Hitman GO: Definitive Edition お洒落なボードゲーム風ヒットマンが面白い [ゲーム特徴紹介&レビュー/STEAM]

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Hitman GO: Definitive Edition

ヒットマンをボードゲーム・パズルにした異色作品のSTEAM版。
全ミッションクリアを機に、レビューを兼ねて特徴をご紹介します。
結論から書くならば、パズル好きな私としては結構楽しめました。


🎥 ゲーム特徴紹介
定価864円  配信 Square Enix  日本語なし ※文章はほぼなく問題ない


潜入~暗殺~脱出まで、ヒットマンのミッションの流れをボードゲーム化。
1エリアごとに区切られた沢山のステージでクリア条件を達成していく。
無印版のDLC含めて全7ミッションあり、90面以上に細分化されている。
自分が動いたら、敵も一斉に動く、ターン制パズルゲームだ。

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従来のヒットマンとは違い、説明も会話もイベントも一切ない。
47は完全無言、敵も注意を引いた時に「ん?」「ワンワン!」と言うだけ。
BGMも静かまたは環境音のみ。どこかお洒落な雰囲気が漂っており、
ワインとチーズでも楽しみながら、のんびり寝る前に遊んでもいい印象。

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グラフィックは綺麗で、ボードゲームのディティールは高級感がある。
よく見ると背景キャラクター達はツッコミ所満載。色んなドラマを垣間見られる。

操作は、マウスだけとシンプル。ドラッグで移動。
コントローラー対応だがXbox360パッドだと、入力判定が微妙。
アナログスティック移動が使い辛い。結局マウスだけでプレイした。



💡 難易度ノーマルだが、目標コンプはベリーハード
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全7ミッション(90面以上)と結構なボリュームだが、単純クリアだけなら短い。
写真を撮ったり細部を眺めながら、ゆっくり遊んでも4時間強でクリア。
勘のいい人なら3時間かからないかもしれない。 ※上画像は最初のミッション。

クリアするだけなら、ちょっと考えれば分かるくらいの難易度だが
「ノーキル」「○ターン以内にクリア」など特殊な達成目標については
相当悩んでも全く分からない事も多々。かなり難しい。
これを自力で達成しようと思うと、+何時間かかるか分からない。



💡 ヒットマン風ギミックが登場する頃から面白くなる
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常に動かないといけない立ち止まる事のできないシステム。
駒になったエージェント47を動かして、敵に触れると仕留められる。
逆に触られると即死。銃も登場するが、拾った場所でしか撃てない。

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「変装」 同じ服の敵をすり抜けられる
「マンホール」 別のマンホールと行き来できる
「二丁拳銃シルバーボーラー」 前後左右の隣接マスに即攻撃できる

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他にもミッション毎に色んなギミックが少しずつ登場する。
序盤は簡単な上に、ヒットマンらしさが薄く退屈だったが、
次第にヒットマンらしいギミックが登場、難易度が上がり面白くなってきた。
1日1ミッションと7日間に分けて遊んだが、日に日に楽しくなっていった。



💥 感想まとめ
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パズルとしては、とてもよく出来ている。
特殊目標以外は、自力攻略できるレベルで、解法に気付いた瞬間はとても嬉しい。
ヒットマンに興味がなくても、パズルが好きならおすすめできる良作だ。
逆に、ヒットマンは好きでも、パズルが好きじゃなければ全くお勧めできない。

スプリンターセルや、ディスオナードなど、
別のステルスゲームをモチーフにしても違和感ない雛型なので、
もしシリーズ化される事があれば、また買おうと思う内容だった。

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変装しても相変わらず怪しさ全開である。



 JJ voice

本家ヒットマンは初代を去年クリア、2と3を時々プレイ中。
新しいシリーズから遊んだ方がはるかに快適とは分かっていながら
順番にクリアしないと気が済まない性格なのがネックです。

最新作はミッション分割配信型なのでまだ様子見ですが、
個人的には名作と名高い4を早く遊びたいところ。
とは言え、インストールしようものなら、2と3は積み確定しかねない…

早急に2の神父を助けに行かなくては!と思いつつ、
ついサイレントアサシン目指して周回プレイ。一向に終わらない(笑)

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