
Unreal Engine 4で英国の遊園地「Alton Towers」再現を目指すファンメイド作品『Virtual Towers Online』がSTEAMストアにて2024年末より無料配信されています。
私の環境 RTX 2070では低設定でも40~30FPS程になる重さが難点ですが、アトラクションや観光気分を楽しめましたので感想も兼ねてご紹介します。
目次 |
✨ | Virtual Towers Online▲目次 |
無料 配信Virtual Towers Online, CoasterGen 日本語なし PC負荷高め(低画質でも重いためグラボ性能によっては厳しい可能性あり) |
英国の遊園地「Alton Towers」を1人称で自由散策、
ウォーキング&ライド・シミュレーター(非公式ファンメイド作品)
巨大複合テーマパーク「Alton Towers」の遊園地エリア再現を目指すプロジェクト。 設計図や数千枚もの写真を参考に、少人数チームで10年以上開発されている作品です。
※開発中のため最適化されておらず激重、また変更も度々行われているようです。
現在verはシンプルな地区限定開放の箱庭ですが、最終的には世界中のユーザーが交流できるマルチプレイ環境、プレイヤーがアトラクションで役割を担う運営要素、スキルUPしていくキャリアモード実現が目標との事です。
執筆時点では、約13のアトラクションや乗り物などが稼働
名物ジェットコースターほか、ライド系アトラクション中心に
移動用ロープウェイ、展示型ウォークスルーなどもあります。
9つは自動稼働、4つは自動&手動切替(現verは2つ自動/2つ手動でした)
1つは支援者限定、6つが今後予定のようでした。(背景としては一部稼働)
案内版の下側に一覧あり。
園内をのんびり散策しながらアトラクション探し(ダッシュ=早歩き)
全部体験して隅々まで回れば2時間以上、広い空間が広がっています。
5か所ほどの看板がファストトラベル地点に。
✨ | Virtual Towers Online へ行ってきた!風紹介▲目次 |
休日を利用して、久しぶりに遊園地にやってきましたー☆
ゲームなのでガラガラで貸し切り状態、YAY!
チケット(無料)を買ってゲートを通り入場。
どこから回ろうかな? 地図を頼りに歩いてアトラクション探し。
結構広いため、たまに迷いながら何かありそうな方向へGO
案内板を触れば、端末MAPからファストトラベル可能です。
第一アトラクション到着!
でも乗り場まで行く必要があり、すぐには乗れません(ここは近い)
行列用の長~~~い通路をひたすら進みます、一部はほぼ迷路(笑)
通路には演出もあったり、アナウンスや稼働音を聴きながら
ちょっとずつ見えてくる感覚はまさに遊園地の行列感です。
やっと乗り場に到着! でも次のライドが帰ってくるまでまだ乗れない。
ゲート開放や安全バー昇降などリアル再現のため、結構待たされます。
ついにジェットコースターへ! ひゃっほう!!
カタカタ登っていくワクワク感☆ 頭ぶつかりそうに攻める疾走感☆
1人称視点なので自由に見回せて楽しい。良い景色も広がっています。
そんな時間も2~3分ほどで終了……
あっという間に乗り場に帰ってきた……
でもゲームなので、降りてもその場ですぐまた乗れる!
