
『Half-Life: Blue Shift』の有志リメイク版『Black Mesa: Blue Shift』
初代リメイク版『BLACK MESA』のMODゲームとして制作中の作品。
第4章が2022年12月配信され、中盤の激戦区へ突入! 今回プレイしてみて
とてもワクワク遊べましたので、原作との画像比較や感想を兼ねてご紹介します。
✨ | Black Mesa: Blue Shift |
開発 HECU Collective 日本語なし
MODのため、プレイには本体となる『BLACK MESA』ゲーム所有が必要。
原作にあたる『Half Life: Blue Shift』の方は所有していなくても遊べます。
WorkshopやMOD DBに記載もあります。私は以下の手順でプレイ。
プレイまでの手順 1・Black Mesa(ゲーム本体)をインストール。 2・Workshopページから『Black Mesa: Blue Shift』をサブスクライブ。 3・steamapps\workshop\content\362890\2424633574の「bshift.bat」と「bshiftフォルダ」を steamapps\common\Black Mesa フォルダへ移動して「bshift.bat」からゲーム起動! |
✨ | Black Mesa: Blue Shift 特徴紹介 |
『Half-Life: Blue Shift』の『BLACK MESA』ベースでの大規模リメイク。
2001年に発売された『Half Life』スピンオフ作品『Blue Shift』を
公認リメイク版『BLACK MESA』のリソース活用や声優協力を得て
無料リメイクを試みているのが本作『Black Mesa: Blue Shift』です。
一昨年に配信された第3章までにも一部調整が入り、
2022年12月10日に第4章が新規配信に漕ぎ着けました。
早期時代のブラックメサを彷彿させる、XEN突入前までが収録されています。
マップは数倍以上の規模に! 戦闘エリアや仕掛けも多彩に。
原作の展開をベースに「新たな山場」となる戦闘や仕掛けが様々登場。
例えば、原作でほんの1シーンだった「蒸気バルブ破壊」仕掛け部屋は
上画像の発電施設エリアへと変貌! 探索しながら数十分は楽しめます。
列車の運転ギミックまで登場。 こちらは謎解き主体ですが
アイデアが面白く、アクセントとして新鮮に楽しめました。
これに併せて操車場エリアも数倍以上に広くなっています。
※一部分かりづらい部分があり、記事後半に攻略TIPS記載。
新キャラ登場により物語強化、ゲーム部分も細かな改善演出!
新たな生存者や仲間NPCが登場し、フルボイスかつ会話も豊富。
それぞれ役割があり、メイン物語の肉付け、一緒に戦う場面も。
淡々と進めていた原作での孤独感が和らぎました。
・武器も1つ1つに入手演出が入り、それぞれ特徴を視覚的に説明。
・アイテム箱には内容が描かれ、無駄に破壊して回る必要がなくなりました。
・原作ではすぐ切れたフラッシュライトも無限化。ゲームとして各所快適に。
・新武器の入手導線などより自然になっています。
✨ | Black Mesa: Blue Shift 原作 vs リメイク画像比較 |
グラフィックも綺麗に、マップも大幅に作り込み!(原作 vs リメイク)
『BLACK MESA』がベースのため、ライティングや陰影表現がとても綺麗。
マップ構造も、巨大研究所らしい現実的な内装へ全面刷新されています。
通り過ぎるだけの道も作り込まれており、絵になる場所が沢山。
原作…伝説のバールが引き継がれるシーン。
本作…新たな収録ボイスで壊滅状況を伝える会話イベントに強化、
バールで「物資箱を破壊する」視線誘導までしっかり巧み。
原作…地下通路
本作…安全柵や回転灯などの基本部分強化から、メンテ作業の痕跡ほか演出まで。
原作…トンネル封鎖され、タレット3基が守っていた場所。
本作…まさかの駐屯地へと変化しており、去るよう警告会話も。
原作…操車場エリア
本作…大幅に開けて現実的なマップに。そのぶん交戦距離は長くなり
豆粒状態の遠さでも高精度で撃ってきます。原作の仕掛けも健在。
原作…AR入手後の戦闘
本作…敵モデルやエフェクトも綺麗に。
✨ | Black Mesa: Blue Shift EP4:紹介の最後に |
初めてブラックメサを遊んだ時の印象に近くなってきた!
戦闘が始まる第3章から今回遊び直しましたが、
マップの作り込みや探索感、物理エンジンの活用や仕掛け、
NPCキャラクターの会話やボイスの雰囲気まで非常に近い。
『Black Mesa』の『Blue Shift』章のような印象でした。
原作自体がそもそもシンプルで短い番外編だったため、
よくここまで遊び応えある内容に仕上げてきたなあと驚きます。
各地で起きている戦闘の衝撃でホコリが降る…
ゾンビ化した作業員の付けているライトが揺れる…
ほか臨場感を演出する、印象的な瞬間が沢山増えました。
ただ、プレイ時間の半分近くが「探索や試行錯誤」な点は
良くも悪くも『Half-Life』や『Black Mesa』らしい懐かしさ。
今時ゲームの分かりやすい仕掛けやレベルデザインに慣れていると、
どこからどう進むめば良いのか? 迷ってウロウロ試行錯誤する事が何度か。
もし遊ばれる方は、1章から通しで遊ぶ事をオススメします。
2023年末か2024年か、恐らく次回で最終章と思われるため
それからまとめて遊ぶのも良いかもしれません。
それからまとめて遊ぶのも良いかもしれません。
第4章もまだ調整が入るとは思いますが、
最終的な完成が楽しみになりました。
最終的な完成が楽しみになりました。
次回配信開始後にまたご紹介予定です。
✨ | Black Mesa: Blue Shift EP4 迷った難所の攻略ヒント |
水路(下水道?)の水流エリアで進めない。
ヒント 水の中の緑の照明を追おう。
答え 左水路のスクリュー手前の床の板を破壊して、「しゃがみ」で潜り込む!
しゃがまないと入れない事に気付かず、スクリュー破壊を試みたり
原作のようにバルブを探したり、数十分は迷いました。参考画像
2つ目の列車の操車場エリアで進めない。
ヒント 線路を動かす装置の小屋をよく見てみよう。
答え 小屋の上から入るため、屋根上に板が伸びている柵の向こう側へ行く。
そのために唯一動かせるドラム缶2つを積んでジャンプで飛び越える! 参考画像
感想 この解き方は『Half-Life 2』や『Black Mesa』っぽい懐かしい印象。
マップの広さで気付きにくいのが難点。もしかしたら正攻法は違うかもしれません。
2つ目の列車が、今度は障害物で進めない。
ヒント 先入観に囚われてはいけない。
答え 列車で体当たり! 2~3回で破壊できます。
これは分かりづらい。無駄に試行錯誤して偶然進めるまで数十分。
そのほか気になった点。
重要NPCが思考停止してイベントが進まなくなる現象が1回。
直前セーブをロードすると進めるようになりました。
☕ | JJ VOICE λ |
「この場所どこかで… まさかあの場面!? 凄い進化してる!」 「うわぁ 綺麗になったなあ…」「この演出よく考えてるなあ」 プレイ中、感嘆しきりでワクワクしました。 違いを比較すべく、原作も直前に遊んだため 超絶進化をより楽しめました。 さて! 本当は去年紹介したかったのですが、1か月遅れでやっと書けました。 12月は忙しすぎて保留、ようやく時間の空いた先日思い出してプレイ。 時間に余裕のある内に、積みゲーを一気に崩しておきたい所ですね。 さあ次は何を遊ぶかな。ウィンター購入組もそろそろ起動しよかな。 |
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