[STEAMレビュー] A Bird Story 孤独な少年と傷付いた小鳥の物語。感想。日本語対応アドベンチャー

bn_a_bird_story.jpg
名作と名高い『To the Moon』クリエイター制作の『A Bird Story』
孤独な少年と 傷ついた小鳥の〝言葉を使わない” 心温まる物語。
今回もまた感想やレビューを兼ねてゲーム内容をご紹介します。

📺 A Bird Storyのゲーム内容紹介
総合評価:非常に好評、 通常398円(セール最安値119円)、 日本語対応

親と会えないすれ違いの家庭… 友達のいない学校…
孤独な少年が、傷ついた小鳥と出会い、物語が動きだす。

子供らしい、ほのかな笑いあり、切なさあり、小さな大冒険あり、
心温まる物語が描かれる1時間ちょっとの短編アドベンチャー。

 A Bird Storyの魅力
pht_a_bird_story_1.jpg pht_a_bird_story_4.jpg
言葉がなくても、十分に気持ちが伝わる
日本語対応と言っても言葉はほんの数文字。そもそもセリフはなく、
キャラクター達の表情豊かな仕草や、画面演出で十分物語が伝わってくる。

pht_a_bird_story_03.jpg pht_a_bird_story_02.jpg
ツクール作品だが、とても丁寧に作られている事が分かる
全体的に綺麗で雰囲気が良い。BGMも良い。ドットキャラも細かく動く。
何より演出がとても上手く、少年の気持ちや心象風景がよく表れている。
海外クリエイターらしいアートワークで新鮮。

pht_a_bird_story_05.jpg pht_a_bird_story_2.jpg
表現こそファンタジックだが、物語は王道
所々に入るちょっとしたゲーム要素や、コメディ展開もアクセントになっていてGOOD
丁寧すぎる印象もあり、途中眠くなる時間帯もあったが、終盤がとても良くて涙が。

📝 A Bird Storyのレビューまとめ
pht_a_bird_story_0.jpg
雰囲気の良いグラフィックとBGM、良い物語。
1時間ちょっと、小鳥との友情を育むひと時。

ゲームの枠組みを使った〝少し操作する鑑賞物語”
操作はアクセントであり、少年に感情移入するための仕掛けに過ぎない。
ゲーム性は薄く、むしろ映画やドラマを観る感覚で楽しむ作品だ。
この辺りが評価の分かれるポイント。ゲームだと期待しなければ良作。

なんと言うか「頑張ろう」と前向きな気持ちになる、いい後味だった。
精神的に疲れた時、寝る前などにプレイするのがいいかもしれない。

 JJ voice

クリア後、ただひとつの実績が解除される。
「すべての実績を獲得しました。おめでとう!」
この言葉と共に表示された実績タイトルを見て、再びウルっと来た。 あれはにくい。

この記事へのコメント

人気記事