PCゲームのセーブデータの場所まとめ [save data location Windows10]

pcsavegame-location.jpg
PCゲームのセーブデータ保存場所はバラバラ。STEAMでもクラウド非対応は多く、
ゲームフォルダ以外に保存された日には、毎回「どこ!?」と途方に暮れてしまう。
そこで今回はこれまで遊んできた経験から、よく保存される場所をリストアップ。

STEAMほかゲームフォルダ場所の探し方など基本部分もご紹介します。
2023/12/14更新:SteamとEA APPについて③に追記。
2022/05/12更新:PC Game Passの仕様変更後について③に追記。


目次




 セーブが保存されやすい場所一覧  >目次へ戻る

各ゲームフォルダ

ドキュメント (Windows10以前はマイドキュメント)
C:/Users/ユーザー名/Documents

ローカルフォルダ各種
C:/Users/ユーザー名/AppData/Local
C:/Users/ユーザー名/AppData/LocalLow
C:/Users/ユーザー名/AppData/Roaming
C:/Users/ユーザー名/Saved Games

プログラムフォルダ
C:/Program Files (x86)

セーブデータはこのいずれかのゲーム関連フォルダに作られやすいです。
フォルダ名はゲーム名またはメーカー名が基本ですが、略称ほか例外あり。
※すべてWindows10の表記。Win8以前では一部異なる可能性あり。




 どこにもない場合の最終手段は3つ  >目次へ

Windows検索
ゲームタイトルでCドライブ(システムドライブ)を検索。
他の場所にゲームをインストールしても、セーブはよくCドライブに作られます。
また、設定ファイルや必要データなどが保存されている場合もあるため、
セーブデータ以外が見つかった場合、不用意に削除しないようご注意を。

各ゲームのマニュアルを読む
ごくまれにセーブデータの場所が書かれている場合があります。
紙マニュアルがない場合は、PDFやTXTやHTMLなど (例 Readme.txt)
大抵ゲームフォルダのどこかに保存されています。

最終手段はGoogle先生に聞く
Yahoo先生でもExcite先生でも好きな検索で
ゲームタイトル セーブデータ 場所
ゲームタイトル(英語名) save data location
で検索してみましょう。マイナーゲームは…偉大なる先人達に期待。




 ゲームフォルダの場所と探し方  >目次へ

単独ゲームの場合(パッケージ版、DRMフリー版、フリーゲームなど)
ゲームのショートカットアイコンを右クリック → プロパティ → 「ファイルの場所を開く」
※この方法が通じないゲームは、以下のように各ゲーム管理ソフトから開く。

STEAM
C:/Program Files(x86)/Steam/SteamApps/common
2通りの方法あり。
・ライブラリからゲームを右クリック → プロパティ → インストール済みファイル → 「参照」
・ゲームごとの歯車アイコン → 管理 → 「ローカルファイルを閲覧」

UPLAY(Ubisoft Connect)
C:/Program Files(x86)/Ubisoft/Ubisoft Game Launcher/games
ライブラリのゲームをクリック → プロパティ → ローカルファイル → 「フォルダを開く」

GOG Galaxy
C:/Program Files(x86)/GOG Galaxy/Games 新板
C:/Program Files(x86)/GalaxyClient/GalaxyClient/Games 旧板
ライブラリのゲームをクリック → MORE → Manage Installation → 「Show Folder」

EA APP 現行アプリ
C:/Program Files/EA Games
ライブラリのゲーム → 管理 → プロパティを表示 → 「閲覧」

ORIGIN 旧アプリ
C:/Program Files(x86)/Origin Games
Originはライブラリから開く機能がないため、エクスプローラーなどで直接探す。
Origin左下のアプリケーション設定→インストール&保存タブでも場所を確認可能。

Battle.net
C:\Program Files (x86)\
ライブラリのゲーム → オプション →「エクスプローラーで表示」
Battle.netはProgram Filesフォルダに直接ゲーム名フォルダが作成されます。

EPIC
C:\Program Files(x86)\Epic Games\
エクスプローラーなどで直接探す。

itch desktop client
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\itch\apps\
ライブラリのゲームを右クリック。

