
天使と悪魔の特殊能力アクション・シューター『God's Trigger』
近接・銃・スキルを駆使して戦う、2019年4月発売のSTEAM作品。
中々意欲的なゲームだったため、レビューを交えてご紹介します。
💥 | God's Trigger ゲーム特徴紹介&レビュー |
世界を救うため… 四騎士を倒して、天国を目指すのだ!
翼を失ったシブメン天使ハリー、世界滅亡に導く「終末」を阻止すべく
悪魔ジュディの協力のもと、手がかりとなる四騎士の行方を追うのだった…
ストーリーイベントが要所要所で入る、物語主導アクション。
全28面キャンペーンモードと、単発12面アーケードモードを遊べる。
ステージ内容はそれぞれ異なる。成長要素は共有のためレベル上げ可能。
特殊能力も活用する、見下ろし視点アクション&シューター
一撃即死 & チェックポイント復活の『ホットライン マイアミ』系。
基本装備(剣や鎖鎌)のほか、宝箱または敵の遠距離武器も奪える。
ショットガンや火炎放射、グレネードやSF兵器など。弾薬少なめ。
1人だとキャラ切替しながら、それぞれの特徴を活かして戦う。
経験値で別々にレベルUPしていき、アビリティやPERKを習得。
何度でも付替られるため、ステージごとに色々試せる。
天使……近接剣なぎ払い(正面範囲に強い)、 短距離ダッシュ(もろい壁破壊) アビリティは、透明化やスローモーほか突撃向け中心。 悪魔……鎖鎌でミドルレンジ直線攻撃(銃がなくても便利)、短距離ワープ(無敵) アビリティは、洗脳やデコイなど特殊系が多い。 |
アビリティで、敵を同士撃ちさせたり、スローモー弾丸反射斬りしたり
面白いが必要MP?が多いため、いざという時の切り札感覚。
レベルUPすると、性能強化またはMP削減など多少緩くなる。
敵ドロップまたは家具を壊して、MPや弾薬ほかランダム出現。
ダッシュのみクールタイム制。連打できないがガンガン使える。
西部劇や列車、軍基地ほか、ステージごとに仕掛け多彩。
パズル的な仕掛け、トラップほか工夫多彩。BOSS戦もギミック系中心。
撃つだけのシューターに飽きている場合には新鮮。だがしかし……
「どんどん戦うゲーム」を期待すると、面倒に感じる部分でもある。
ルートが分からず、進めなくて5分以上探し回った時にはストレス。
学んだTIPS ・詰まった時は、光っている箇所を探そう。小さいが調べると先に進める。 ・ダッシュ壁破壊、ワープすり抜け、この使い分けも必要になってくる。 |
操作キーが多い。
プレイ日が空くと、毎回操作確認していた。
キーボードは自由設定可能だが、タイトル画面からしか変更できない。
なお、ゲームパッドではスティック+トリガー攻撃。ほぼ全ボタン使う。
そのほかの点。
・難易度設定はない。ノーマル~ハード辺り。個人的にはベリーハードが欲しい(笑)
・見渡しキーを押した状態の「マウス移動」で画面外を見られるが、
3Dによる視点角度が固定されていたり、挙動が独特で少々使いづらい。
✨ | God's Trigger レビューまとめ |
特殊能力や戦闘は面白いが、仕掛けやBOSS戦は好み分かれそうな印象。
『Hotline Miami』のように一撃死&リトライしながら、敵から銃を奪い
敵配置などシチュエーションごとにどう攻略するか考えるゲーム性に加え、
『Mr.Shifty』のような短距離ワープ機動力や、包囲網ほかのステージ演出、
トラップ回避やルート探しなど、変化球を色々盛り込んだゲーム。
さらに特殊能力=アビリティなど成長要素あり、攻略性が広がる。
ただ、分かりづらい仕掛けは戦闘の流れを止めるため、面倒に感じる時も。
BOSS戦も「回避しつつ、弱点露出を待って1~3発攻撃」のギミック系。
仕掛けなし「アーケードモード」は死=ステージ最初から、冒険しづらい。
と難点もあるが、通常戦闘は面白い。例えば「部屋に敵集団がいるとき」
無暗に飛び込んでも、全員倒すまえに撃たれる。そこでプランを練るのだ。
A……「壁やドアごと貫通射撃 or ダッシュ斬り突撃!」その刹那ッ フリーズやデコイ開放 B……「部屋に入らず、洗脳して同士討ち。混乱中に漁夫の利」大作戦。 C……「部屋に入らず、ドア破壊でおびき出し」せこいが角待ち殺法。 他にもスキル次第。 |
綺麗な3DグラフィックはGOOD。 物語はアメコミ・ダイジェスト風。
光源エフェクトや陰影描写が良く、破壊表現やSEが心地良い。
物語はアメコミ風だが、壮大ストーリーにしては地味な印象も。
四騎士が人間として紛れている設定のため、見慣れた現代多め。
天使や呪術師のような敵、異世界も登場するが、普通に撃ち合いしていく感覚。
主人公もさほど天使&悪魔っぽさはない。 ※O.M.G.のコミック版は分からない。
🍸 | JJ VOICE |
STEAMサマーセールで初めて知り、衝動買いした期待作です。 「天使と悪魔」「四騎士」に惹かれました。我ながら厨二(笑) ただ四騎士は『Darksiders』のカッコ良さを想像すると…… 近接メインで銃はサブ、それくらい近接が強くて便利なため シューター <<< アクションとして結構楽しめています。 銃縛りだと、よくエイムしないと弾が少なめなので難しい。 2周目プレイ中ですが、未だに飽きていません。 本編は6~7時間ほどでクリア。アーケードは2~3時間ほど。 仕掛けで迷ったり、BOSSで苦戦しなければぐっと短縮できます。 |
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この記事へのコメント
そう言えばスプラッターハウスのリメイク作品も、「エッチな写真が(人間性を取り戻して)狂気度が下がる回復アイテム」と聞いたことがあります。
日本未発売なのですが、いつかやってみたいです。
JJ
本作の場合は、敵が読んでいたと思われる本で、人間の施設では分かるのですが
天界で見つけた時には「高潔なはずが乱れてるじゃないか!」とツッコミ入れてました。
スプラッターハウスのリメイク版は初めて知りましたが、PS3時代なんですね。3Dだと一層グロそうです(笑)