
対戦TPSとなったバイオハザード アンブレラコア Biohazard Umbrella Corps。
今回はゲーム紹介を兼ねて、シングル モードが楽しめるか評価レビュー。
📺 | バイオハザード アンブレラコアの特徴紹介 |
モードは、3vs3マルチ対戦各種、ザ・エクスペリメント=シングルモード、チュートリアル。
攻撃全般……銃2種類(近接攻撃可能)、近接武器(溜め攻撃可能)、グレネード。
🎮 | シングルモード「ザ・エクスペリメント」について |
過去作の「マーセナリーズ・モード」を大幅に簡略化したような内容
キルコンボや成長概念はなく、クリア報酬もデカール(マルチ用カスタマイズシール)のみ。
アンブレラの被検体という設定で20以上のミッションに挑んでいく。 モードは3種類のみ。
1・DNAサンプル収集……敵がドロップするDNAを一定数集める。ひたすら倒すモード。
2・資料回収……多くがマップの嫌な位置にあり、攻略感があってそこそこ面白い。
3・拠点防衛……最初以外ランダム5か所を防衛。いずれも敵は無限沸きだが一番難しい。
新マップほか過去作のアレンジマップがあり、それぞれ複数ミッションがある。
後半は収集→回収→防衛など、各ミッション3ラウンド制になる。
ラウンド3で死ぬとラウンド1から。最後が拠点防衛だと緊張感が半端ない。
特殊変異体やゾンビジャマーなど多少の変化はあるが、似た内容の繰り返し。
範囲が変わるだけの同じマップで、同じような2~4種類の敵と何度も再戦。
巨大ボスも中型クリーチャーも、お馴染みのリッカーやチェーンソー男さえいない。
コツを掴めば倒せる変異体(強いザコ)だけでは、さすがに戦闘のメリハリが弱い。
✨ | バイオハザード アンブレラコアの良い点 |
過去作品を今のグラフィックでアレンジ再現したマップはGOOD。
画像は「バイオハザード4」の序盤の村入口。懐かしくて隅々まで見て回ってしまった。
せっかく再現するなら、タイラントや処刑マジニなど各ボスもいれば…と切に感じた。
グラフィックも演出効果や光源の使い方が良く、全体的に綺麗。
プレイキャラの行動スピードも結構速く、銃撃感も悪くない。
グレネードが調理できればさらに良かったかな。
💥 | 上述以外の残念点をリストアップ |
・死亡時のリスタートが遅い。死亡画面を長々5秒近く見せられる。
ミッション開始時の演出も微妙に長い。もちろん飛ばせない。
・ドアを蹴り開ける行動が意味をなさない。 しかも無駄に隙がデカイ。
向こう側の敵をドアがすり抜け、即攻撃されてダメージを受ける。
せめてドアで相手をのけぞらせる位はしてほしいものだ。
・FOV(視野)が狭い。もちろん変更できない。 死角からよく襲われる。
拠点防衛など、すぐ後ろで敵がリスポーンして攻撃されるなど日常茶飯事だ。
・オプション変更がタイトル画面でしかできない。
操作変更や設定調整などに毎回タイトルまで戻る必要がある。
・マウス挙動の癖が強い。感度を最低まで落とすとマシになるが、迅速エイムは慣れが必要。
📝 | シングルプレイのレビューまとめ |
「バイオハザード」舞台を借りた、癖のある普通のTPSシューターという印象。
上述のように難点も多いが、シングルモードはそこそこ楽しい。
各ミッションは最短1~2分、長くても10分前後と短いが、後半は高難易度、
試行錯誤しながら数時間は遊べる。(3モード繰り返しなので新鮮味は薄い)
だが、このシングルモード目的だけで数千円はさすがに高すぎる。
あくまでマルチ対戦がメインのゲーム。そのマルチも低評価の嵐だが、
頻繁にアップデートが行われており、改善していく可能性もあるかもしれない。
☕ | JJ voice |
アンブレラコア……雰囲気と言うか、アンブレラ側を描くアイデアはいいと思う。 ただやはり対人戦ではなく、普通にストーリー主導型が見たかったな。 STEAMストアを見ると、更新情報が申し訳なさそうな気を使った文章なのが切ない。 かつてバイオハザード1~4+ベロニカを夢中で遊んだ私としては残念な現状。 次回作 バイオハザード7 が威厳を取り戻すような良作になる事を祈りたい。 |
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