
MSI AfterBurner アフターバーナー 高機能な無料ソフト
PCゲームを遊ぶ時、FPS表示や、CPU・GPUなど使用率を確認したい時がある。
また、プレイ動画を録画したいし、スクリーンショットを撮影したい時もある。
でも、いくつもソフトを使うのは面倒。そんな時にお勧めしたいのが本ソフト。
今回はPCゲームプレイの便利機能を網羅したフリーソフトをご紹介します。
💡 | 主な機能とダウンロード >目次へ戻る |

MSI AfterburnerだけでOK (記事掲載はver 4.2.0) 日本語化も可能。
無料。 MSIユーザーじゃなくても使える。制限も広告も一切なし。
MSIは、マザーボードやグラフィックボードの大手製造メーカー。
自社ボードの制御ツールとして開発されたのが本ソフトで、無償提供されています。
主な機能
ゲーム撮影
静止画……BMP、PNG、JPGから選択。JPGは画質調整できる
動画……画質・音質・コーデックほか細かく録画設定できる
HDDが許す限り何十分でも何時間でも録画できる
リアルタイム表示
FPS(フレームレート)、ファン速度、温度、電圧、クロック値
CPU・GPU・メモリの使用率や最大値・最小値ほか色々
PC制御
FPS(フレームレート)上限設定
GPUほか各種オーバークロック
その他
設定プロファイルを5個作成可能。
ソフトのスキンを変更可能。
言語を複数収録(日本語もあり)
📖 | ソフトの日本語化 >目次へ戻る |
インストールして起動すると、ソフトが2つ立ち上がると思う。
※左のソフトは見た目=スキンが異なる可能性あり(上画像の赤い外見ほか変更できる)
※右のソフトは最小化されている可能性あり。
左・AfterBuner…メイン
右・RivaTuner Statistics Server…サブ
この2本は連動しており、片方だけ使うことは基本的にできない。
タスクバーには以下のアイコンで表示される。

AfterBurnerの日本語化
AfterBuner右下の「Setting」をクリック。 ※違うスキンの場合はスパナ・アイコン。
設定画面が開いたらUser Interfaceタブ>プルダウンからJapaneseを選びOK(左画像)
もう一度Settingを開くと日本語化されているが、英語のままの項目も多い (右画像)
スキンもこのタブで変更できる。
RivaTuner Statistics Serverの方は、残念ながら日本語は収録されていないが
特に難しい設定もない。以下、必要な部分のみ画像で解説しているのでぜひご参考に。
📖 | 使い方 「FPS表示やGPU使用率表示」 >目次へ戻る |
「モニタリング」タブのグラフ一覧から、① 表示したい項目を選び、
② 「オンスクリーンディスプレイでの表示」にチェックを入れてOK。
FPSは中ほどにある「フレームレート」の項目だ。
③ 「オンスクリーンティスプレイの切り替え」に任意のキーを入力。
これがゲーム画面でのモニタリング表示のONOFFボタンになる。
ゲーム内では使わないキーを設定しよう。
左画像:RivaTuner Statistics Serverの方も要設定。④の部分をONにする。
その下の各項目は見た目。下の表示例で確認しながら、好みに合わせて変更。
右画像:ゲーム画面での表示。私の場合、GPU,CPU,メモリ,FPSに絞っている。
なお、この画像だけで何のゲームが分かる方は、相当なサイレントアサシンだろう。
📖 | 使い方「動画の録画設定」 >目次へ戻る |
① 「ビデオキャプチャ」タブから、動画撮影のONOFFキーを任意設定。
Video prerecordの方は、録画の自動停止設定ができる。
○○秒になったら停止とか、○GBに達したら停止とか、結構便利。
画質や保存形式は、PCスペックや、ゲームによって最適な設定が変わる。
録画したいゲームで実験しながら最適な設定を探るしかない。
② 最後に、動画の保存場所を設定してOK。
ゲームを開始後、①で設定したキーが録画開始・停止ボタンになる。
FPS表示させると録画中マークがクルクル回っているのを確認できる。
📖 | 使い方「スクリーンショット撮影+画質比較」 >目次へ戻る |
① 「スクリーンキャプチャ」タブを開き、撮影用キーを任意設定。
② 撮影画像の保存フォルダを設定してOK。
ゲーム中に①で設定したキーを押すと画面が撮影される。
※ 上述のオンスクリーンティスプレイをON表示してから撮影しないと
撮影できないゲームもあり。これを忘れて撮影できていなかった事が何度も!
