『サイバーパンク2077:仮初めの自由』本作初となる大型DLC。
本編バージョン2.0アップデートと共に、2023年9月26日より発売。前半ミッションを終えて、自由探索で各エリアを回ってみた感想も兼ねて、特徴をご紹介します。
目次 |
✨ | Cyberpunk 2077: Phantom Liberty(DLC紹介) |
開発 CD PROJEKT RED 日本語対応 ※サイバーパンク2077(ゲーム本体)が必要※
Steam版 4309円、GOG版29.99ドル、PS5版4400円、XBOX版4369円 本体セットも有
「スパイ物語」をテーマに描く、新たな街/ストーリー追加DLC。
警察さえも入れない、私兵組織に支配された隔離地区「ドッグタウン」
そこへ大統領の飛行機が不時着! 危険な状態に陥ってしまう。
謎の協力者に救出任務を託され、潜入する事になるが……。
そこへ大統領の飛行機が不時着! 危険な状態に陥ってしまう。
謎の協力者に救出任務を託され、潜入する事になるが……。
本編ゲーム中盤辺りの展開からつながる独立ストーリー。
地区内の街/周辺を自由探索でき、メインミッション以外にも
沢山のサブミッション、複数のギャング拠点、収集要素もあります。
「プレイ中データで進める」または「ニューゲームで即プレイ」
得られる物が多いため、プレイ中データで遊ぶことをお勧め。
DLCコンテンツをすべて遊べば主人公レベルも相当上がり、物資も沢山。
導入イベントが終われば、途中でも自由に出入りできるようになります。
プレイ中データの場合。
DLCに繋がるメインミッションを終える必要あり。
私の場合は、南西パシフィカ地区のミッションを終了すると
DLCキャラから連絡が来て、ドッグタウンへ潜入可能になりました。
ニューゲームの場合。
本編と同じく出自選択、キャラメイクをしてゲーム開始。
レベル15、基本的装備がいくつかある状態で始まります。
クリア後はその進行段階からのゲーム本編をプレイ可能。
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マップ面積は1地区のためコンパクトながら、作り込まれた世界観。
「ドッグタウン」は南にあるパシフィカ地区が
分割された東側、再構築された街となっています。
面積的には、そこまで広くありませんが、複数エリアあり
コンパクトな地区内に色んなテーマが凝縮された観光地感。
高級クラブや高層ビル、かつての反映の名残りがある中心部、
お店が立ち並び活気あるスタジアム、自然や廃墟感のスラムほか。
エリアごとの歴史背景も考えられており、
NPCの説明に「へえ~」と興味惹かれて観光したくなりました。
隔離地区ながら、沢山の住人達がそこで暮らしていて賑わいが。
DLCミッションも選択肢や自由度あるマップ構成。
サブミッションは本編同様フィクサーから依頼が来ますが、
歩き回っていると別の住民NPCイベントにも遭遇しました。
サブにも攻略自由度がしっかりあり、正面突破の戦闘制圧から
ステルス&説得解決まで自由。不殺プレイで会話が変わった時には驚きました。
追加パークあり。
PERK 5大カテゴリーの下にある「RELIC」が開放。
銃、サイバーウェア特殊アーム、ステルスの3系統。
(特殊アームはそれぞれに専用強化あり)
内容は多くありませんが、それぞれ強化されます。
敵の弱点部位が表示されるPERKが面白く目を引きました。
こちらはサイバーウェア腕改造「マンティスブレード」
離れた敵でも飛び掛かる!タメ攻撃が面白い。
本編でも使えますがPERKで性能強化。(なお装備演出が重い)
✨ | Cyberpunk 2077: Phantom Liberty 気になりそうな点▲目次へ |
「必要スペック改定」も頷ける、本編以上に重い印象。
コンパクトな地区に要素が凝縮されているためか、
本編の都市部よりフレームレートが大きく落ちる場所あり。
i7-8700、RTX2070、メモリ32GB、1080p、最新ドライバー537.42のPC環境だと
レイトレーシングON:ウルトラ 25~35FPS、中 30~45FPS、低 40~60FPS。
レイトレOFF:ウルトラでも 45~60FPS前後。
いずれも場面によっては±10以上でブレ幅大きめ。
「SSD必須」も頷ける、HDDだと遅延率も本編以上。
HDDだと乗り物での移動で描画遅延がちょくちょく起きます。
背景テクスチャ遅延だけでなく、オブジェクト読み込み遅延もたまに遭遇。
