オープンワールドTPS 『Ghost Recon Breakpoint』
ソロプレイで遊んでみた感想を交えつつゲーム特徴をご紹介。
※2020年7月追記:仲間AIが追加されました。
※2023年1月追記:Steam版も発売されました。
💥 | Tom Clancy's Ghost Recon Breakpoint |
通常版 9240円 発売 2019年10月4日 UBISOFT 日本語対応 必要PCスペック高
オープンワールド特殊部隊TPS(エイムは一人称・三人称とも設定可)
ステルス隠密もアサルト大暴れもできる戦術カバーシューター。
異なるクラス6種(突撃・隠密・狙撃・回復ほか)やスキル・ビルド、
オンラインロビー兼用の拠点、PVPやレイドほか、よりマルチ向けに。
基本的なプレイ感覚は前作『ワイルドランズ』に近い。
ただ発売当初は1人旅のみでCOOP向けだったが、ついにAI仲間実装。
ソロプレイでも前作のように4人チーム(仲間はCPU)可能になった。
序盤ミッション終了後から、任意でAI仲間ONまたは招待&公開参加できる。
それでは各要素をCHECK!
💥 | Ghost Recon Breakpoint ゲーム紹介&感想 |
わくわく感のある物語導入。
かつてのゴーストによる敵対組織「ウルブズ」が完全占拠したアウロア群島。
一方、軍艦沈没の調査に向かうゴースト達だがヘリは撃墜、満身創痍のなか
孤立状況の戦いを余儀なくされる。誰が敵か味方か?
丸腰ではじまる現地調達な序盤や、徐々に明かされていく状況にワクワク。
1人の時代は、敵増援に追われたり苦戦すると心細くハラハラ、緊張感があった。
ただ装備や環境が整うと、いつものオープンワールド感覚になってくる。
オープンワールドはお馴染みのスタイル。
群島といっても相当広大。中央島を中心に小さな島々がある。
ジャングルから雪山、第二次大戦跡のような基地や遺跡から
近未来的な小さな町まで多彩ロケーション。探索や敵拠点も沢山。
メインほか、地元勢力サブミッションも沢山用意されている。
拠点ファストトラベルほか、ヘリや車などでミッションへ向かう。
車は急斜面をも登る超絶駆動でスピードもあり運転が楽しい。
物語拠点ほか、各地の野営地キャンプが小拠点。
ファストトラベル、時間調整、乗り物召喚、クラフト、買い物
経験値UPなどのバフ付加と、1か所で色々できて便利。
素材集めはオープンワールドRPG感覚ながら、敵ドロップとも
触れるだけで自動入手できる快適さ。 もはや手動ルート不要。
クラフトはバフやグレネードほか消費アイテム中心。
キャラメイクはパーツ選択、やはり着せ替えが楽しい
スタート時は「性別・顔・髪型・タトゥー」くらいになったが
装備&衣装を入手するにつれ、ロールプレイが捗りはじめる。
装備PERK、外見それぞれプリセットを複数作れる点もGOOD。
ただ女性向けヘアスタイルは乏しい。美容室が実装されないかしら。
💥 | Ghost Recon Breakpoint 戦闘について |
基本は大暴れしながら、強拠点ではステルスを軸にして攻略。
予備弾薬・数百発を持ち歩き、補給も沢山。ガンガン撃ちまくれるTPS。
回復アイテムもある自動回復制で、条件キル回復できるPERKまである。
ただ、新要素「ケガ」は自己治療に時間がかかりソロだと油断ならない。
部隊全滅すると、攻略拠点の敵は完全復活でやり直し。これは前作同様。
ザコ兵士は柔らかく、強敵がいない拠点では無双感もあるが
装甲兵や、本作特徴である戦闘ドローンがいると手強くなる。
C4爆破やEMPなど消費ガジェットを活用したり、弱点を探したり
攻略模索しながら戦っていく。特にドローンはBOSS的に超硬い。
アサルトからステルスまで、戦術幅は広め。
前作同様、音やデコイアイテムで敵を誘導できる、ステルス仕様。
地形に溶け込める新要素「ほふく擬態」や「茂み」などに隠れながら
目視や飛行ドローン索敵して、敵配置や種類を観察して対策を考える。
状況に合わせてPERK選択したり、ステルスパズル的に1人ずつ片付けたり
武装車両を使って特攻したり、基本よく作られているため攻略が楽しい。
AIチームメイトの実装により、敵を同時撃ちできるシンクショットも復活。
これは使い捨て射撃ドローンでも代用可能だが、数個しか持てない消耗品。
💥 | Ghost Recon Breakpoint 感想まとめ |
前作『ワイルドランズ』をベースに、COOP要素強化した新章。
2020年7月実装されたものの、当初はAI仲間はおろか、カーラジオもなく
ソロプレイ派ながら環境音に包まれた1人旅にちょっと寂しさを覚えたのは内緒。
敵と弾丸で戯れながら紛らわせるのさ… いや特殊部隊に感傷など無用!戦うのみ!
