
シリーズ最新作であり、マルチFPSとなったRainbow Six Siege PC。
前作のような連続ストーリーはないが、シングル対応モードも2種類ある。
今回はゲーム紹介を兼ねてシングルプレイが楽しめるか評価レビュー。
💥 | まず基本的なゲーム概要 |
オペレーター(操作キャラ)は各部隊に数人いて、それぞれ異なる武器や特殊ガジェットを使う。
スナイパーやスレッジハンマー、心拍センサーや電磁トラップほか多彩。 総勢24人以上。
戦績に応じてもらえるポイントで、好きなオペレーター&武器パーツをアンロックしていく。
モードは3種。5vs5のマルチ対戦、テロハント(マルチ・ソロ)、シチュエーション(シングル)
すべて「 突入 vs 防衛 」に特化したゲームデザイン。 リスポーンなどないため緊張感がある。
マルチとテロハントでは、アンロックしたオペレーターから選んで使える(武器も一部選べる)
数か月に一回ペースで大型アップデートが行われていて、
新たな特殊部隊から新オペレーター、新マップや新スキンほか色々追加される。
ちなみに、このゲームは女性隊員が美形揃いである (多くはマスクで隠れてるが…)
💥 | FPSとしては正統派だが要素多彩 |
基本動作は、近接攻撃、メイン武器、サブ武器、特殊ガジェット2種(グレネードも特殊扱い)
ダッシュ、スニーク、しゃがみ、ほふく、リーン、乗り越え、ラペリング、偵察ドローン。
プレイ感はベガス2を正統進化したものに感じたが、カバーアクションはない。
良要素1 「ラペリングで、多くの壁を自由に昇り降りできる」
裏取りや窓突入など不意打ちはもちろん、高層窓からの逃走などにも便利。
戦いの幅が広がる。 防衛側からすれば、どこから来るか分からないため緊張感がある。
良要素2 「多くの壁・天井・地面が破壊できる」
破壊できない壁もあるが、もろい壁はブリーチ爆弾で一撃、銃や近接でも少しずつ破壊可能。
もろい壁なら銃弾が貫通するため、敵の位置が分かれば壁越しでも攻撃できる。
大きく破壊して突入してもいいし、小さな穴を開けて監視用にしてもいい。
位置のかく乱や威嚇にもなり、戦いの幅が大きく広がる。
シチュエーションモードは全10+1ミッション (ラストのみマルチCOOP)
それぞれ別々の装備や攻略テーマがあるチュートリアル的ミッションだが、結構楽しめる。
通常クリアのほか、難しめの達成目標もある。敵の配置や構成が決まっているため、
何度もやれば大体パターン化できるが、最高難度「リアル」は敵が超反応で相当厳しい。
テロハントはマップ・モード自動選択のCOOPミッション
ソロだと1人vs大勢BOT。シチュエーションにないマップもありそれぞれ昼夜がある。
人質救出・爆弾解除・テロリスト掃討ほか複数モードから自動的に選ばれる。
アンロックしたオペレーターやカスタム武器を使えるので、色々な戦い方が楽しめる。
ただ、マップ・モードは自由に選べると良かったかな。
💡 | シングルプレイは、ステルスパズル感覚 |
各マップは結構広い。建物は入り組んでいて、沢山の侵入経路がある。
テロハントだと敵は10~30人弱とかなり多く、反応速度は結構速い。
回復がないため被ダメは命取り。死ぬとミッション失敗。最後まで緊張感がある。
スコープやセンサー、ドローンなどを使い、伏兵を索敵して巡回ルートを観察。
いかに死角や不意をついて1人ずつ仕留めるか、作戦検討の時間がとても楽しい。
スプリンターセルなどと同様のステルスパズルとしてじっくり楽しめる。
爆破で注意を引いて裏から突入したり、音で釣って窓からぶら下がり射撃したりアイデア次第。
ただし敵AIは多少ランダム性もあるが、行動はかなり単純
巡回ルートや持ち場で警戒、音を立てるとその方向へ警戒(一部は索敵に来る)
交戦すると近くの敵も寄ってくる。寄ってこない敵は潜伏場所を変えて警戒。
対人戦のような予想できない意外行動はない上、敵は特殊ガジェットのないテロリスト。
特殊と言えば、盾兵と、スーパーアーマーな自爆兵ボマーがいる位 (慣れても焦る)
配置は違うが、敵が変わらないため新鮮味は薄い。 似た攻略パターンになる。
💥 | シングルプレイの感想まとめ |
ゲーム自体は良作。このシステムでストーリーモードが欲しい位だ。
シングルでも最初の20時間位はとても楽しい。
オペレーターを変えて攻略、武器をカスタム、最高難易度で攻略など
できる事は多々あるが、全マップを何度もクリアするとさすがに飽きてくる。
やはりメインはマルチ。 試しに参加してみるのがいいかもしれない。
そこには全く別物の面白さが広がっているだろう。
☕ | JJ voice |
防衛側の敵BOTはあまり外に来ないので、のんびり索敵中のアッシュ姉さん。 け、決して遊んでるわけじゃないぞ! そう言えば最近、小説版レインボーシックス 隊員達の人間的な部分を垣間見ることができて、結構面白いですよ。 |
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