面倒ながら、毎回撮影できているか確認するのが無難。
※ 保存形式や画質も設定できるが、分からなければそのままでOK。
PNGとBMPは非圧縮だが容量が重い。JPGは軽いが画像が荒くなる。以下の例を参照。
スクリーンショット撮影:JPGを圧縮度別に比較
※クリックすると全画面を表示。 ※いずれも非圧縮なので重いです。
2Dゲーム「KOF13」 左:最低画質(25%)91kb 右:最高画質(100%)953kb
3Dゲーム「SKYRIM」 左:最低画質(25%)106kb 右:最高画質(100%)1.04mb
極端な比較例だが、画質が低いと細部が粗くなり色味が一部落ちる。
単色部分の多い2Dゲームは特に劣化が目立つ。
ただ、画質が高すぎると容量がかさむので、85%位が妥当だと思う。
ちなみに当ラボの他記事で使用しているゲーム画像の多くが、
75%で撮影したものをさらにグラフィックソフトで圧縮したもの。
こだわらなければ、それ位でいいかもしれない。
📖 | 他の代替ソフト一例 >目次へ戻る |
残念ながら、AfterBunerの機能が使えないゲームもたまにある。
そんな時に私が使っている代替ソフトをご紹介。
FPS表示、動画撮影、スクショ撮影が可能だが、フリー版と有料版あり。
フリー版は制限があり、スクショがBMPのみなのが難点。
このジャンルでは有名なソフトで、私も当初このソフトを使っていた。
スクショ撮影特化ソフト。フリー。
JPG、BMP、PNG、GIFから選択でき、画質設定も可能。
ゲーム以外でもいつでも撮影できる。とてつもなく便利!
(掲載したゲーム画面以外の画像はすべてこのソフトで撮影)
また機会があれば、色々な便利ソフトをご紹介したいと思います。
☕ | JJ voice |
ちなみに、これら3本をもってしてもSS撮影できないゲームもたまにあります。 そういう時は、Windows標準のペイント+printキーが大活躍。 だが!それさえも効かないゲームがごくごくたまに…… そんな厄介な奴が相手なら 「モニターごとカメラ撮影拳」 を使わざるを得ない! ただググってみると、普通にSS撮影できている人もいるようなので 恐らくOSかグラフィックボード関連の問題なのかな。 |
この記事へのコメント
ダウンロードページも落ちてるぽいし・・・同じバージョンなのにキャプチャ機能がないのはなんででしょうかねぇorz
JJ
最新版テストは手元にない別PCで行いますので、後日改めてコメントします。
私と同じバージョン4.2でキャプチャ機能がないのは…
仕様変更か、ファイル破損か、原因は分かりかねます。
JJ
記事と同じく「スクリーンキャプチャ」「ビデオキャプチャ」機能がありました。
(スクショ画像)https://jj-labo.up.seesaa.net/image/afb440.jpg
(ダウンロード)https://www.msi.com/page/afterburner
Downloads > MSI Afterburner Beta で最新版4.4.0が入手できます。
もしインストールしてもキャプチャがない場合は、PC環境依存の現象と思われます。
他のキャプチャソフトと併用するか、類似ソフトを代用するしか思い浮かびません。
あれもインストールしないとSettingに「スクリーンキャプチャ」「ビデオキャプチャ」等のタブが出てこないようですので…違ったらすみません。