Amazon Games
C:\Amazon Games\Library
C:\Program Files(x86)\Amazon Games\Library\
のいずれか。エクスプローラーなどで直接探す。

Twitch
C:\Program Files(x86)\Twitch\Games Library\
エクスプローラーなどで直接探す。


PC Game Pass
(旧仕様の場所)
C:\Program Files\WindowsApps
C:\Program Files\直下の場合もあり
WindowsAppsはアクセス制限がかかっており、閲覧にはセキュリティ設定変更が必要。
セーブや設定は C:\Users\ユーザー名\AppData\ 以下の関連フォルダに作られやすい。

(新仕様の場所)
C:\XboxGames(手動でフォルダ作成)
D:\XboxGames(異なるフォルダ名も可能)
上記フォルダにインストール可能になりました。
ただ新仕様に非対応のゲームは、従来通りWindowsAppsなどにインストール。


・上述の場所はいずれもデフォルト設定の場合です。
・そのほか古いゲームやRPGツクール系などはゲームフォルダ内にある場合が多い。




💡 おまけ セーブデータのTIPS  >目次へ戻る

復元が難しい場合がある
セーブデータだけでは再インストールしたゲームが認識しない場合があります。
iniほかの設定ファイルも必要だったり、ゲームによって様々。
復元する可能性が高いセーブは、アンインストール前に復元方法を調べておきたい所。

不要なセーブデータが容量を食っている事がある
ゲームのアンインストール時にセーブを残すか確認がない場合も多く、
意外と大きな容量が残ったまま…の場合があり。セーブデータだけで1GB超えのゲームも。
HDDやSSDの残り容量が厳しい場合は、削除済みゲームのフォルダをチェックするのも手。



以上「PCゲームのセーブデータの場所まとめ」でした。
Readme.txtなどにセーブ場所を明記してほしいものです。
本当はそんなものよりもフルクラウド…いや…

pcsavegame-location_end.jpg
STEAMもUPLAYも関係ない。みんな同じゲームじゃないか。
誰もが迷う事なくバックアップでき… 誰もが安心してアンインストールできる…
あらゆるセーブが一つのフォルダに移住し、ともに共存できる素晴らしき世界。
そう、真の理想は『全ゲーム類のセーブ場所統一』なのだ。



🎧JJ record

本記事を書いた当時はDVD-Rに保存版としてバックアップしていました。
今や大作など必要になりそうなゲームのセーブデータはほぼクラウド対応。

それ以外もクラウドサービスで十分と便利な時代になりました。
ただ、そんなバックアップが活躍する日は滅多にないのですが(笑)


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この記事へのコメント

  • dbp

    Razer Cortexでセーブデータのバックアップができるそうですね
    2017年01月17日 19:26
  • JJ

    dbpさん、情報ありがとうございます。
    Game boosterは昔使っていた時期がありましたが、
    さらに色んな機能(サービス?)が充実してますね。
    今度試してみたいと思います。
    2017年01月17日 23:21
  • STEAMについて補足すると、
    日本製のゲームでクラウド非対応、かつ一般的なユーザーフォルダにもセーブファイルがない場合、
    STEAMライブラリフォルダ\steamapps\common\ゲームフォルダ
    の中にセーブデータやセーブ関連のフォルダがある事が多いようです。

    一般的なユーザーフォルダやSTEAMライブラリフォルダを調べてもセーブファイルらしきものが見当たらない場合、
    STEAMインストールフォルダ内のuserdataフォルダにゲームごとにフォルダが作られ、そこに設定とともにセーブファイルも置かれているようです。
    例) C\Program Files (x86)\Steam\userdata\ユーザーID(数字)\ゲームID(数字)

    一般的なユーザーフォルダと上記二つで、
    かなりのゲームのセーブフォルダを補足できると思います。

    例外的になりますが、
    C:\ProgramDataにゲームフォルダがおかれるケース、
    (MumboJumboのMidnight Mysteriesなど)
    C:\Windowsに設定ファイルが置かれるケースがありました。
    (The Manhole等のWin95/98時代の移植作など)
    2017年01月18日 18:37
  • JJ

