STEAM新作無料ゲーム『Plasticity』環境問題をテーマに荒廃しつつある島を描く、短編・横スクロール アドベンチャー

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荒廃しつつある島を舞台に、環境問題を描く横スクロールADV『Plasticity』 
STEAMにて5月24日より無料配信されている作品、感想を兼ねてご紹介します。


 Plasticity -  steam game
Plasticity(STEAMゲーム)

無料  ほぼ好評  開発 Plasticity Games  日本語なし
WASD 矢印キー移動、Ctrlアクション、Spaceジャンプ。 XBOX ONEパッド非対応。


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荒廃しつつある未来世界を行く、横スクロール短編ADV。
2140年、アバロン島はプラスチック大量消費や投棄により荒廃。
自然は汚染され、街は浸水しつつあり、影響は人体にまで……
より良い人生を見つけるため、少女ノアは街から旅立つ。

道中には動かせるオブジェクトが各所にあり、
ちょっとした地形パズル的な仕掛けも用意されている。
難易度はイージーなので迷うことは恐らくないだろう。


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短めの英語メッセージによって物語背景が語られていく。
読まなかったとしてもどんな内容なのか分かりやすい構成。
20~30分ほどの短編で、道中の行動がエンディングに影響する。



 Plasticity 気になった点
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全体的に2.5Dらしい操作性。判定の悪い場面があるほか
「左方向へ歩けない場所が一部ある」バグらしき現象にも遭遇。
ジャンプで強引に左へ行けるため、クリアはできるが快適とは言い難い。

オプション画面にBUG REPORT機能あり。新バグを見つけた場合は
入力して送ると改善されるかもしれない。私も送信済み。



 Plasticity プレイ感想
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ゲームとしては習作感もあるものの
環境メッセージ性や雰囲気がGOOD。

PVに惹かれてプレイ、特にエンディング前後の雰囲気がとても良い。
本作は米国南カリフォルニア州の学生30人によるプロジェクトであり
使い捨てプラスチックがもたらす動物や環境への影響をテーマとした作品。

作中にも、ペットボトルのポイ捨てやゴミ箱へ入れるギミックがあったり
川や大地にゴミが溢れかえっていたり、動物にゴミがからまっていたり
切ない気持ちになる場面が描かれている。

ファンタジックではあるものの、前向きな優しさが伝わってきた。
本当は美しい世界なんだ。日頃の心がけの積み重ねが影響していく。
そんな事を改めて考えてしまう、小学校時代に遊びたい作品だった。



 JJ VOICE

ゴミとは違うのですが、次に使う機材、次にやる書類
といった感じで、デスク端に急ぎの予定を物理的に置いていて、
飲み物やらゴチャゴチャし始めると集中できなくなったりします。

そしてそれが全部片付いた時のスッキリ感がもう半端ない(笑)
モニター + キーボード + マウスだけというデスク理想郷。
掃除もゴミ捨ても、収納の片付けも、貯まると面倒ですが
すべて快適な環境維持の努力なんですよね。

これが町規模、島規模、地球規模になっていくと……
ああ貯まらないようにしなくてはと思った今夜この頃です。


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