上画像は、何もないと思ったら、本来止まっている車が現れて弾き飛ばされた場面。
「オブジェクトのデータがまだロードされてない状態」だと当たり判定もない、
と勉強になりました。別ゲームですが地形すり抜けはこの一種だったのかと(笑)
座ったままの姿勢ッ!! 膝だけであんな跳躍を!!!(している訳ではなく浮いたNPC)
コンクリート斜面だと思ったら、数秒後に階段が表示されたり、
シャッターが開くアニメーションが描画されなかったり、
沢山の敵AIなど、エリアロードで一瞬止まる瞬間もちょこちょこあり。
気にしなければHDDでも遊べますが、SSDだと軽減される要素です。
(追記)バグについて(アプデ解消された可能性あり) 致命的バグがあるとのコメントを頂きました。情報ありがとうございます。 「車をジャックするDLCメインミッション」で、手持ち武器を預ける必要があり、お金を払えば本来戻るはずがバグで消滅してしまうとの事。自分の車から武器を倉庫に移しておいた方が良いようです。 (追記)私の場合、問題なく装備は戻りました。ただ選択分岐ミッションのため他パターンは未検証。 |
✨ | 『サイバーパンク2077:仮初めの自由』前半感想▲目次へ |
価格は高いが、新しい街もストーリーも前半段階では好感触。
メインミッション並みに気合入った導入でシチュエーション多彩。
これからどうなるんだろう?と気になる展開にワクワクしています。
スパイ映画を意識させる設定や演出もあって、物語が中々面白い。
本作らしくハッキング能力を使ったり、調べたりのミッションもあり。
(必要ないですが)自分も偽装のために洋服を変えたりロールプレイ(笑)
キアヌ・リーブス演じるジョニー・シルバーハンドも度々登場。
DLC用に収録されたセリフがしっかり用意されています。
サブクエにも一部登場してくれるため嬉しい。
傭兵部隊とギャングなど住民抗争もよく発生、
たまに巻き込まれてカーチェイスになる時も。
この車内戦闘はバージョン2.0からの要素、PERK自由編成ほか
数か月以上ブランクがある方はより新鮮に遊べると思います。
DLC容量は約22.3GB(本編だけだと約60.6GB)
現在20時間強のプレイ段階でまだ中盤の雰囲気。
(サブや寄り道など、DLCだけで実質30時間以上はプレイ)
面積的にはコンパクトな地区1つ分ではありますが
複数のサブミッションや探索要素もあり、遊び応えはあります。
エリア追加 & 物語DLCとして、非常に力が入っている印象でした。
本編を現在プレイ中の方は、ウィッシュしておいて
クリアしてから検討するのも良いかもしれません。
☕ | JJ VOICE 2077「オマケ/編集後記」▲目次へ |
こちらは「DLCなしの状態」でのドッグタウン入口。 傭兵部隊ではなくギャングたち。敷地に入ると戦闘になりますが セリフや入る手段なし。行列もないため歴史が違う別世界線かな? 新規一転ニューゲームで始めましたが、勿体なく思えて途中やり直し。 やはり慣れ親しんだ自分のVで遊ぶのが馴染みます。お洋服も新調☆ 右はいい感じで思わず撮影。本作はモブNPCの情景もいいですね。 さて! 久しぶりに本格的に遊ぶと面白くて、改めてハマっています。 土曜夜~日曜はほぼ1日中遊んでいました。 クリア後はレビューを書くかもしれません。 ちなみにGOG版のため、円安でSTEAM版より数百円ほど割高でした。 最近は大作ラッシュで出費がどんどん増えているのがツラい所です(笑) 最後に…… 当初GOGのDLC表記は「Cyberpunk 2077 - EP1」でした。 修正されましたが、今後も大型DLC構想がありそうなネーミング。楽しみ。 |
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本編についての紹介記事
この記事へのコメント
終盤も終盤である意味車をジャックするメインミッションがあるのだがその後に手持ち武器を全部預けなきゃいけなくて、
そのミッションが終わったら一応金を払えば預けた武器を回収できるようだが、バグで金だけ払わされて預けた武器は今後一切手に入らない模様。これのせいで私も懐に置いてた愛用の数多くのレア武器が虚空に消えてます。
車ジャックするミッションが来たらあぁ、これかと自家用車を呼び出して手持ちの武器を全部預けるのが吉です。
JJ
その時は余ってる武器か素手で挑んだ方が良さそうですね。
追記しておきたいと思います。