
第二次世界大戦下の市民レジスタンスRPG『WARSAW RISING: City of Heroes(旧名 WARSAW)』が、STEAMにて本日2023年8月24日より公式無料化しましたのでご紹介します。
本作は1944年8月~10月に渡る「ワルシャワ蜂起」を描いており、ポーランドの史実を学ぶ作品としての側面が大型アップデートにて強化されています。
物語性のない一部要素が削除され、史実に基づいた新ミッション追加、新キャラや敵追加、ポスターや文書、ナレーションほか各所に追加。そしてワルシャワ蜂起を示唆するタイトルに改め無償化。ポーランド国家記銘院 IPN の協力への感謝と共に発表されています。
💥 | WARSAW |
無料(旧定価2500円) 開発 Pixelated Milk, Retrovibe
日本語なし(掲載画像の多くは翻訳適用したものです)
ただし文字が小さく読みづらくなる部分も一部あり。
侵略者ドイツ軍に立ち向かう、市民レジスタンスの戦いを描くRPG。
ミッションごとに最大4人で部隊編成して出発。
シンボルエンカウントに注意してマップ探索。
貴重な物資を探しながら、任務目標を目指していく。
各地に様々なイベントがあり、時には技能判定も。
戦闘はターン制コマンド型バトル。
手前と奥の2レーン × マス目があり、遮蔽物など位置取りも重要。
遮蔽越しに狙える狙撃、範囲斉射、ほかキャラごとの武器スキル。
弾薬概念があり、スキルごとに消費。マップで集めていく必要あり。
ミッション間ではアジトで一息。
パーティーメンバーごとにXP消費でスキル習得やPERK成長あり。
それぞれ得意分野が異なり、死ぬとロストしてしまうため緊張感。
新兵リクルート要素も。ここで集めた文書や資料も閲覧できます。
テーマやイラストの雰囲気もGOOD。
なお戦闘バランスは厳しめ。最初に難易度を選べるため
EASYで程々の緊張感で物語を楽しむのも良いかと思います。
(追記)非常に不評に反転していて驚きました。
戦略要素が削除された事への不満が多く見られました。
物語を推したいメーカーと、戦略性を楽しみたいユーザーの乖離ですね。
対処として、Steamプロパティのベータ欄から以前のレガシーバージョンに変更できるオプションが作られました。今後バグ修正ほか対処していくとの事です。詳しくはこちら
🍸 | JJ voice |
教育的側面を見込まれ、国立機関とのライセンス契約が行われている作品。 ゲームで遊びながら歴史に触れていく、良い取り組みだなと思いました。 ちなみに本作以外にもポーランドの過去を描く作品が2本、2022年より配信中。 1本はVR専用ですが、いずれも無料のため遊んでみるのも良いかもしれません。 |
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