
美しいピクセルアートの古代東洋風アクションADV『Atma』
STEAMにて無料公開されている初見 1時間ほどの短編作品。
なぞる秘術ギミックも特徴。感想を兼ねてゲームをご紹介します。
✨ | Atma - steam free game |

若き女性ガーディアンの決断を描く、短編アクション・アドベンチャー。
世界を揺るがす大いなる力の眠る村… 守護者たちにより代々受け継がれてきた。
だが先代守護者である恋人Atmaは、誘惑にかられ生死の狭間に囚われてしまう。
そして破壊をもたらす悪霊が、狭間より解き放たれ始めていた……
力の源が眠っている「風の寺院」へ向かい食い止めなければ!
いや待て… 力を我が物にできれば愛する彼を蘇らせることも…
世界の命運は新たな守護者Shayaにゆだねられたのだった__。
村で物語に触れ、遺跡のような寺院で謎を解いていく。
中央アジア山奥のような村を散策して、村人や記憶の欠片から
過去の出来事や現在状況などを読み解いていく。すべて任意。
アクション3割、謎解き3割、アドベンチャー4割といった構成。
物語要素が強いため、重要そうな会話だけでも頑張って読みたい。
オープニングや終盤の会話でも何となくは把握できる。目的はALTキー。
物語要素が強いため、重要そうな会話だけでも頑張って読みたい。
オープニングや終盤の会話でも何となくは把握できる。目的はALTキー。
寺院では軽い戦闘も交えつつ、地形パズル的な謎解きに挑む。
難易度はかなりイージーだが、死ぬと結構戻るため少々緊張。
ダッシュもないため、余裕がある時にのんびり遊びたい。
画面をなぞる事で、稲妻と風の秘術を使える。
雷は反応する2点以上をマウスでなぞると発動できる。
敵を攻撃したり、ギミックを作動させたりに使う。
敵を攻撃したり、ギミックを作動させたりに使う。
風は8方向のいずれかに吹き飛ばし効果を与える。
戦闘中に使える場面はあるが、主に謎解きに使う。途中で習得。
戦闘中に使える場面はあるが、主に謎解きに使う。途中で習得。
左画像のようにぐちゃぐちゃ動かすと反応しづらくなる。
シンプルに最低限に動かそう。特に風はまっすぐなぞって離せばOK。
シンプルに最低限に動かそう。特に風はまっすぐなぞって離せばOK。
最初は鳥2羽相手でも難しかったが、慣れると4羽でも楽勝になる。
クリア後はもっと難しい戦闘があってもいいと感じたくらいだった。
✨ | Atma レビュー |

アートワークや演出がとても良い短編ゲームだった。
『Hyper Light Drifter』を思い出すようなアートスタイルで描かれた
古代東洋世界や寺院、ライティングや映像エフェクトなどとても綺麗。
オープニングイラストや、前半のゆったりした空気感も心地よい。
古代東洋世界や寺院、ライティングや映像エフェクトなどとても綺麗。
オープニングイラストや、前半のゆったりした空気感も心地よい。
ヒンドゥー教世界をモチーフにしているようで、神様や場所の名称、
術が発動する時のマントラ演出が(良い意味で)厨二心をくすぐる。
なぞるギミックもきっと虚空に術式を描くようなイメージなのだろう。
日本物だと梵字、北欧物だとルーン文字に憧れるあの感覚は
世界共通なのかもしれない。文字の意味は分からないがグッとくる。
なお、本作はインドのゲーム学校 Rubika Supinfogame 学生作品。
キャラデザインや世界観など文化がよく反映されている事も納得だ。
マルチエンディングとなっており、初見クリア 1時間ほど。
2週目に最短プレイをするなら20分ほどでクリアできる。
2週目に最短プレイをするなら20分ほどでクリアできる。
もう1ダンジョンくらいのボリュームがあったり、
もう1種類くらい敵バリエーションがあればなとは思ったが、
適度な楽しさや適度な驚きなど、よくまとめられた短編作品。
細かな不便点はあるが、好きな雰囲気がまさるゲームだった。
🍸 | JJ voice |
神社で頂いたカッコいい護符を貼ったり ルーン文字を自分で書いた石を置いたり 曼荼羅のようなタペストリーを飾ったり かつては厨二溢れる部屋に住んでいました。 ただ、友達がくると必ずナニコレ!?といじられたり 宗教の祭壇みたいと引かれたり、反応は散々だったと言う。 確かに…自分が友達の立場だったなら怪しいとしか思えない(笑) |
この記事へのコメント
LS
ルーン石自作は中々の上級者じゃないですか
ちょっと見てみたいですね。
JJ
「財産」「友情」などルーンは一文字ごとに意味があるので
好きな一文字を書いた石を3つ置いてました。
インテリア雑誌を参考にしながら、ベロア生地を敷いたり
空の額縁やらキャンドルやらアクセサリーやら飾ったり
頑張って背伸びしようとして笑われていた思い出です。