにもぜひお立寄りください✨ |
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