    失念しておりました。確かにいくつかのSTEAMゲームで数字フォルダを探した事がありました。
    補足情報ありがとうございます。
    2017年01月18日 23:41
  • vxn

    こんにちは。
    今日記事を読みました。みなさんセーブデータで悩まれているのですね。

    この手の準備が好きで、1つのフォルダに纏められ、日次同期バックアップされる様にしてあります。
    ここでは説明がむずいので具体的な説明は相当割愛しますが、

    事前
    1.テンプレートとして空のフォルダを任意の場所に「Temprate」フォルダを作成し、中に①「AppData」(中身にLocal、Roamingを作成)、②Documents(中にMy Gamesを作成)、③ProgramData、④Saved Games
    以上①~④を作成しておく。
    2.任意の場所に親元の「Games」とか好きな名前でセーブデータの保管先を作る。

    本編
    1.Sandboxie でサンドボックス化してゲームを走らせ、新規にできたフォルダを確認する。セーブフォルダが簡単に見つけられるので抜出。
    ※1ゲーム毎にサンドボックスを初期化すれば、確実に発見できる。
    2.たとえば、Tropico5を起動するとセーブデータは\ユーザープロファイル\AppData\Roaming\Tropico 5 に保管されている。
    3.事前の2.で作ったGamesに 「Toropico 5」フォルダを作成し中にテンプレートからAppDataをコピーする。
    4.3.にRoamingから「Tropico 5」を移動する。
    5.移動した「Tropico 5」を元々あった場所に同名でシンボリックリンクを作成する。

    を実施しています。3.のフォルダ構造は 整理してルートにSteam\●● とかGOG/●● とかの配下にそのゲームフォルダを入れるのもアリです。
    この整理の良い所はappData、Documentsなど直感でGamesフォルダのゲームフォルダ内を見ただけで把握できるところと、親元セーブフォルダ自体の丸まるドライブの移動とかも容易になります。(シンボリックのシンボリックですね)
    もっとスマートな方法があるかもですが、私のまとめ方でした。^^
    2017年07月31日 03:43
  • vxn

    ↑の補足です。
    バックアップ先はローカルの別ドライブとクラウドのMEGAを利用しています。MEGAで「Games」をリアルタイム同期させておき、
    ローカルは1日1度の日次です。
    OneDriveやDropboxでも良いですが、無料枠が狭いです。
    box.comはクライアントが色々重すぎるので×。
    2017年07月31日 04:01
  • JJ

    おお、Sandboxie懐かしいですね。
    セキュリティのカスペルスキーと相性が悪くなって削除しましたが、
    以前はよく使っておりました。そんな使い方があったとは……

    外部クラウドは個人情報漏れが怖くて利用できないでいるのですが
    そうそう漏れる事もないでしょうし、設定に気をつければ便利そうですね。

    最近はバックアップ作業が面倒になってきて、サブHDDにゲーム集約フォルダ丸ごと同期、マイドキュメントなど例外フォルダだけ個別ルール追加の半自動化に切り替えました。どんどん肥大化中でHDDパンク寸前です(笑)
    2017年08月01日 02:39
  • vxn

    こんにちは。
    情報漏れについては、MEGAに関わらず、ネット接続するプログラム自体もSandbox化し、PCの「Games」フォルダとMEGA、アクセスするプログラム本体のパス以外をSand内設定でアクセス禁止にする事で防げると思います。たとえばSteamやOriginも実はSandboxieで動かしています。^^
    Sandbox化しているので都度SaveデータがSandbox配下に作られるので
    探す先がそこだけでいいというメリットとOS自体が汚れない事、ファイアウォールもSandboxだけ気にすればいいという、セキュリティが両立できてます。^^
    2017年08月02日 13:56
  • JJ

    ゲームクライアントごとサンドボックス上で動かす発想はありませんでした。
    仮想化と言えば、怪しいプログラムの検証位でしか使っていませんでしたが、
    なるほど、確かに便利そうですね。
    いずれ仮想化を再導入する際には参考にしたいと思います。
    2017年08月02日 23:25

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