好きな席に乗れるため、毎回違う席からの眺めを楽しめます。
他のアトラクションもどんどん行ってみよう☆
実際に乗ったら絶対怖そうな「Oblivion」
工業的な造形美を感じる大規模ジェットコースター「The Smiler」
名物アトラクションの1つで満足度も高かったです。
ただし通路も超長い! 帰り道まで迷いましたw
アトラクションによっては帰り道はすぐ終わり、
お土産SHOPに直結している遊園地らしい構造。
ライドごとのロゴTシャツも見られました。
他のアトラクションも楽しみつつ次エリアへ☆
城を発見!ウォークスルー型アトラクション「Hex – The Legend of the Towers」
英国英語によるおどろおどろしい物語や環境演出のなか順路を進むタイプ。
Alton Towersはかつての貴族の敷地をベースにしたテーマパークとの事で、古城や英国庭園も見られます。自然公園のようなピクニックにも良さそう(そのぶん相当歩くッ)
ロープウェイ発見。ショートカットがてら乗ってみる事に。
のんびり景色を眺めながら、ゆっくり進んでいきます。
北西乗降場はちょっとスキー場を思い出しました。
(ゴンドラの座席部分をクリックすると乗れます)
西エリアへ到着☆
エリアごとにテーマが違って良いですね。
東は未来的でしたが、西は冒険っぽい雰囲気。
中央は中世っぽい雰囲気になっています。
この2つのアトラクションは手動モードでした。
看板やマニュアルなど英語説明を読む必要あり。
噴水ライド(RIPSAW)はESCメニューにも操作表が現れますが一部のみ。
入口の看板説明も読んでおかないと降りられません(ESCキー脱出機能なし)
乗降位置まで↑↓キーで動かし、Hキーで開始/終了。噴水はJキーです。
船ライド(The Blade)は自動/手動切替スイッチはありますが
切替えても、停止させても自動にならず、私は気力尽きて乗船断念。
休憩タイム☆
買い物要素はまだないため、見て回るのみ。
一部のレストランやショップ、お手洗いなども作られています。
座ったり食べながら歩いたりロールプレイ機能が欲しくなりますね。
吊り下げ型ジェットコースター「Nemesis」ほか、今回紹介していないライドも堪能しながらぐるっと一周しました。
2時間以上、歩き過ぎて足が棒になった気分ですw(WASD+Shiftキーなので左指)
時間/天候変化もあり、雨や雪が降りはじめた時も(タブレットから自由変更可能) 風情が出て良いのですが悪視界になるため、アトラクションで気分転換に使う位が良さそうですね。夜や霧の恐怖!など。
以上、遊園地ブログ風紹介でした(多分)
✨ | Virtual Towers Online 紹介の最後に▲目次 |
最適化とコンテンツ拡充に期待したい
遊園地気分を疑似体験できるバーチャルツアー作品
重すぎる挙動が現バージョン最大の難点ですが、慣れもあり
ライドに乗っている時はさほど気にならなくなっていました。
また外側だけで中身これからの建物も目立ち、
NPCが誰もいない寂しい雰囲気は感じましたが
1つ1つのライドや乗り場などしっかり作られていて中々楽しめました。
無料作品でこれだけの再現は凄い。十分に力作プロジェクト。
10年近く前の公式動画も見ましたが情熱が伝わってきました。
Alton Towers大好きなメンバーが集まり仕事合間に作っているのでしょうね。
現実では稼働終了したアトラクションなど、歴史補完としての価値もありそうです。
・広い園内を歩いて回る感覚
・アトラクション乗り場までの通路演出や雰囲気
・ゲート開閉やライド安全装置ほかリアル待ち時間
・ライドも終わるまで降りられない(でも好きな席で何度でも楽しめる)
そんな快適&手軽シミュレーターではない、
体験型バーチャル空間としてテーマパーク気分を楽しめました。
遊ぶにはまだ早いα版の印象ですが、期待と応援を込めてご紹介しました。
こちらは本作関係ない方の現実版Alton Towersウォークスルー動画です。本作を遊んだ後に見ると「この場所知ってる!中々再現されてるなあ」と答え合わせ気分で楽しめました。通り過ぎるだけで1時間半と相当歩いていて広さが伝わってきます(笑)
☕ | JJ VOICE |
「また同じ場所っ 入口どこ!?」「落ちたら死ぬw」「こういうの懐かしい」 隣の席に座っているであろう友達に話しかけたい瞬間が何度もありました。 テーマパーク… それは 友達や仲良い人と非日常体験を共有できる遊び場。 1人黙々と遊ぶのは寂しさも感じるため 従業員&観客NPCやマルチプレイに期待したいですね。 或いはL4Dみたく一緒に遊べるBOT友達もアリかもしれない(笑) |
関連:バーチャル再現系ソフト紹介記事
この記事へのコメント
スポンサー・ドリンク
何年か前の米ディズニーランドをテーマにしたゲームは仮想体験としては残念な出来だった。
JJ
新たに登場したらぜひ遊んでみたいですね
2人目の方へ
小モニターに流れるムービーまでライドごとに異なり、アトラクションの作り込みは驚きました