
CG映画2本『バイオハザード ダムネーション』と
前作『バイオハザード ディジェネレーション』を感想を兼ねてご紹介。
また、実写映画版バイオ・シリーズもAmazonにあり(Prime配信は終了)
✨ | Resident Evil: Damnation Review |
バイオハザード ダムネーション(2012年公開作品)
ほかの配信サイトも販売中。配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、100分
内戦状態にある東欧小国、B.O.W.投入の真相を探るべく単独潜入するレオン。
帰還命令を受けながらも、悲劇を阻止すべく命令に背いて任務を続行する。
果たしてこの国で何が起こっているのか?
帰還命令を受けながらも、悲劇を阻止すべく命令に背いて任務を続行する。
果たしてこの国で何が起こっているのか?
そんな独立したオリジナルストーリー。時系列では原作5と6の間にあたる。
原作4から登場した要素もあるため、4プレイ済みだとより楽しめるだろう。
ちなみに映画前作「ディジェネレーション」は未見でも全く問題ない。
原作4から登場した要素もあるため、4プレイ済みだとより楽しめるだろう。
ちなみに映画前作「ディジェネレーション」は未見でも全く問題ない。
ゾンビ映画というより、ゲーム感覚のアクション映画。
大掛かりな陰謀劇を描く。多くのシーンはレオン視点で進むため
二転三転する状況や、危機一髪のアクションにワクワクしながら
陰謀に翻弄されていく人物たちの人間ドラマに感情移入しやすい。
二転三転する状況や、危機一髪のアクションにワクワクしながら
陰謀に翻弄されていく人物たちの人間ドラマに感情移入しやすい。
ちなみにレオンは「6」同様シブメンver.だが、超さらさらヘアー。
超巨大クリーチャーこそ登場しないが、見せ場が多くて盛り上がる。
探索や戦闘シーンの「一人称視点演出」で一体感を与えてくれたり、
妙にモタモタして焦らせる演出がいつものバイオっぽくて笑えたり
また、原作ファンだとニヤリとしてしまう要素もあった。
妙にモタモタして焦らせる演出がいつものバイオっぽくて笑えたり
また、原作ファンだとニヤリとしてしまう要素もあった。
テンポの良い物語構成やアクション、あっという間の100分。
前作に比べて、グラフィックの大幅向上によりCG違和感も緩和。
演出や迫力UP、ドラマ展開は共感しやすくなり、ユーモアも増えた。
演出や迫力UP、ドラマ展開は共感しやすくなり、ユーモアも増えた。
一般市民がほぼ登場しないため、終末国家的なスケール感はあまり感じず
レオンの戦う動機づけも、映画での描写だけだと少々弱い場面があったり
どんどん登場する原作要素など、あくまでゲームファン向けではある。
どんどん登場する原作要素など、あくまでゲームファン向けではある。
ただゲーム感覚があってエンタメとしては非常に面白かった。
原作プレイヤーならばきっと楽しめるであろう印象を受けた。
✨ | Resident Evil: Degeneration Review |
バイオハザード ディジェネレーション(2008年公開作品)
ほかの配信サイトも販売中。配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、96分
空港でバイオハザード発生。警察特殊部隊のオリジナル・ヒロインと
専門エージェントとして派遣された若きレオンを中心に描く。
「2」同様にクレアも登場するが、戦闘での活躍は少ない。
専門エージェントとして派遣された若きレオンを中心に描く。
「2」同様にクレアも登場するが、戦闘での活躍は少ない。
ミサイル攻撃によるラクーンシティ消滅後、世界にB.O.W.の脅威が知られ
水面下で広がり始めた原作4~5の間辺りを描く、オリジナルストーリー。
水面下で広がり始めた原作4~5の間辺りを描く、オリジナルストーリー。
バイオのCGアニメーションでは、本作が初めての長編映画となっている。
こちらは少しゾンビ要素もあるが前半のみ。
後半はゲームと同じく、陰謀ドラマやボス戦が中心となる。
シリーズネタも重要情報として説明なく盛り込まれてくるため、
やはりゲーム版プレイヤー向けのファン映画という印象が強い。
後半はゲームと同じく、陰謀ドラマやボス戦が中心となる。
シリーズネタも重要情報として説明なく盛り込まれてくるため、
やはりゲーム版プレイヤー向けのファン映画という印象が強い。
一部中だるみも感じたが、後半ジェットコースター展開のアクションを楽しめた。
特にレオンが続編以上に超人すぎて笑った。中身ターミネーターか!?と思う位
表情をほぼ変えずに戦う、強靭な肉体の持ち主だ。QTEイベントのような
危機一髪シーンにも即反応して切り抜けたり、1人大活躍を見せてくれる。
グラフィックは比較的綺麗だが、CG感はちょっと強め。
キャラの表情やモーションなど、細部に前時代感がある。
敵のバリエーションがほぼ2種類とちょっと寂しい点や
クレアの見せ場が一部のみで物足りなさも多少感じた。
キャラの表情やモーションなど、細部に前時代感がある。
敵のバリエーションがほぼ2種類とちょっと寂しい点や
クレアの見せ場が一部のみで物足りなさも多少感じた。
また、クレアの声は原作同様に甲斐田さんだが、レオンは山野井仁さん。
ちなみに「ダムネーション」以降は森川智之さんのため違和感はない。
✨ | 感想の最後に + 実写版シリーズなど |
CG映画版は実写版に比べると、共通してゲームファン向けの印象だった。
原作設定やドラマ構成、アクションの魅せ方がバイオらしくて馴染みやすい。
ゲームの前後に起こっていたかもしれないサイドストーリー感覚で楽しめた。
原作設定やドラマ構成、アクションの魅せ方がバイオらしくて馴染みやすい。
ゲームの前後に起こっていたかもしれないサイドストーリー感覚で楽しめた。
もしも両作品のレオンにプレイヤーがいると仮定するならば、きっと2周目。
そのロケランどこから!? 武器の場所や敵の弱点、QTEなど経験済の安定感。
ただし失敗確定イベントには勝てない(笑) 前作はRTA並みの猛者に違いない。

なお、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の映画実写版シリーズも1~5は
Amazon Videoに登録されている。プライム配信は残念ながら終了。
ザ・ファイナル(実写・最終作)と ヴェンデッタ(CG・最新作)もあり
過去作など、懐かしみながら観返してみるのも良いかもしれない。
🍸 | JJ VOICE |
実はCG映画版バイオハザードがあることさえ プライム・ビデオ新着コーナーで目にして初めて知りました(笑) それぞれ楽しめましたが「ダムネーション」を最初に観たため 「ディジェネレーション」が色褪せて感じてしまった気もします。 さらに新作の「ヴェンデッタ」は2017年作品。 いつかPrimeに来そうな気もしますが199円~と手頃。 時間ができたら近いうちに観てみようかなと考えています。 |
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