とても面白かった高難易度アクション『CUPHEAD カップヘッド』
古き良きカートゥーン・アニメ調のグラフィックや音楽が特徴、
10時間ほど、通常クリアを機にレビューを兼ねてご紹介します。
✨ | Cuphead Review!!目次▲ |
PC版:定価1980円、 圧倒的に好評、 ローカル2プレイ対応
開発 Studio MDHR Entertainment Inc. ※コントローラー推奨
新記事:日本語実装アップデート 掲載画像は日本語化前のもの
手作り感溢れる、古き良きアメリカン・アニメ調の世界観。
1930年代のカートゥーン制作行程を再現した、セル画や水彩画による
手描きグラフィックは秀逸。 なめらかに動くキャラクター&ボス達、
動作から表情までコミカル、丁寧に描かれており感心させられた。
開始テロップ、フィルムノイズ、映像ボケなど演出も味がある。
吠えるトランペット! 軽快なピアノに勇壮なドラム!
BGMはアナログ楽器全開のジャズ演奏。これがまたお洒落。
楽しい曲から、勢いのある曲まで盛り上がる。SEも面白い。
BGMはアナログ楽器全開のジャズ演奏。これがまたお洒落。
楽しい曲から、勢いのある曲まで盛り上がる。SEも面白い。
見かけによらず、意外とダークな物語。
主人公はCuphead(カップヘッド)とMugman(マグマン)兄弟。
ある日、悪魔カジノで欲を出し「魂を懸けた大勝負」に負けてしまう。
支払う代わりに「逃げた債務者どもから魂を徴収せよ!」と交換条件。
カップヘッド兄弟による、恐怖の取り立て物語の始まり始まり___。
3つのワールドマップがあり、各地には沢山のボス(債務者)がいる。
自由な順番で戦っていくのだ(ボスを倒すまで塞がれた道もある)
お店やお金稼ぎステージ、スキル習得ステージなど寄り道もできる。
💥 | Cuphead 遠距離攻撃や能力によるアクション目次▲ |
武器やスキルは、自由に装備して戦う。
2つの遠距離攻撃(お店購入)、ジャンプ回転蹴り(赤攻撃のみに有効)
武器ごとの強攻撃(エネルギー消費)、スーパー攻撃(エネルギー全消費)
これらを駆使して戦っていく。短距離ダッシュほか特殊能力あり(要装備)
ホーミングやタメ撃ちほか、武器を色々購入できる。通常ショットも普通に強い。
8方向エイムできるが、ツインスティック・シューター操作ではない。
残機はないので安心。ハイスコア目指して撃破後も再挑戦できる。
ただしHP3、死んだらボス戦最初 or ステージ最初からリトライ。
回復手段はほぼないため、ノーダメ攻略を目指していく緊張感がある。
💥 | Cuphead 本作の真骨頂は、数十体ものボス戦!目次▲ |
ステージの8割はボス! それぞれ複数形態あり攻撃多彩。
「さぁ…どう来る…」「えッ なにその攻撃!?」 毎回予想の斜め上を行く。
奇想天外なカートゥーン・スタイルのため、最初は驚いてどんどん喰らう。
初見殺しも多いが、コミカルなため笑いながら遊べてしまうのが魅力。
どのボスも多段階あり、多いと第4形態まであるほど、攻撃パターン多彩。
どのボスも結構難しく、HPが多い。1体のボス攻略に数十分も珍しくない。
アクションに自信があれば、適度な苦戦を楽しめるだろう。
私の場合、5~10回挑戦して、やっと攻略できる感覚だった。
私の場合、5~10回挑戦して、やっと攻略できる感覚だった。
「弱点は掴んだ……あとは上手く操作するのみ!」
攻略プランが見えた時はアドレナリンMAX。
HP1でギリギリ倒せた時の達成感も半端ない。
攻略プランが見えた時はアドレナリンMAX。
HP1でギリギリ倒せた時の達成感も半端ない。
💥 | Cuphead 横スクロールやシューティングもある目次▲ |
8割:地上ボス 1割:シューティング空戦ボス 1割:横スクロールACT
STGになっても多段階ボスのため、攻撃多彩でかなり手強い。
昔ながらのパターンSTGに近く、弾幕苦手でも心配ない。
横スクロール・アクション面は、お金を稼げる貴重な存在。
強敵ではないが小ボスもいて、箸休めのアクセントに丁度いい。
これはこれで難しいのだが。また一部コインは分かりづらい場所にある。
💡 | Cuphead そのほか良い点目次▲ |
敗北時にステージ進行状況が分かる。
あとどれ位で倒せたのか、どこまで進んだか、メーター表示される。
序盤~中盤は中々進まないものだが、あと少しになった時は闘志UP!
難しいボスは、低難易度でとりあえず突破できる。
通常難易度(レギュラー)で全員倒さないとクリアはできないが
かんたん難易度(シンプル)で倒せば、とりあえず先へ進めるのだ。
お金を稼いで武器・スキルを入手すれば、楽に戦えるボスもいる。
💡 | Cuphead やや気になった点目次▲ |
ランダム性があり、避けようのない場合もある。
攻撃パターンは基本ランダム。前攻撃弾が残っていても次攻撃が来る事も。
ザコ無限湧きのボス戦では、状況によっては避けられなくなる場合がある。
弾幕STGのように、ピンチを作らせないような立ち回りも大切。
喰らってしまったら「今の連携やるな……倍返しだ!」と闘志に変えよう。
✨ | Cuphead レビューまとめ目次▲ |
ボス戦テーマパークのような、遊び心満載のアクションゲーム。
カートゥーン調で統一された「コミカル演出の引き出しの多さ」が凄い。
どのステージも予想できない意外性があり、ワクワクしながら遊べた。
精一杯楽しませようと「想いを詰め込んだ」こだわりが溢れている。
憎めないボスが多い。初見殺しも覚えれば楽にかわせる攻撃中心。
何度も戦って一つずつ攻略していく楽しさがある。複数形態も
後半ほどHPは少なく、中盤をうまく乗り切れば一気に倒せたりする。
俺TUEEE!と感じてしまうカタルシス! そんなバランス調整も巧み。
次はどんなボスかな? 毎回ワクワクする
難しくも楽しいアクションゲームだった。
逆に「8割がボス戦」なので好みも分かれそうだ。
ロケーション多彩だが、横スクロールACTのような探索感や、
一般シューティングのような爽快感など期待してはいけない。
その代わり、ボス攻略を思う存分楽しめるアクションである。
ちなみに難しさは「適度な高難易度」
最近遊んだゲームだと、DEAD CELLSのラスボスに比べれば易しい。
アクション苦手だと厳しいが、自信があればきっと楽しめるだろう。
※キャラ強化ゴリ押しなどはできないためご注意を。
☕ | JJ Voice |
一度だけ奇跡的に取れたSランク。嬉しさでスクショ撮影連打(笑) 詰まったら一旦置いて、他のボスに挑戦した方が良さそうでした。 数日後に再挑戦すると、苦戦がウソのように楽に倒せたり。 2019年には可愛いカップヘッド娘の登場するDLCも発売予定。 新エリアや新ボスなども追加されるようで、今から楽しみです。 クリア後に解禁された「エキスパート」難易度に挑みつつ待ちたい。 |
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