STGフリーゲーム『Gongbat』変身コウモリが超音波で戦う、海外ドット絵・横スクロールシューティング

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変身コウモリが超音波で戦う、SF横シューティングGongbat』 
一風変わった世界観の海外ドット絵PCフリーゲーム。
クリアを機にプレイ感想を交えつつご紹介します。


 Gongbat Review
無料! 開発 Moonvalk studios  約47.5MB  日本語なし  インストール不要


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コウモリが超音波で戦う、SF横スクロール・シューティング。
ストーリーモード、アーケード(サバイバル・スコアアタック)が用意。
昔ながらのSTGに近く、敵攻撃パターンなどを覚えながら攻略していく。
ただ、海外らしいHP制かつ硬い敵中心。また独特のプレイ感覚もあった。

初見クリアまでは、数回死にながら大体1時間半ほど。
それぞれ長めの全5ステージを進んでいく。チェックポイント間隔は短め。
難易度はほぼノーマル。無限コンティニューのため難所でも攻略しやすい。


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4種類の変形 & キャラ強化も活用していく。
XBOX ONEパッドの場合、A=超音波ショット、B=鐘セレクト、X=変形。
一定ステージごとに「鐘」を入手。鐘の種類それぞれ変形することができる。
例えば、2番目の鐘なら超高速回避できたりほか、能力の異なる4種類がある。

また、敵を倒したポイントで能力アップグレード。
HP、攻撃力、攻撃速度、鐘チャージ速度の4種類。
全強化できるほど貯まらないため、自分に合うものを上げたい。


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ボスは多めで全13体。攻撃パターン多彩。
見えてからでは避けられない高速攻撃や初見殺しもあるため
溜めモーションや周囲をよく観察してパターンを掴んでいく。

通常攻撃が一切通らない、ギミック系ボスもいる。硬すぎる!と感じたら
敵の攻撃だったり、背景オブジェクトだったり、怪しい物を撃ってみよう。



 Gongbat 気になるかもしれない点
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基本は覚えて攻略していくゲーム

・自機の動きはやや感性がある。
・当たり判定は自機サイズ通り。
・複合攻撃に交じっての高速レーザーも多い。

・黒っぽい敵など、ステージ背景に紛れて、見えづらい敵もいる。
・無敵時間はなく、被弾時に多段ヒットして一気に削れられる事もある。

被弾しやすいため、ギリギリで避けるより
動き回って誘導していくゲーム性の印象だった。



 Gongbat 感想まとめ
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「コウモリで戦う」という好奇心は十分満たされたSTG。
変形アイデアや一部の攻撃反射アイデアも超音波らしくてGOOD。
チェックポイントが短いおかげで、リトライも苦にならずクリア。
「ちょ 今の酷い!」たまに文句言いつつも(笑) 90分しっかり楽しんでいた。

大味なインディゲームらしさもあるけれど、
海外フリーゲームSTGでは十分気合が入っており
独特アートワークやBGM、世界観はとても個性的。

PVに惹かれたら、気分転換に試してみるのも良いかもしれない。
日本製シューティングとは違うプレイ感覚が待っている。

こちらは新要素の加わった開発段階トレーラーPV。
新ボスや変身パターン追加ほか色々変化も見られる。
有料の強化バージョンとなる模様。執筆時点では未発売。



 JJ VOICE

シューターは別として、今年一本目のシューティング
STEAMでも沢山積んでいるジャンルながら、不思議なセレクトだった。
偶然見かけ、コウモリ!? 何それ面白そう! もう好奇心が止まらない(笑)
普通の戦闘機だったならスルーしていたかもしれない。

それだけ変わった題材には破壊力がある。後は料理次第。
日本の長年洗練されてきた伝統の味わいとは全然違う、
野性的なゴツゴツ歯応えを堪能できた今夜この頃です。


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