より多彩になった装備型PERK、ガジェットの活用など
攻略相手や状況に合わせて切替えられる戦術性は面白いと感じる。
敵拠点をどう攻略するか、索敵しながら考えていく楽しさも健在。
1人だと、AI仲間COOPとは違う、限られた条件下で頑張る攻略感がある。
ちょっと撃ってもビクともしない『ターミネーター』世界かのような
戦闘ドローンたちの脅威感も新鮮だった。緊張感に寄与している。
隠しエリアもあちこちにあるオープンワールド探索や
寄り道しながらアイテム収集したり敵拠点で暴れたり、
のんびりマップを全探索したくなる楽しさもある。
グラフィックはたまに重い印象もあるが全体的にGOOD。
特に草木やコケ、雨や光表現などはリアルに見える時も多かった。
エイムで視点近づけば地形に粗さも見えるが、遠目には非常に綺麗。
オープンワールド型『ゴーストリコン』を
新たな舞台・新たな物語でまた遊べるのだ! YES!
✨ | Ghost Recon Breakpoint 最後におまけ |
個人的に気に入ったのは「フォトモード」
F4で時間停止して、360度好きな角度から撮影&鑑賞できる。
絵になりそうなロケーションではつい撮影するか考えてしまう。
ただフィルタの少なさは残念。せめてセピアは欲しいかな。
ただの移動がドラマチックなモーメントに!
被写界深度のボケ味がいいね。手前の草が透過するのもGOOD。
戦闘中だろうと… 時よ止まれっ!
左は気だるげな昼下がり… 獲物を物色するノマド姉さん… のイメージ。
右の布の凹み処理には、CGモデリングはどんどん進化するなあとしみじみ(笑)
さあ(誰かの)愛車に乗ってドライブ(大暴れ)に出かけようかしら。
速い車やバイクは、運転しているだけで楽しいから不思議。
🎧 | JJ ghost voice |
ちなみにPVP対戦「ゴーストウォー」も軽くプレイ。 4vs4で徐々にマップ狭まる、隠れながらの索敵対戦。 位置表示ギミックのあるほか、制限時間も短めでサクサク。 ダウンしても死なず、蘇生できるため共闘感もありました。 ガンガン撃ち合う系ではないため、好みは分かれそうかな。 |
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この記事へのコメント
ディマ
ディビジョン1作目はシリーズ装備を揃えて装備することで発動する特殊能力(投げ込まれたグレネードを無力化&回収、致命傷を受けると即時回復等)がありましたが、もしあれがあれば戦術幅が広がりそう…
JJ
PERKスキル装備数が限られているCOOP役割分担向けではありますが
SFライクな敵対ドローンや特殊ガジェットも色々ありましたので
今後増えていってもおかしくないかもしれませんね。