Epicランチャーを起動せずに、Epicゲームを遊んでみたテスト。
先程リツイートした記事情報を見て思い立ち、数時間ほど試してみた結果をご紹介。
※既知の方法のため、詳しい方へは目新しい情報はありません。
※どんな問題が生じるか分からないため、試される場合は自己責任で。
目次 前置き不要な方は以下、EPICランチャーを起動せず遊んでみた編 |
「Epic Games Launcherを起動しているだけでAMD RyzenのCPU温度が上昇する」という指摘
と題した記事が情報サイトGIGAZINEにて先日公開。(先記事コメントにて情報頂きました)
詳しくはリンク先記事を読んで頂ければと思いますが、簡単に要点抜粋すると
“Epic Games Launcherはゲーム起動していなくても、バックグラウンドで不必要にCPU負荷がかかる。514KB以上のデータが 22以上のサーバーに定期的に送信されており、Steamなどもデータ送信しているが通常の14倍以上。データ内容は記事作成時点では未解明。” |
との事で、詳細翻訳とともに元情報の海外サイトURLも掲載されています。
EPIC側では公式発表がなく、そもそも問題あるデータなのかも不明ですが
CPU負荷に関しては、私の環境でもタスクマネージャーでチェックした所
確かにEPICランチャーは常時CPUを2~3%使用(INTEL Core i7-8700環境)
比較のため、STEAM、GOG、ORIGIN、UBI CONNECT、XBOXアプリも起動し
ライブラリ画面を開いて最小化、起動更新が落ち着いたあたりで何度か観察すると
比較のため、STEAM、GOG、ORIGIN、UBI CONNECT、XBOXアプリも起動し
ライブラリ画面を開いて最小化、起動更新が落ち着いたあたりで何度か観察すると
ほかのランチャーもたまに1~2%にはなりますが、普段はほぼ0%でした。
この挙動が気になる場合のソリューションとして、元情報の海外サイトにて
GOG Galaxyでのゲーム起動や、オープンソースソフトLegendaryが提案。
ここまでが今回記事を書くキッカケとなった内容です。
2021年1月8日:新記事UP
まず、GOG Galaxy 2.0 経由でEPICゲームを起動してみた。
「GOG Galaxy」は他のゲームクライアントのライブラリを取り込める同期機能があり
ゲーム終了後には各ランチャーを自動終了する機能もONにできます。
ゲーム自体は普通に遊べました。EPIC側クラウドセーブも問題なし。
ただし、Epicランチャーが自動終了しない時があったり(20分以上放置しても)
タスクトレイから消えても EpicGamesLauncher.exeは裏で起動したままの事も多々。
UBI CONNECTの「Upc.exe」も同じく裏で起動したままでした。Originは正常終了。
私のPC問題の可能性もあるため、問題なく終了することが確認できた場合はGOGで、
終了しない場合は遊ぶ時だけEpicランチャーを直接起動・終了した方が無難に思えます。
Legendaryは未検証
EpicGamesLauncherの代替ソフトとして海外有志が制作されている
非公式のオープンソースソフト。Githubから最新版をDLしてみると
「legendary.exe」が Virustotal.comにて71エンジン中7エンジンで検知。
実行時には「Windows Defender SmartScreen」の警告も現れました。
マイナーエンジン数件だと誤検知も珍しくなく、後者もマイナーソフトでは見る表示。
上画像カスペルスキー・スキャンでもクリーンのため、問題なさそうな気はしますが
大抵のソフトが100~1000人を超えるKSNユーザーでも10人未満なほどマイナー。
万が一に対処できる余裕や予備環境がないため、現段階では導入を見送りました。
万が一に対処できる余裕や予備環境がないため、現段階では導入を見送りました。
✨ | Epicランチャーを起動せず、Epicゲームを遊んでみた!▲ |
① 一番簡単な方法「ゲーム本体」から直接遊んでみた ※非推奨
EPICゲームフォルダのゲーム本体.exeから普通に遊べるソフトが結構ありました。
確認した例『Stranded Deep』『Darkest Doungeon』『Into the Breach』『ABZU』
ただし、オンライン対戦要素のあるゲームだと起動認証から進めなかったり、
EPICランチャーと紐付けされていて自動起動してしまうゲームもありました。
自動起動するゲーム例『Alien Isolation』『The Red Lantern』
② STEAMから遊んでみた(コマンド -EpicPortal)※非推奨
有名な方法のようですが今でも使えるかテスト。
Steam左下からゲームを追加 → 非STEAMゲームを追加 → 登録するゲーム本体exeを探して追加。
Steamライブラリに追加されたゲームのプロパティを開き、起動オプションに-EpicPortalと入力。
これでEPICランチャーを起動せずにプレイできるようになりました。
オンライン系ゲームは上述同様。これは通信できないため仕方なし。
『Alien Isolation』『The Red Lantern』は意外にも一応遊べたものの、
クラウド上にセーブデータがあるのか、ニューゲームしか選べない状態。
正常にセーブもできませんでした(セーブアイコンは出るもゲーム終了するとロードできない)
ただ、PC上にデータ保存されるオフラインゲームは色々遊べました(上述①)
その後 EPICランチャーを手動で立上げて、同じゲームを起動してみると
クラウド同期の選択画面になり、セーブデータも反映できました。
今回のテストは以上です。
ランチャー回避で遊ぶ方法は非公式のため、どんな問題が生じるか分かりません。
またランチャー起動するまでは、アップデートやクラウドセーブも行われません。
もし試される場合は自己責任で。いっそプレイしない選択肢もありますが
私のように遊ぼうと考えて積極購入していたゲームではそうもいきません。
しばらくは遊ぶ時だけランチャー起動しようかと思います。
あれ? それって… AAA大作ゲームを少しでも快適に遊ぶべく、無駄なリソース消費を避け
OriginでもUplayでも遊ぶ時だけ起動する「普段」やっている事と変わらないと言う(笑)
☕ | JJ VOICE▲ |
またそんな怪しい事が!? と先記事コメントを頂いて驚きました。 何かしらの公式説明発表でもあればまだ良いのですが 問題ないと安心できる日が来ることを願うばかりです。 |
この記事へのコメント
今回の件はいまだにだんまりですね・・・
詳細がわかるまではWEBストアで配布ゲームをもらうぐらいにしといたほうがいいかも
ランチャーだけでこんなに負荷がかかるなんて明らかにおかしいのでそのうち解決されるだろうと思っていましたが一向に改善される気配がありません。
ちなみに同じMacでSteamランチャーの処理は特に重いとは感じません。
乙