オーバーウォッチ 低スペックPC検証(最低環境以下)各種画質比較つき [OVERWATCH PC版]

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必要動作環境をやや下回る低スペックPCで、どの程度プレイできるのか?
低~高まで画質設定ごとに、それぞれFPSチェックしつつ動作確認してみた。

必要動作環境(公式)
CPU : Core i3 または AMD Phenom X3 8650
Mem : 4GB RAM 
GPU : GTX 460, Radeon HD 4850 または HD Graphics 4400

検証PC(デスクトップ/ミドルタワー)
CPU : Core2Duo e8500 3.16GB
Mem : 4GB RAM 
GPU : GT730 (VRAM 1GB / GDDR5) 

CPU性能はAMD X3 8650と比べると大差ないが、
GPU(グラボ)はやや劣る。ゲームによっては差も大きいが果たして…


💡 低スペックPCでOVERWATCH
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NORMAL設定以下は、ほぼ問題なくプレイできた!
起動時とマップロード時にわずかに遅延するが、戦闘開始前なので問題ない。
マッチ開始後はスムーズにプレイできた。ただし平均FPSは30台が基本。


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基本的な解像度設定は 1280 x 768 (16:9)で検証
モニターによるのかもしれないが、私の環境だとこれ以上下げるとぼやけ気味になる。
右画像はグラフィック項目。細かく設定できるが、ゲーム再起動必須な物が多いのが難点。


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低…36FPS、NORMAL…33FPS、高…30FPS、いずれも±10
画質設定ごとの戦闘中の大体の平均値。大差ないように見えるが、安定度が違う。
「高」だと落差が激しく、乱戦など高負荷時は20FPS台になり、たまに遅延も発生。
厳しいが、グラフィックは「高」から明らかに向上するのが悩ましい所でもある。


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どちらも低設定だが、右画像は「影とテクスチャ品質」を1段階上げたもの。
クッキリ度が増し、のっぺり感も軽減されるので、この2項目位はぜひ上げたい所。
特に影はFPS値に響くが、これ位なら今回の検証スペックPCでも十分耐えられる。



💡 OVERWATCH 様々な画質比較例

※上から12枚のみ原寸サイズで掲載しています。1枚100KB強。
※画質設定を変えるとゲーム再起動が必要なため、微妙にずれている点はご容赦を。

pht_overwatch_04e.jpg pht_overwatch_04h.jpg
pht_overwatch_04n.jpg pht_overwatch_04low.jpg
左上からEPIC、高、NORMAL、低の順。(いずれもテクスチャ品質は低)
最高画質EPICだと、熱気の歪みや、揺れ落葉など環境表現もバッチリ。
高以下はオブジェクト影描写の変化が大きく、低は全体的にノッペリ。


pht_overwatch_05e.jpg pht_overwatch_05high.jpg
pht_overwatch_05n.jpg pht_overwatch_05low.jpg
遠景だと意外と大差ないように見えるが、右の瓦を見ると低はやはりのっぺり。


pht_overwatch_015e.jpg pht_overwatch_015h.jpg
pht_overwatch_015normal.jpg pht_overwatch_015low.jpg
「高」から背景ライティングが有効になり、画面がかなり華やいでいる。


pht_overwatch_06nomal.jpg pht_overwatch_06h.jpg
オブジェクトへのダメージ表現も「高」からになる。
単にダメージ描写が加わるだけで、そもそも壁破壊はできない。気分効果。


pht_overwatch_08-100.jpg pht_overwatch_08-75.jpg
pht_overwatch_08-50.jpg pht_overwatch_08-50b.jpg
最後に最低画質でもキツいPCの最終手段! 「レンダースケール」設定例。
簡単に言えば、グラフィック描写サイズの違いで、小さいほどPC負荷が低い。
意外と75%でも遠目には悪くない。50%はまるで近視の疑似体験モードだ。
負荷が抑えられれば、FPS値も上がるので、どうしてもカクつく場合などはアリかも。



💡 OVERWATCH 画質比較しながらプレイした感想
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ゲーム中は最低画質でも全く気にならなかった。
忙しいゲームなので、意識は常に索敵や戦闘に向いている。
じっくり景色を眺めていられるのはマッチ開始前くらいで、始まると
オブジェクトの影も、壁テクスチャの粗さなども全く目に付かない。

アニメーションチックなグラフィックなので、荒く見えにくい点も大きい。
人がいてなんぼのマルチFPSだけに、低スペックPCでも遊べるのはいいね。


🎧 JJ voice

一つの参考例として読んでいただければ幸いです。
負荷による熱などで、PCが壊れるリスクもありますので
できれば必要動作環境を満たしたPCでのプレイをお勧めします。


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