「あの時あの選択肢を選んでいたら?」人生の分岐点を体験できる
『Causeway』と次作『No Response』DRMフリーPCゲーム。
興味深い短編作品でしたので、感想を交えながらご紹介します。
時折、無料配布も行われている作品です。
✨ | Causeway game review |
通常1ドル 開発 Yarn Spinner氏 解凍後 1.34GB 日本語なし 3Dのため多少PCスペック必須
人生の分岐・選択シミュレーター、そんな短編ゲーム
一人称視点で自由に歩む、一人生=数分ほどのマルチエンディング作品。
左右に歩んでいき、分岐点ごとにストーリーを読んでいく。周回も容易。
英語を読む必要もあるが、状況や選択肢さえ把握できればOK
さて行き先はどうする 「都会へ行く? 田舎へ行く?」
上司のくだらない冗談 「愛想笑いする? 本音を言う?」
上司のくだらない冗談 「愛想笑いする? 本音を言う?」
素敵な女性との出逢い 「ロマンスに誘う? 友達として接する?」
人生を左右するかもしれない、重要な選択を決断していく。
そして「数回の分岐点」を越えていくことで何かしら結末にたどり着く。
結末が妥当かは人それぞれ。少し笑いながらも考えさせられる作品だった。
そして「数回の分岐点」を越えていくことで何かしら結末にたどり着く。
結末が妥当かは人それぞれ。少し笑いながらも考えさせられる作品だった。
「それ、あるある」「来たか…究極の二択!」
共感しながら選べる典型的シチュエーションが多くて楽しめた。
作者の体験または、結末には願望も入っているのかもしれない。
作者の体験または、結末には願望も入っているのかもしれない。
日本人的感覚としては、曖昧にしながら中道両立を模索したい所だが
本作ではハッキリ選ばなくてはならない。明るい未来を打算しながら
ゲームにも関わらず、真剣に悩んでしまっている自分がいた。
本作ではハッキリ選ばなくてはならない。明るい未来を打算しながら
ゲームにも関わらず、真剣に悩んでしまっている自分がいた。
数回の人生プレイ後には、ちょっと心が軽くなった気がする。
人生の選択という「重く深く難しく」はっきり捉えがたいテーマを
2本に分かれた分岐路という、客観的視点で感じることができたのだ。
2本に分かれた分岐路という、客観的視点で感じることができたのだ。
もし実際の局面で、2本道が見えていたなら
これほど冷静になって選びやすいことはない。
大抵は混乱の渦中にあり、まともな判断さえ難しいものだ。
訳も分からず愚かな選択を何度もしてきた私にはよく分かる。
これほど冷静になって選びやすいことはない。
大抵は混乱の渦中にあり、まともな判断さえ難しいものだ。
訳も分からず愚かな選択を何度もしてきた私にはよく分かる。
この先、人生で迷う時が来たならば、心に2本道を描きたい。
そんな心の指針を感じさせてくれた、素敵な作品だった。
そんな心の指針を感じさせてくれた、素敵な作品だった。
✨ | No Response game review |
通常1ドル 開発 Yarn Spinner氏 解凍後 1.68GB 日本語なし 3DのためPCスペック必須
人生の大きな一幕を描いた短編アドベンチャー
そこは人気のない郊外だった。車が事故を起こしてしまい立往生。
仕方なく辺りを歩き出すと、次々届くメールに交じって謎の文面が…
仕方なく辺りを歩き出すと、次々届くメールに交じって謎の文面が…
クリア15分ほど一本道のドラマ。一人称視点で自由に歩んでいく。
メールは英語ではあるが短いため、比較的楽に読める。
謎のメールは単語を拾うだけでもいいので読んでみよう。
レベルデザインとストーリーがシンクロしており心を打つ。
物語自体は珍しいものではないが、雰囲気ある情景や構成、
一人称だからこその臨場感ある体験性がとても効いている。
少しずつ感情移入しながら、終盤は心揺さぶられてしまった。
クリア後に改めてプレイすると初見時は気にも留めなかった
細かな意味がよく分かる。実際こんな出来事が訪れたら…私は…くッ
☕ | JJ voice |
たまには商用とは違うインディゲームもいいもので、 作家性の高い「作品的ゲーム」に出逢えると嬉しくなります。 心が疲れ気味の時には、こういった気分転換もいいですね。 |
こちらもオススメ
この記事へのコメント
通りすがり
↓
https://www.games2gether.com/
JJ
サイト不具合が大量報告されておりSTEAMニュースが炎上気味だった事と
購入済ゲームだったため、登録後も正常に機能しているかの確認ができず
そんな状態での紹介は無責任かと思い、悩んだ結果スルーしようと決めたネタでした。
今見るとサイトは修正済みでしたが、もはやいつ終了してもおかしくない時期。
再び迷いましたが、丁度別の無料配布がありましたので一緒に記事掲載しました。
無駄に迷い過ぎ(笑) もっと気楽に考えた方がいいのかもしれませんね。
http://jj-labo.seesaa.net/article/pc-games-giveaway-20190130.html