鳥がテーマの“平和な対戦”カードゲーム(ボードゲーム)
『WINGSPAN ウイングスパン』STEAM PCデジタル版。
前印象以上に面白かったため、感想を兼ねてルールやゲーム特徴をご紹介します。
💥 | Wingspan ゲーム特徴紹介 |
非常に好評 定価2050円 開発Monster Couch 日本語対応
鳥の保護をテーマにした、平和な対戦カードゲーム(ボードゲーム)
原作は2019年発売のボードゲーム。数々の賞を受賞したヒット作。
国内では大手アークライトさんから日本語版が発売されています。
今回はPCゲーム版のため、1人でも手強いオートマやAI戦を遊べるほか
2~5人オンライン対戦対応(リアルタイム or 非同期) 図鑑要素もあり。
デッキ構築要素はなく、試合ごとにランダム配布されるカード内で
どうスコアを稼ぐか考えて、最終スコア勝利を目指すゲームです。
私の場合はじっくり考えるため、1試合1時間ほど(対AI5人戦)
💥 | WINGSPAN ゲームの流れ |
最初に「ラウンド目標を確認して、手札を選ぶ」
ランダム配布される「鳥カード」とエサから5つ選択、
ボーナスカードから1枚選択して、ゲームスタート!
目標は任意です。達成できそうであれば目指すくらいで十分。
ただの加点要素のため、全達成できても負ける時もあります。
森でエサ入手 平原で卵を産む 川で鳥カード入手 or 鳥カードを設置
毎ターンこれらから1行動だけ選べます。
生息地の行動をする場合
その生息地に設置済みの「起動時」ステータスの鳥も能力発動。
これをいかに活用するかが面白い点であり、勝敗を左右します。
鳥カードを設置する場合
生息地のいずれかに1羽ずつ設置できます(最大5スロット)。
設置するとターン終了。「プレイ時」ステータスの鳥は能力発動。
4ラウンド終了時の合計スコアで勝敗判定!
1ターンに1行動、合計20ターン以上(4ラウンド)
色んな要素で加点していき、最終スコアが出ます。
エサを与えた数、卵の数、ラウンド目標、鳥ランク値合計ほか。
基本的な流れは以上です。
遊んでみると2~3試合で大体把握できました。
私のようにチュートリアルを途中放棄しても大丈夫(笑)
補足「鳥カードごとに様々な能力」
鳥カードは180種!それぞれ特徴が異なり
資源入手からスコア獲得系まで能力様々。
能力は発動条件あり。
・プレイ時……その鳥を設置した時だけ発動。
・起動時………その鳥がいる「生息地の行動」をすると毎回発動。
・次の手番までに1回……条件を満たすと毎回発動。
💥 | WINGSPAN 気になるかもしれない点 |
・CPUの手番も多少待つ必要あり(数秒ほどではありますが)
・クリック要求がやや多い(ターン開始、自動入手の確認も)
・むしさんの緑アイコンを何度も見ることになります。
・ストーリーなどはなく、対戦のみ。シンプル。
💥 | WINGSPAN 最後に感想 |
様々な要素が巧みに絡み合い、よく考えられていて面白い。
平和な競争ながら「スコアを稼ぐ環境構築や攻略感」が熱い!
毎試合のランダム配布カード次第で作戦を考えていきます。
4ラウンドは意外と短く、先の準備も整えながら競う感覚。
例えば……
・ラウンド目標1位を狙うついでに、加点チャンスも狙う。
・ラウンド勝利はいっそ捨てて、ほかの加点要素だけに集中。
高ランク鳥ほか、自動加点や毎回発動能力の鳥もかなり大きい。
本作は「鳥カード・エサ・タマゴの確保」が常に課題となるため、
これらを効率化や自動化できる鳥を運良く入手&配置できれば
後半一気に追い上げるカタルシスも出てきます。
カード配布運は絡みますが、鳥ごとの能力をどう活かすべきか
作戦を考える攻略感が楽しい、シンプルながら熱いゲームでした。
ちなみに水鳥から山鳥まで、色んな鳥が収録されており
鳥に親しみを持てました。イラストは動き、鳴き声も聴けます。
フクロウなど猛禽類なら狩りを表現した能力、
カラスだと他の鳥の卵を捨てさせてエサ調達(迷惑な辺りはまさにw)
ほか、すべての鳥が特徴そのままではありませんが、能力表現も面白いですね。
☕ | JJ VOICE |
チュートリアル中はあまりピンと来ない第一印象でしたが 遊んでみて、ルールが分かると非常に面白くて印象が変わりました。 毎試合 1時間以上、AI相手でも真剣に悩みながら遊んでいます(笑) たまには非戦闘ゲームもいいですね。 久々にフクロウ動画観ようかな。 |
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